小山田あみさんのレビュー一覧

好き嫌いはイケません。 小説

鳩村衣杏  小山田あみ 

挿絵が優秀すぎて!

表紙イラストで、
フォークに刺したミニトマトを凝視する攻め。
口絵カラーで、
キスしながら受けの尻を鷲掴みする攻め……

どちらも作中で攻めの嗜好が明らかになるにつれ「成程~~!」と納得できる仕掛け。
小山田あみさんの、作品を丁寧に読み込んでいらっしゃるであろう芸の細かさには、いつもながら唸らされますv

受けはシェフで、イタリア帰りなのに仕事がなく
出版社の社員食堂に就職。

10

花嫁調教 小説

秀香穂里  小山田あみ 

エロかった…☆

秀さんに小山田さんの挿絵ならさぞかしエロいだろうと思ってましたが、ホントにエロかった…!ストーリーの半分くらいは服を着てないんじゃないかと思うくらい濡れ場が多かったです。さて、内容をざっくりと。スミマセン、ネタバレしてます。



旧知の知人である川端に乞われる形で一千万円の借金の連帯保証人になった麻川。ところが川端が返済せずに逃げてしまったことで、その負債を背負うことに。川端がお金を借り…

14

好き嫌いはイケません。 小説

鳩村衣杏  小山田あみ 

期待しすぎたのかな・・・・

鳩村先生、大好きな作家さんの一人です。
勿論作品数も多いので、読む事が出来ているのはまだほんの少しなのですが、それがどれもとても萌えツボを刺激するし、お話自体も展開がとても大好きでわくわくしながら一気に読んでしまう作品ばかりでした。

今回、社員食堂で働くことになったシェフと、出版社の編集者・・・と専門的な職業が垣間見れるというのもあり(お仕事がしっかり描かれているのも鳩村先生の作品の大好き…

7

不浄の回廊 小説

夜光花  小山田あみ 

アホだけどキャピってない受け

夜光花さんのドロドロな作風からは意外な、明るくちょっとコミカルな甘ーいお話しでした。
基本的な文章の力はそのままで、むしろこういう作風の方がすっと読めるなあと思いながら最後まで一気読みでした。

しかしやっぱり”霊”が色々出てくるのは夜光さん。受けの子は父譲りの霊視能力があり、基本的には超世間知らずのうぶな明るい子ですが、少し落ち込むと取り憑かれて大変なことにもなってしまうという設定。ちっち…

2

おやすみなさい、また明日 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

限りなく美しくて優しい物語

昨日、寝る前に読了しました。
後半あたりから込み上げてくる気持ちを抑えられず、SSで完全に涙腺が崩壊しました。
読了後も余韻を引きずってなかなか眠れず、今日は仕事をしながらも気が付けばこの美しいお話を頭の中で反芻していました。
そして、レビューを書くためにSSを読み直していて、またひとしきり泣いてたところです。
小説を読んでここまで余韻を引きずったのは初めてです。
それだけ美しくて優しく…

6

ブラックジャックの罠 小説

中原一也  小山田あみ 

大人の男

丸ごと一冊がひとつのストーリー入り。

いいですね、2人の大人の男が駆け引きをする様子。
「ときめき」では無い方のドキドキがありますw

鵜飼さんは、上からの権力にも屈しない強い心の持ち主。
だからこそ、西沖は惹かれたんだろうな、と思います。
西沖もとっても重いモノを心に抱え、決意を秘めている。
だからこそ、鵜飼さんも西沖が気になったんでしょうね。

お互いがお互いにピンとくる…

2

調教は媚酒の香り 小説

砂床あい  小山田あみ 

久々に良かった

SM物で、正直期待してなかったけど。読んだら、途中で泣いてました(笑)
主人公が健気というか。痛々しいというか。

途中から、調教関係なくなってしまったので物足りなさは有りましたが、ハッピーエンドなら良し。という事で。

8

棘の檻 小説

本庄咲貴  小山田あみ 

中途半端

 篠田白斗は、警察官である兄の利一に急に呼び出され、意気揚々と指定された住所に向かっていた。
 実は白斗は、兄の利一に恋心を持っていて、そんな利一に久々に「会おう」と言ってもらえたことが嬉しくてたまらないのだった。
 ところが、出向いた先で待っていたのは残酷な現実で。
 いきなり利一に押し倒され、白斗が自分の想いが成就したのだと思ったのも束の間、そこにはもう一人の男がいて、利一に押さえつけら…

2

堕楽の島 ~狂犬と野獣~ 小説

沙野風結子  小山田あみ 

ラブラブモード突入

並外れたはねっかえりのワガママ犬が飼い主にそっぽ向かれたとたん、焦りまくってあれやこれや頑張ってるのを、カッコつけてハードにしてみましたよ、のお話。

私的にはカルトや洗脳に対抗する一番のカギはどうしても手放せない絆だった、という部分が一番響きました。
生きてると心が脆くなるようなつらいことと出会うことはあるけど、それを乗り越える力になるのは愛する人の存在。言葉にしてしまうと陳腐だけれども、…

2

飼育の小部屋~監禁チェリスト~ 小説

華藤えれな  小山田あみ 

親の身勝手に翻弄された男たち

小山田あみさんのカバー絵がエロいです。
裸でチェロを抱きしめ、脚で挟み込む部分がちょうど帯で隠されているのですが外してみると、もう、えっちいです。。。
そんな、チェリストの後ろに座るいかにも俺様で酷薄そうな男が、受けを監禁してどんな酷いことしてしまう調教モノかと恐る恐る読みました。
帯の文章が『俺が一から飼育してやろうーー家畜の家畜のように』ですから。

名門音楽家一家に生まれた三人がい…

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