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凪良ゆう 小山田あみ
__モコ__
ネタバレ
「ゲイに向かって子供がほしいなんて、女に生まれ変わって出直せって 言ってるのと同じなんだよ。死ねって言ったと同じことなんだよ」 鳴かず飛ばずの小説家・つぐみの友人となる人気漫画家・小嶺の台詞。 つぐみの元彼である伸仁にぶつけた言葉ですが、とても強烈に印象に残りました。 愛ある日々を過ごしてきた筈なのに、いとも簡単に崩れ落ちる。 これから先の話をしたって、絶対なんて有り得ない。 …
甲山恋子 小山田あみ
koyori
ダメダメな社長の為に新しく付けられた秘書が、社長を成長させ、最終的には公私ともにお世話するという王道です。 若社長のダメっぷりとか実は副社長が会社乗っ取りを考えてるとか定番です。 若社長が必死に頑張ってる姿とか、たまに優しくなり最後には独占欲が強くなる秘書とかには萌えました! でもその秘書のスーパーっぷりをあらわすため?なのか軍経験があるとか暴力団幹部と友人とか会社をいくつも経営とか詰め込み…
むぼち
普段は感動しても、実際にはなかなか、泣くところまで行けない私が、この本のSSには、もう少しで落涙するところでした。(惜しい!泣いてすっきりしたかった) 私はこのSSがあって良かったなあと思います。 そして、密かに舌を巻いたのが、エロ場面。 エロを押し出した作品ではなく、しっとり路線のこのお話だからこそ、「こんなところで興奮してよいんだろうか」との背徳感も良いスパイスになってくれて…
恋雫
読み終わった現在、猛烈な切なさに涙が止まらないままですが、 是非レビューをかかなければ!と思いつつ書かせていただきます。 一言で感想を表すことのできない作品に初めて出会いました。 凪良先生の作品に遅ればせながらハマり、なんとなくの気持ちで手にとった新刊ですが、こんなにも素敵な作品に巡り会えて本当に自分はついているなと思わずに居られません。 大げさなようかもしれませんが、それほどの気持ち…
ruku
本文はもちろんなのですが、 それ以上にSSが素晴らしいです。 読みながら涙がとまりませんでした。 穏やかで温かくて、優しい。 本当に心に響くお話でした。 朔太郎さんが長い長い人生をかけて つぐみとの一番大切な約束を守れたこと。 長い長い時間の中で様々なことは忘れていっても つぐみを愛している気持だけはずっと忘れないでいること。 もうこれだけで充分です。 「真…
サトミン
大好きな作家さんです。 「積木の恋」に心を鷲掴みされて、「恋愛前夜」でキュン死して・・・。 自分の中でどんどん凪良さんに対する期待値が上がりまくり、酷かな?と思うほどハイレベルな内容を要求してしまいます。 で、今回の「おやすみなさい、また明日。」おすすめです。 人を恋する気持ち、切なさ、もどかしさ、相手を大切に思うが故に諦めなくてはならない苦しさが、思いも寄らない表現で丁寧に鮮明に書き…
マンボウ
忘れるのは、生きて行く上の救いだと思います。嫌な事も辛い事も遠くへ行くのですから…。けど、これがあるからこそ生きて行ける、忘れたくない覚えていたい人、楽しい時、…それを全て折りとられる朔太郎。それに連れ添うつぐみ…。日々の暮らしを綴り、朔太郎の思い出を…そして、つぐみの日々の語り。それが作品になりつぐみ亡き後、優しく朔太郎を包んでくれているようで、あぁ…ずっと、涙と鼻水、ほろほろ垂れ流し状態です。…
れんり
とてもやさしい風景がイメージできる文で、さらに心情がせまってくるようでした。 いろいろな事と向き合い、受け入れ、また悩み。生きていく中で常にその繰り返しをしているのだと、ずっしりと考えさせられました。 互いを思いやるが故に離れるところでは、せつなすぎて号泣。 その後の話のSSは、いろいろ意見がわかれるところだと思いますが、誰しもが老いという流れの中で少なからず体験していくことなのだろうと…
橘盾
この作品の読後感は、読者の立場によって大分違うのではないかと思いました。 家族・恋人と将来を展望できる人、危うい人、できない人、 先に遺したい人、遺したくない人、遺せない人、 足掻いてる人、諦めている人、 経済力も対人スキルも低いゲイの告美(つぐみ・35才)はーできない人・遺せない人・諦めている人ーです。 だから、若くて好青年の朔太郎は、本当なら近付いてはいけない存在だと思ってい…
ハイ爺
いい話なんだが、と気が重いまま書きます。 まず、あらすじで記憶障害とネタバレしてるのが残念でした。 作者のせいではないが。 あと、記憶障害も手垢のついたネタだし、主人公が作家という設定も、 出てくる少女漫画家が男というのも。どこかで何回も読んだな…という感がした。 こと作家が作家を書くことは。 どこまでご自身を反映させてんのかな、と気になる。 作家であることの愚痴なんか読みた…