小山田あみさんのレビュー一覧

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とってもライトな番外編集

12作の番外編と、各作品の絵師さんによる1ページ漫画を収録した全サ小冊子。

番外編のほとんどは、5〜7ページと短め(和泉桂さんが9ページ、綺月陣さんが11ページとやや長め)。
全体的にエロ薄で、他愛ない日常を描いた作品が多い印象でした。

■宮緒葵『華は褥に咲き狂う』番外編
戯れに、いつもとは逆の服装をしてみる純皓と光彬。
男装(?)した純皓は凛々しく男前で、
「優しくする……始…

3

背徳の淫罪 小説

藤森ちひろ  小山田あみ 

3Pじゃなくてもいいかも

ランキング上位だったので、購入。
この作家さん、初読みです。
『背徳の淫罪』、その後を描いた『背徳の淫愛』が収録されています。
感想は、エロかった…とにかく、エロの一言です。

恋愛感情のある先輩の妹と婚約、そして、罰として肉体関係へ……という内容に既視感。

なんだっけ?と考えて思い出しました。

『やがて恋を知る』です。
こちらも、3Pもの。
義父では、ありませんが。

2

美しき標的 小説

愁堂れな  小山田あみ 

受けの言動だけが残念

某国の大臣・レベルトの警護を任された、美貌の凄腕SP・卿(受け)。
捜査一課の刑事・小野島(攻め)は、「大臣は犯罪者だ」としきりに卿に警告する。
やがて、高級クラブの男娼暴行事件に大臣関与の可能性が浮上し……

愁堂さんお得意の2時間サスペンス系の物語で、テンポよくサクサク読めます。
単純な勧善懲悪では割り切れないラストの展開も、外交問題の絡む設定が生かされていて良かったです。

た…

7

美しき標的 小説

愁堂れな  小山田あみ 

受けのお父様が素敵

愁堂さんの201冊目の作品。全編受け視点です。
攻めは男前、無頼漢の捜一刑事。
受けは美人、頑固のSP。
イラストは、小山田さんの美麗でしっかりした画力にうっとりです。
受けのお父さんがちょっとだけ出演しました。お父さん、大人の事情を掌握している様が素敵で、石○浩二さんに脳内変換しましたwお父さんの絵もかっこいいです。

【ラブ編】
人を見たら疑うのが仕事の攻め。
常に身の危険を警…

4

デンパ男とオトメ野郎 小説

井上ハルヲ(オハル)  小山田あみ 

BLらしい展開

なかなか面白い作品でした。
警察庁に勤める二人で、好みのサスペンスか?と思いきやお仕事の描写はほとんどなく、ちょっと不思議なキャラの攻めがコミカルに描かれる作品でした。

襲い受けの柏木がよかったです。淫乱ながら、本気では恋愛しないことにしている受けが、どんどんデンパ系攻めにはまっていくあたり。

一方、公安の蛇、西村は、柏木の前では超常識外れの一途攻めになってしまう。この辺り、ちょっと…

6

デンパ男とオトメ野郎 小説

井上ハルヲ(オハル)  小山田あみ 

これって、デンパ?オトメ?

電子書店でフェアで安かったので購入。
『デンパ男とオトメ野郎』、『刑事Aを探せ!』、『日常』、『特典SS』が収録されていました。
この『特典SS』は、紙書籍購入特典の書き下ろしペーパーと同じ内容らしいです。

刑事もの、しかも公安!そして、デンパとオトメなんて!!とあらすじでワクワク♪
期待値が高すぎたせいでしょうか……。
ガッカリしました。
だって、全然オトメじゃないんだもん。

3

欠けた景色 In Plain Sight 小説

ジョシュ・ラニヨン  小山田あみ 

大人の緊迫感

答えて姐さんで書いてくださった情報で知りました。
翻訳ものM/M初心者です。
成熟した男たちを、緊張しながら眺めている気分で読みました。
儚さから始まる冒頭から目が離せませんでした。侘び寂びの儚さとは異なり、鮮烈な痕跡をもつ儚さだと思ってます。
二人とも、ごく普通のただの男という点が切なさを喰らわせられました。
グレンが生真面目で静謐な男だというエピソードはところどころ出ていますが、結末…

13

不浄の回廊 小説

夜光花  小山田あみ 

不遇を不遇と思わない前向きさがいい

霊能者の家計に生まれた歩と、何か良くないものに取り付かれている西条。
分類するならホラー?という感じなのですが、怖いお話でなく、明るくコメディなノリも味わえます。

歩が気の抜けた性格をしていてシリアスなのにどこかシリアスになりきれなくてよかったです。頑なに霊を信じないし、お祓いを嫌がる西条も冷たいかと思えば本当はすごく優しい。魅力的なキャラだと思いました。

歩は一般的な家庭で育ってお…

1

おやすみなさい、また明日 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

先が読めない

人間関係や日常に疲れたり、孤独感に苛まれたときは癒しを求めて
BL作品を読み漁ります。
今回は綺麗な表紙に誘われて凪良ゆうさんの「こんにちは、また明日」を
手に取りました。凪良さんは一切の雑念なしに入り込める
シリアスな作風の方だと他作品を読んで知っていたので
萌え要素は意識し過ぎず慎重に読み進めていきました。

九年間付き合っていた彼氏と別れ、途方に暮れていた小説家のつぐみを
祖…

9

極道とスーツと、罪深き永遠の愛 小説

中原一也  小山田あみ 

二人の愛は永遠でした

終わってしまいました(涙)
いつか終わりが来るとは思っていましたが
読了後はしばし茫然でした。


相も変わらず二人はエロいです。
芦澤さんのやりたい放題です。
ついにリムジンもご購入です、それもベッド付き天井鏡付きです♡
そういえば隠しカメラも付いてましたね。

で、今回は組長の血筋であるベリッシモが日本進出の足場掛かり
にすべく組の乗っ取りと殺されたドミニクの復讐?をする…

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