小山田あみさんのレビュー一覧

不浄の回廊 小説

夜光花  小山田あみ 

「好き」の代わりに伝える台詞

これは自信を持ってお勧めしたい1冊です。

ネタバレです。

読み始めは、純真無垢で天然チャンで、一人では何も出来なさそうな受けが受け入れられず(←駄洒落ではありません(^_^;))うなりながら読んでいたのですが、数々のエピソードを経るうちに、歩(受け)がしっかりした常識を持ち、料理上手で自活力のある、きちんとした子だということが分かってきます。

これが希一(攻め)の心の声で全てを言…

7

ヤクザな子猫は初恋中 小説

朝香りく  小山田あみ 

にゃんにゃのにゃ~、にゃんこって言うにゃぁ

これはニャンコの擬人化なのかと思うくらい受けになる極道一家の末っ子木芽ちゃんが
攻めになる渡瀬ににゃんこ語で話しかけるシーンが多いのです。
酔ってくだをを巻きながら呂律がにゃ~、そしてメソメソ泣きが入るから余計ににゃぁ~
そして素面になると強がりいっぱい、精一杯男らしくあろうとする意地っ張りさん。

組長や二人の兄はそれこそ極道顔なのに、自分は母親似で迫力も何もない。
それが子供の頃か…

3

ヤクザな子猫は初恋中 小説

朝香りく  小山田あみ 

にゃにゃにゃにゃ~

『優しい悪魔が同居人』の攻めとなった獣医・駿河に片思いしているヤクザの三男・木芽が主人公。

駿河に失恋した木芽がバーで酔いつぶれて、そこで声をかけてきた駿河に似た男・渡瀬と関係を持ってしまうが、駿河の動物病院で再会。
再び酔って寝てしまい、それから彼が気にかかり~という
主人公のツンデレ意地っ張りがとても魅力的な話し的には王道な展開。
だけど、引きつけられてしまうのはやはり木芽のキャラ…

8

ヤクザな子猫は初恋中 小説

朝香りく  小山田あみ 

オラオラニャンコと魔性のエロウサギが可愛い

「優しい悪魔が同居人」のスピンオフ。

巻末に前作カプの後日談、カバー下にもおまけが☆
表題受は酔うとニャン語に、前作受は魔性の誘い受に・・・
前作未読でも楽しめました♪
小山田さんのあとがき絵(にゃんこプレイ&うさうさプレイ)は卑怯な可愛さv

※「優しい~」未読の方は
本書で前作攻の職業がネタバレになってるのでご注意を☆


極道一家の末っ子で、線の細い容姿と父や兄の過保…

8

哀しくて、愛しい 小説

愁堂れな  小山田あみ 

ほんと、エロいんです。

帯に「ほんと、エロいよな」とあり惹かれました。
エロいです。

小山田あみ先生のイラストもハマってて良いです。
エロい雰囲気を醸し出しています。

愁堂れな先生の作品は数年前に読んだきりなので、あまり覚えてないんですが…乳首責め描写に萌えました!
いやもう、乳首責めに悶えてる男子が好きなんです。

タイトルも哀しくて、愛しい 読んでて心が切なく痛くなったりしましたが、タイトルのま…

4

極道はスーツを秘密に閉じ込める 小説

中原一也  小山田あみ 

木崎~っ!!

よかった、やっぱり生きててくれた。
前巻で少しの希望が見えてたので、これは絶対にと思ってはいたのですが
ハッキリとした形で出てきてくれてるのは嬉しい。

と、木崎の生還はおいといて
今回はやはり野口ですよね。
正直ここまでやるかなとイカレ過ぎてるキャラで、邪魔する者には容赦なし!!
おかげで今回は榎田にかなりの試練(危険)が。
もちろん最後には芦沢の助けがあるのですが、ただではすん…

2

真夏のクリスマス 小説

水原とほる  小山田あみ 

苦手

バットエンドが苦手な私。
つい、マフィアという甘い誘惑に負けて買ったら気分がブルーになりました。

バットエンドが大丈夫の方には良いかも。
水原先生の話はしっかりしてるので。

ハッピーエンド好きな私としては全然楽しめない作品でした。

6

探偵見習い、はじめました 小説

いおかいつき  小山田あみ 

クールな受けが好き

色々なレビューを見て、ラブが薄いみたいな評価があったので購入をためらっていたのですが、ストーリーもテンポがよく、キャラも個性的で、すごく面白かったです。
ラブが薄いというのは確かにそうかもですが、攻めの石堂から受けの祐介へは暑苦しいくらいの思いを感じました。
祐介が、誰とも付き合ったことがないと言ったとたん、すごく嬉しそうになったり、人付き合いをしない祐介が唯一、銀行内で親しく話せる存在の、副…

3

真夏のクリスマス 小説

水原とほる  小山田あみ 

ラストの解釈が難しい

途中まではとても惹きつけられたのですが
ラストがどうしても腑に落ちず、評価に迷う作品でした。


東洋と西洋の交差点にある寒い国で生まれたキヨとダイス。
僧院に併設された孤児院で兄弟同然に育った二人はやがて自然に愛し合うようになる。
しかし弟分のテオがマフィア相手にスリを働いたことと、
ダイスに執着するマフィアのボスの娘の策略により
キヨは連れ去られ、ボスの愛人として監禁生活を送…

11

真夏のクリスマス 小説

水原とほる  小山田あみ 

幼い時の誓いを胸に愛する者と永久に

孤児として育ち、その中で生涯、死が二人をわかつまで共にいる事を誓い合ったが
大切な方翼であるキヨをマフィアボスの愛人として奪われたダイス。
そこから5年もの間二人は理不尽な力で引き離され、切なく苦しい時を過ごす。
二人が共に約束を心の拠り所にしながら生き続ける。

そもそもがマフィアボスの一人娘に好かれてしまったダイスの不運が、キヨの運命も
ダイス自身も、そして、二人が弟として可愛がる…

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