小山田あみさんのレビュー一覧

真夜中クロニクル 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

構成とキャラが素晴らしい、つまり全部素晴らしい

文句なしの神でした。

ニーナと陽光の2人の描写が、小学校時代から語られているのが良かったです。ニーナは初めはそこまで口も悪く無い素直な子だったけれど、学校でのことがトラウマになり、捻くれてしまう、と、ただ口の悪い受けというわけではなく、きちんとした過程が描かれているからこそ、愛着もひとしおでした。
そして攻めの陽光がとにかく素敵な彼氏ぶり。幼いころからの真っ直ぐさは変わらないまま、不遇な境…

3

「調教は淫酒に濡れて」コミコミスタジオ特典SSペーパー グッズ

相変わらずの二人

一部指定の書店さんで購入するといただけるSSペーパーです。大きさはA5サイズ、黄色い紙に両面印刷されています。

さて内容をざっくりと。スミマセン、ネタバレしてます。





「クリスマスに、ひとつ願いを叶えてやる」とマスターに言われた潤音。その問いに対して潤音が出した答えは「映画館で主と映画を見ること」というたわいもない内容で。
そんなことでいいのかと宗司に言われるも、クリス…

6

調教は淫酒に濡れて 小説

砂床あい  小山田あみ 

生きてる意味を考える

SMを扱った作品は大好きですが、この1作目を読んだときは、単にハードなプレイが好き、というくらいでSMとは何かという知識をほとんど持ってませんでした。
攻めが受けに痛々しいプレイを強いる…くらいに思ってたんですが、このシリーズを読んで、SはMのために存在する、MがSを選ぶ権利がある、、本当に嫌な時はプレイを止める合言葉がある、などいろいろ知ってSMの奥深さに感動しました。
その続編ということで…

12

調教は淫酒に濡れて 小説

砂床あい  小山田あみ 

お互いを想う二人に萌え

『調教は媚酒の香り』の続編。前作を読んでいなくても何とか理解はできると思いますが、出てくるキャラたちの関係性は前作を読んでいたほうが理解できると思うので、未読の方は前作から読むことをお勧めします。

さて内容はすでに書いてくださっているので感想を。

紆余曲折を経て恋人同士になった前作。すでに甘々な二人なので今作はどんなストーリー展開になってるのかな、と期待しながら読みました。

ワイ…

16

調教は淫酒に濡れて 小説

砂床あい  小山田あみ 

愛あるSMシリーズ第2弾

SMBL「調教は媚酒の香り」の続編。
相変わらず、互いへの愛情を前提とした過激なSMプレイの数々にゾクゾクさせられます。
SMサロン創始者Q(クイーン)の番外編も必見。

あらすじ:前巻で宗司(攻め)に身請けされた潤音(受け)。
ある日、宗司の友人でSMサロン創始者のQ(クイーン)が、宗司のワイン事業を助ける代わりに潤音を差し出すよう言ってきて…

物語冒頭は、いきなり目隠し+指示棒…

18

軍服は鷹の獲物 小説

ゆりの菜櫻  小山田あみ 

調教調教調教

あぁ~「砂漠の王子さまの話には8割の確率でオークションがあって9割がた受けが出品される」(Byハチさん調べ 2005年@暴れん坊本屋さん)
ってこういうののことよね~~~としみじみ(笑)
つまり様式美ってやつですね!
こちらはシリーズ第一弾。
CDを先に聞いてから原作を読んだのですが、
いやはや、原作も調教からの惚れる愛です。
ええ。様式美!

ここでの注意点は日本は明治時代です。…

2

調教は媚酒の香り 小説

砂床あい  小山田あみ 

徐々に通じていく二人の想いに萌え

初読みの作家さまですが、小山田さんの美しい表紙に釣られて購入してみました。内容はすでに書いてくださっているので感想を。

「痛いことをする(される)」というのが苦手なのでSMものってあまり好きではないのですが、これはすごく良かった。

物心がついた時から施設で生活していた孤児の潤音(受け)。自分を守り庇護してくれるべき保護者に恵まれることなく、生きるために体を売り、まさにどん底の生活をして…

8

幽霊狩り~ヘル オア ハイウォーター1~ 小説

S.E.ジェイクス  小山田あみ 

面白かった…

面白かった!もうその一言に尽きます。

個人的に海外の作家さんがあんまり好きじゃないんですよね。まず登場人物の名前が覚えられない。「えっと、これって誰だっけ?」みたいになっちゃうんですよ…。ミステリーの女王(クリ○ティ)の書く小説でもそうなるおバカな私…orz。なので読もうかどうしようか悩んだんです。

がしかし、小山田さんの麗しすぎる表紙に釣られて買ってしまった。

内容はすでに書い…

26

欲しがる唇 小説

浅見茉莉  小山田あみ 

怖いくらい大人な年下

あまあまで、半ば陵辱から好きになってしまうと言うテンプレなストーリー。しかし、一途な年下攻めが、Hも含め余裕な大人で受けを翻弄するというのがちょっとスパイスが効いてた。

こんな19歳いないでしょ、というくらいの大人な攻め。精神的にも受けを包む存在だし、しかも床上手(どこで鍛えたを?)好きになった上司の息子、という設定。そういう意味ではちょっと現実離れしすぎて醒めてしまう面も。

受けは女…

0

闇を抱いて眠れ 小説

秀香穂里  小山田あみ 

挿絵買い

睡眠障害を持つ受と、割と前向きな攻のお話。
前半は少しサスペンス風味に出来ておりまして、記憶を失った受が『自分は人を殺した』とちょっとノイローゼっぽくなってます。
紆余曲折あって、攻と恋人同士になったものの、そこで終わればいいものを後半に突入と同時に鬱展開フルパワー。
お、重っ……!!

いやぁ……なんといいますか、BL読んでる気にはなれなかったです。
ベースはしっかりしているのでぐい…

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