小山田あみさんのレビュー一覧

僕に愛を語るな 小説

結城瑛朱  小山田あみ 

め、めんどくせえ…(でも嫌いじゃない)

37歳と32歳。
かつての恋人で現在は友人関係にある二人が、紆余曲折の末また恋人になるまでの話です。

とにかく何事においても噛み合わない二人。
ヨリを戻すかについても、その他のことについても意見が合致せず、ディベートか禅問答か?というくらい最初から最後までずーーっと語り通し。
それが2段組の構成で続くので、人によっては面倒臭い、理屈っぽい、ポエムのようで寒い(仮名遣いが独特です)などと…

6

真夜中クロニクル 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

病気に対する扱いが残念

この本を読んで沢尻エリカが出演していたTVドラマ「タイヨウのうた」を思い出した。あのヒロインも病名は違うけれど陽の当たる場所では生きられなかった。
夜に路上で歌を歌っていた。
プロローグを読んでどうかなと思った。病気の知識や理解のなかった大昔とは違って、今の教師は「光線過敏症」の児童を外に引っ張り出したりしないと思うし、その後のいじめもあんなにエスカレートしないと思う。
ニーナの気むずかしく…

2

心まで縛りたい 小説

砂床あい  小山田あみ 

緊縛・・・ちょっと素敵な世界かも。

オススメしてもらってずっと探していて、やーっと買えた本です。
砂床あいさんの本も、小山田あみさんの挿絵も、ついでに花丸blackも初。
エロでお腹いっぱいになるタイプの本かと思いきや全然で、
縛ることに重点がおかれているのでエッチもクドくなりすぎず、楽しく読めました。

緊縛は、映像で女性がされているのは見たことがあって、
痛そう・・・よく分からない世界・・・という印象だったのですがこ…

9

探偵見習い、はじめました 小説

いおかいつき  小山田あみ 

感情の起伏が無い受け様が変化するさま

よく言えば無駄を徹底排除し、何事も合理的に済ませようとする受け様、
言い換えれば人付き合いすら無意味で面倒だと思っているようなめんどくさがり。
そんな受け様は銀行マンで仕事が出来るエリート部類だけど、誰とも親しくすることなく
黙々と与えられた仕事をこなす機械的な雰囲気だけど、かなりの美形イケメン。
そんな受け様にある日見知らぬ相手から認知もされず会った事も無い父親が死んだと
聞かされるが…

1

特別診療 小説

あさひ木葉  小山田あみ 

罪悪感に苛まれ続ける闇医者

以前、あさひさんの『渇情』を読んで
すごくねっとりとした作品をお書きになる方だな!と慄きましたw

今作は小山田あみさんの挿絵だったので
飛びつきました!!
カラー口絵の美しさにうっとりして
さて、物語も特濃でしょう!と
ドキドキしながら読ませていただいたんですけれども…。

過去の恋人の死がどんな風だったのかとか
闇医者を続ける為に心の傷が癒えないまま
好きでもないヤクザの…

5

探偵見習い、はじめました 小説

いおかいつき  小山田あみ 

ヤマがない!?

軽くてサクサクサクと行ってしまいます。
銀行員の主人公が、貴方の父親が亡くなりましたと言って強引にその父に世話になったという刑事に父がやっていた探偵事務所に連れて行かれ、父親の人となりを知ってほしいと連れ回されているうちに、主人公が横領の疑いをかけられ、
その刑事と、探偵事務所の所員と主人公と一緒になって、誰が罪をなすりつけたか調べると同時に、主人公が自分の知らなかった父と母の事を知って、それ…

2

探偵見習い、はじめました 小説

いおかいつき  小山田あみ 

イラストも素敵

カラーイラストの2P目が素敵過ぎる!
キスのシーンなのですが、ドキドキしてしまいました。
イラストは小山田さんですが、
内容にマッチしていて、久しぶりにイラストも楽しみながら
読むことができました!!
そして、内容も面白かったっ!!

銀行員の祐介は、父親の訃報を知らされる。
祐介は子供のころから、父親には会ったことも無かったのですが、
母親を亡くした際、遺品整理をしていたところ…

5

はつ恋 小説

榎田尤利  小山田あみ 

いくつになってもピュアなはつ恋

弁護士という職業に若干あぐらをかいている久我山、31歳が高校時代の恩師、曽根の葬儀の帰りに事故にあい高校時代(17歳)に時間が戻され曽根と再会?当時を再び体験するというタイムスリップもの。
久我山が当時のことをあまり覚えていないことに違和感を感じましたが時をさかのぼったことでその理由が見えてきます。
31歳の心のまま17歳を再び体験するなかでたくさんのことに気づき久我山は曽根に恋をします。

3

檻の中で愛が降る ~命がけの恋~ 小説

あすま理彩  小山田あみ 

大好きなので何度も読み返してしまいます

攻め:元下男の中原
受け:貴族の梓

執着攻め×美人受けって所でしょうか。
下克上の陵辱ものですが、中原が梓に執着していて激しい愛情が見え隠れしています。
好き勝手犯したのに、梓が辛そうな顔をしたり熱倒れると動揺してしまう中原が不器用ですね。
かんざしを持った梓を見て自殺するんじゃないかと勘違いしてしまうシーンが萌えました。
お互いの事を想ってるのに素直に想いを伝えられない2人がもど…

3

奪取 ~嵌められた潜入者~ 小説

結城一美  小山田あみ 

blackだからね

花丸blackですからこのくらいのエロは当たり前、でも攻め様と受け様二人のシーンは
特に激しいと言う程ではなかったですね。
受け様と臓器形成部の部長との絡みの方がアブナイ感じでエロいかもしれない。
まぁ、この部長は間違いなくマッドサイエンスの鬼畜さんだと思いますね。
この方を主役にしたならば、かなりエロくて痛くてダークな作品になったのではと
思うのですが、救いどころが見つからないイメージ…

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