小山田あみさんのレビュー一覧

極道はスーツと煉獄を奔る 小説

中原一也  小山田あみ 

また新たな扉が・・・

小山田さんイラストが最近神かかってきた今回のこの表紙イラスト!
オオー!榎田男らしいけど芦澤もまたいい男の横顔を見せて舞台はイタリア?
何だかオラわくわくすっぞ♪

さて、木崎と諏訪の問題が芦澤の足元を揺るがそうとも
彼を慕う頼もしい舎弟達とそして強い意志を持った芦澤を信じて、また男らしい態度を見せる榎田が光ったこの巻。
男らしいといっても、強いとか目に見えた力という意味ではなく
数…

12

アカサギ 詐欺師と甘い鉄枷 小説

沙野風結子  小山田あみ 

騙せないのは彼か、自分か。

小山田あみさんのセクシーなイラストで男相手の結婚詐欺師、
是非拝んでみたくて読ませていただきました。
通称“アカサギ”と言うんですねぇ。

元検事で弁護士の恩田は、冒頭から結構な鉄仮面っぷりで
いくら男を騙すのがお手のものの槇でも無理じゃないか!?って
思わず心配してしまいましたよ!w
冷血で「色恋の案件なんぞ反吐が出る」とまで言い放ち、
それでも仕事の為に槇に接近します。
なん…

14

おやすみなさい、また明日 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

こんなに泣けたのは久しぶり

こんなにもキレイな愛の形があるのかと、感動でとても熱くなりました。
いろんな話を読んでいるのでそうそう涙は出ないのですがそんな私が号泣、嗚咽でたいへんでした。
二人のその後であるスイート・リトル・ライフでは50年ぐらい経っているのかな?年をとっても二人の愛の形は変わらないとか、つぐみの書いた小説でつながっているとかもうここまで描いてくれてありがとうと言いたい!
凪良ゆうさん、素晴らしい作家さ…

5

蒼炎 secret order 小説

橘かおる  小山田あみ 

なんか、足りない

主人公の尚人がテロに巻き込まれて、もう少し遅かったら死んでたかもしれないんだけど。

尚人の証言でテロの一味が捕まったり、えっ!そんなに簡単で良いのか……と思ってしまった。
そのせいで、日本帰国後もテロ残党に狙われたりとか、ボディガードに守られたりとかして、PTSDを発症しながらも克服してボディガードになることにした尚人。

んで、テロのとき助けてくれた王子さまと再開。でも、尚人は爆風で…

2

ひとりじめ 小説

椎崎夕  小山田あみ 

ほのぐらい

すれ違い萌えなんですが、なんか拍子抜けしてしまいました。

攻めは結構クズ寄りですし、
受けは共感できない部分が多かったです。

一回離れてから再開するシーンは良かったんですが
途中に飽きてしまった部分があったのもあり、
あまり感動することもなく想いを確かめあう場面が来てしまったという印象です。
仲介が入ってようやく誤解が解ける、という王道は好きなんですが
いかんせん攻めの行いが…

1

愛玩人形 小説

剛しいら  小山田あみ 

背徳的

世間の事なんてほとんど知らない。性の事にも疎い。
そんな、琴耶を一人占めしたいジェラールは日本が大好きで歴史とか、春画とか衆道マニアで張り形とか持ってるんです。

琴耶 「ずっと変わらないと約束出来るか?」
ジェラール 「~あなたはまず逃げることをやめるべきだ」「ちょっとだけ待っていてくれ」

の件から指輪でも持ってきてプロポーズ?と思ったんですが、登場したのは張り形でえっ?そっち?っ…

1

主治医の采配 小説

水無月さらら  小山田あみ 

不幸のどん底に落ちたエリート弁護士の再生物語

イラストの美しさに手にした1冊です。
カバー絵が白衣のドクターと裸体に足かせの美青年。
肌色いっぱいでちょっとドキドキしました。
どんな鬼畜なお医者様かと思いきや…。

プライドが高いエリート弁護士の青年がその美貌に目をつけられ、新婚旅行中に拉致されオークションで砂漠の王に買い取られる。
政変の混乱に乗じて逃げ出すまでの3年間性奴隷として弄ばれた青年の再生物語。

美形で傲慢な砂漠…

5

アカサギ 詐欺師と甘い鉄枷 小説

沙野風結子  小山田あみ 

絶妙な色っぽさと切なさが混じり合ったストーリー

受けのマキちゃんは、男性を相手とした結婚詐欺師。男性相手というところが新しいなと感じました。男性を相手にしているのは過去のトラウマによるものでした。その理由を知ると、マキちゃんのしていることは詐欺って言うのかな?なんて思ってしまいます。

マキちゃんが詐欺のターゲットから奪うものは腕時計ただ1つ。
自分からこんな時計がほしいとは求めず、相手が大切に思う人にあげたいと思うものがほしいと言うだけ…

16

わるい男 小説

榊花月  小山田あみ 

事なかれ主義? 天然??

 最近は、読むBL読むBLが、かなり当たりが多くて幸せです。

 今回のお話は、一章目が荻野水紀視点。
 二章目が、その相手である冬堂視点でした。
 三章目は本当におまけのおまけの感じで、荻野視点でした。

 最初は、とあるお菓子メーカーの開発部に勤める荻野が、とあるお菓子の復刻版のおまけの製作をすることになり、そのプロジェクトのメンバーでもあった広報部の冬堂が、とことん荻野の出したア…

1

真夜中クロニクル 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

月が綺麗ですね・・・

なんとも、お洒落な言葉です。

最初出会った時、攻めはまだ小学5年生。
ちょっと子供過ぎやしませんか?と思いました。
確かに大人になれば、歳の差も気にならないでしょうが
18歳と11歳は、ちょっとした犯罪です。
しかし、時間の流れがそういうことを忘れさせ
大人になった2人の、心の葛藤をとても丁寧に書かれていて
難しい病気で辛い思いをしてきたニーナが
人間らしい感情や愛情を持つまで…

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