小山田あみさんのレビュー一覧

はつ恋 小説

榎田尤利  小山田あみ 

いくつになってもピュアなはつ恋

弁護士という職業に若干あぐらをかいている久我山、31歳が高校時代の恩師、曽根の葬儀の帰りに事故にあい高校時代(17歳)に時間が戻され曽根と再会?当時を再び体験するというタイムスリップもの。
久我山が当時のことをあまり覚えていないことに違和感を感じましたが時をさかのぼったことでその理由が見えてきます。
31歳の心のまま17歳を再び体験するなかでたくさんのことに気づき久我山は曽根に恋をします。

3

檻の中で愛が降る ~命がけの恋~ 小説

あすま理彩  小山田あみ 

大好きなので何度も読み返してしまいます

攻め:元下男の中原
受け:貴族の梓

執着攻め×美人受けって所でしょうか。
下克上の陵辱ものですが、中原が梓に執着していて激しい愛情が見え隠れしています。
好き勝手犯したのに、梓が辛そうな顔をしたり熱倒れると動揺してしまう中原が不器用ですね。
かんざしを持った梓を見て自殺するんじゃないかと勘違いしてしまうシーンが萌えました。
お互いの事を想ってるのに素直に想いを伝えられない2人がもど…

3

奪取 ~嵌められた潜入者~ 小説

結城一美  小山田あみ 

blackだからね

花丸blackですからこのくらいのエロは当たり前、でも攻め様と受け様二人のシーンは
特に激しいと言う程ではなかったですね。
受け様と臓器形成部の部長との絡みの方がアブナイ感じでエロいかもしれない。
まぁ、この部長は間違いなくマッドサイエンスの鬼畜さんだと思いますね。
この方を主役にしたならば、かなりエロくて痛くてダークな作品になったのではと
思うのですが、救いどころが見つからないイメージ…

7

奪取 ~嵌められた潜入者~ 小説

結城一美  小山田あみ 

クローン攻めとマッドサイエンティスト

最初書店でこの本を見たとき思わずラヴァーズかと思いました(汗)
表紙も題字も、裏書にあるあらすじも何となくラヴァーズ路線?そんなイメージがあるので花丸BLACKと最初気がつかなかったという、、
さて、いやぁ~!トンチキでした♪
トンチキにもいろんなトンチキがあるんですけど、これは褒めてるトンチキです。
最初のいわゆるきっかけとか、登場人物のアレコレとか、元の設定自体が空想を交えたものだから…

9

友人と寝てはいけない 小説

鳩村衣杏  小山田あみ 

たまらん



大人男前な2人を平和に楽しめます。

絵と相まってなおさら素敵です。何度表紙みても溜め息がでます。

私の中の萌え和み作品です。

この作品は割りと内容に波はなく心がかき乱されることはありません。

ただただ私の萌えツボをズクズクと刺激する作品です。

洋風王子様×和風美人

受けのハッキリ言う性格、体型気にしちゃうとこ、病院でほぐしちゃうとこ(何をかは作品で)、乙女っぽく感じるのに男前さが抜…

3

哀しくて、愛しい 小説

愁堂れな  小山田あみ 

愁堂作品で1番好き

作者のこれまでのイメージが覆った今までと全く違う作品でした。
そのイメージって“時間割通りの卒ない2時間推理ドラマ+BL”でして・・・。
辛口でごめんなさい。
既読作品の背景や登場人物の感情等の表現の平坦さもあって、進んで読まなくなっていたんですが。
でも、何でも大仰に書けば良いもんじゃない。
その平坦さがこの作品には深みになり味になっていました。

始まりは、家族を事故で亡くしたば…

12

午前一時の純真 小説

水原とほる  小山田あみ 

攻めが凄すぎて・・・

他の方も作者様も仰られてる通り、BLならぬヴァイオレンス・ラブ・・・だったと思う・・多分。
史也(受け)は、毎日平穏の変わり映えのない毎日を送る大学生。
今まで彼女も友人もたいしておらず、人と付き合うのが苦手・・・顔の似ている活発の姉とは、違う自分に少し劣等感を抱いている感じですが、仕方ないと言い聞かせて日々を送っている。

ある日、駅のエレベーターで怪我をした男を助ける。と言っても「救急…

15

僕に愛を語るな 小説

結城瑛朱  小山田あみ 

一度離れて

また巡り会う物語。

若い時の、奔流のような恋に怖じ気づいて、一度は離れてしまった二人が、
大人になり、いろいろ経験を積んで
ようやく、最初の恋を受け入れるお話。

って、このフレーズ、2~3日前にも書いたな。
今週は「若さ故の激情に怖じけづき、一度離れて、くっつく話」週間のようです。
ノベルスの2段組、分量はかなりな物ですが、加納サイドの話になってからは、ひたすら加納が西野を追い…

2

ふしだら者ですが 小説

中原一也  小山田あみ 

攻めの忍耐強さは、半端ない!!

前半のコミカルな話が面白過ぎてお話に入りやすかったです。後半も違和感なく、吸い込まれるように切ない展開を読むことが出来ました。

皆川(受け)の性格が色んな意味で最高でした。
幼稚園児から、どこが良かったのか・・デブ&ハゲ(良い味出てたよ!)、そして超格好良い美青年からお年寄りまで幅広~く引きつける魔性性、その場限りの関係と初めて会った人と関係を結んじゃう、ダメな大人・・・。(念のため、幼稚…

4

軍服は鷹の獲物 小説

ゆりの菜櫻  小山田あみ 

ちゃぶ台があれば

ちゃぶ台があれば、3回くらいはひっくり返したいくらいのイライラを覚えた作品でした。

まずは、主人公の晴彦を売ったクラスメイトのヨハンに、「妹が風疹にかかって医者に行くお金がないんだ」とーーーーー!
そんなことで人を売るなんてなんて奴だーーーーー地獄に堕ちろ~。とちゃぶ台返し。

次に、主人公の晴彦に、「こんな境遇に身を落としおめおめと生きているなんて恥知らずなことをしているのか、自害し…

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