小山田あみさんのレビュー一覧

刑事に甘やかしの邪恋 小説

高月紅葉  小山田あみ 

陥落しない意地っ張りが最高

ブックパス読み放題で出てきたこちら、今まで出会わなかったのが不思議なくらい果てしなく最高でした〜〜
妻帯者ノンケが男の快楽に負けちゃうの好きには堪らなくて悶絶しまくりでした。しかも意地っ張りで全っ然堕ちないから攻めも益々頑張って責める、だから最高…(語彙力)

田辺の実況甘々言葉責めや、あんまりハードなものを大輔に押し付けない(フェは口先だけ)でそれでも大いに感じてるとことか、スパダリ風味…

3

君と過ごす春夏秋冬 不浄の回廊 番外編集 小説

夜光花  小山田あみ 

四冊目⁉︎

まさか「不浄の回廊」の続編が読めるなんて思っていませんでした。
2巻が発売されたのが2010年なんですね。雑誌掲載作の「キミと見る永遠」「きみといつまても」を見逃していたので、続編があるのを知りませんでした。翡翠の「どこにいても、君と」しか読んだ事がありませんでした。

相変わらず西条の歩に対する扱いが酷いのに安心したし、でも歩に対する執着には愛を感じるし、明らかに気持ちは進化しているように…

10

愛は憎しみに背いて 小説

中原一也  小山田あみ 

青春の1ページが…

剣道を嗜む受けと攻め。受けは高校生で少年から大人になる途上で二人は惹かれ合います。
凛とした竹林や剣道場のシーンが印象的。

彼らは別れます。
受けの彰之の父親がセクハラ疑惑によって職場である蘇芳病院を解雇される事件が発生。病院は攻めの蘇芳の父親が医院長なのでした。
これをきっかけに蘇芳は一方的に彰之に別れを告げます。

若い二人の青春、だけどお話の中心はそこから10年後です。

0

好みじゃない恋人 小説

  小山田あみ 

最初の誤解が

香月がかわいい。最初に八木の誤解から可愛いタイプが好みだって聞いてしまったせいで、自分の思いを打ち明けられなかったという切ないラブストーリーでした。
両者とも、最初からゲイなので、まぁゲイ同士でも好みもあればすれ違いもあって、異性間でも仕上がる恋愛もの(要するにBである必然性が薄い)という感想です。

なまじセフレになっちゃったために、かえってそこから抜け出すことが出来ない状況にはまり込んで…

0

君と過ごす春夏秋冬 不浄の回廊 番外編集 小説

夜光花  小山田あみ 

番外編だけど

先生買い。ドラマCDのブックレット、フェア小冊子、「翡翠」に載ったもの、小説Charaに載ったお話、書き下ろし20P超。後発ファンで半分以上読めていなかったし、めちゃ可愛かったので萌2より萌にしました。私みたいな後発ファンの方はきっと嬉しいと思います!6が一番好き。

お話は以下8編
1.Sweet Home ドラマCDブックレット 4P
  同棲当初、引っ越した時のお話とタクちゃん(黒猫…

5

君と過ごす春夏秋冬 不浄の回廊 番外編集 小説

夜光花  小山田あみ 

ベタ惚れが過ぎる…!!((((∩´///`∩))))

2008年に出版された「不浄の回廊」
2010年に出版された「二人暮らしのユウウツ」
それから更に12年経って番外編集が出版されるとは…!

ハマった時にはだいぶ時間が経ってて
もう読めないと思ってたアレやコレやが1冊に…(感涙)
ヘビロテで読んでる大好きな作品なのでめちゃくちゃ嬉しいです。

内容は短めのSSから長めのお話まで楽しめました。
そしてなにより!!!
西条のベタ惚…

19

極道はスーツがお好き 小説

中原一也  小山田あみ 

極道というよりスパダリ?

極道とついてますが、ヤクザのどうこうって話はほぼありません。
側近として木崎が、弁護士として諏訪が出てきますがそれぞれの役割なので、後目がどうこうとか、組長がーとかはありません。

題材として薬ネタや拳銃は出てきますけど。
まぁ芦澤が素晴らしくイイ男で、スーツが似合う色香の漂う人なんで、受けの榎田君が身も心もやられちゃうという。わかりやすいストーリーです。
でも続き読みたくなる。
きっ…

1

アカサギ 詐欺師と甘い鉄枷 小説

沙野風結子  小山田あみ 

詐欺師とは言うけれど

男性を手玉に取る結婚?詐欺師。その被害者から依頼を受けた弁護士。しかもヤメ検。どちらも過去に色々あって出会います。

アカサギのマキちゃんは男をメロメロにして時計を貢がせる。コレが実は、、、と言うのがマキちゃんを単なる犯罪者にしてないところ。被害者が子供を捨てた父親ってとこがミソですね。弁護士である恩田もバツイチで息子を手放した父親だった。
恩田の場合はどう愛情を注いだら良いかわからなくなっ…

2

月を食べて恋をする 小説

沙野風結子  小山田あみ 

リメイク

カバーイラスト&タイトルが素敵です。

近親ものでこんなにモラル面を横目に意識させながら萌えに繋げるのって、もはや今どきのBLじゃ珍しいし、主人公の恵多がラブむきだしなのも作者様の作風にしては新鮮。

冒頭から片思いのキュンキュンが止まらないなんて、近年の作者様の作品にしては怪しい…と訝しみながら読み進めていったんですけど、ふと既視感を覚えてリメイク作品だったと知り妙に納得しました、、

2

君を殺した夜 小説

夜光花  小山田あみ 

すんごい執着攻めだった

同級生の再会ものが読みたくて、「同級生」「再会」にチェックしてヒットしたのがこちら。

不穏なタイトルからして、私が求める切ない再会ものではないとわかった上で読んでみましたが、うーん濃かったし、面白かった。
萌えは正直あまり無かったけど、一体どーなっちゃうのぉ???と先を知りたくグイグイ読ませてくれる作品で面白かったです。

それにしても凄まじい執着攻めだったなぁと、読後にちるちるを見た…

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