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凪良ゆう 小山田あみ
ちびうさ27
ネタバレ
読後、えも言われぬ幸せと哀しさが相まった感情に埋め尽くされていました。 この気持ちを言葉で表現するのはとても難しい作品です。 最後のSSは、作者のあとがきでも言われていますが、好みは二分するでしょうね。 でも、私はとても幸せを感じました。 つぐみも朔太郎も、お互いに約束を果たし、永く共に生きていた証を見せてもらえた事がとても嬉しかったです。 みぞおちにズーンと重石を載せられるような、本当…
沙野風結子 小山田あみ
Hinana
そうきたか!と唸らされる一捻りあるストーリーでした。 とにかく一番萌えたのは、幼少期の2人で、盗賊団の息子なのに受けを甘やかしてあげる攻めに非常に萌えました。。 受けのあかぎれの手を蜂蜜のオイルで優しく塗り込めてあげるなんて。。 可愛すぎました!! 大人になってからは、いわゆる誤解が重なったすれ違いものでしたが、いきなり受けを疑うのではなく、もーちょい信じてあげても良かったのになーと。 …
Krovopizza
英国ビクトリア朝末期を背景とした物語。 英国の作曲家ヘンリー・チャールズ・ラン(1817-1894)が「昨年亡くなった」という記述があるので、1895年の話と思われます。 主人公は准男爵の息子・レン(受け)。 彼は12年前、14歳のころ盗賊団に誘拐されたことがあり、そのとき優しくしてくれた棟梁の息子・カイル(攻め)に淡い恋心を抱いていました。 12年後、父のあとを継いで貿易商となったレ…
いおかいつき 小山田あみ
マキヲ
主人公の祐介が、顔も知らない父親の訃報を機に彼が営んでいた探偵事務所の面々と関わっていくお話。いおかいつきさんの作品は色々読んでいますが、中でも好きな作品の一つです。口絵(2枚目)がとてもとても素敵で、ため息が出ました。ほう…小山田あみさんのイラスト大好きです。 良いな~というところは色々あるのですが、登場人物がそこそこ多いのに適材適所に登場して全員にちゃんと役割があったのが一番良かったです…
夜光花 小山田あみ
表記はされていませんが「楽園彼岸~溺れる劣情~」「楽園彼岸~蝶の褥~」で上下巻という構成になっている作品の上巻で、夜光花さんの面目躍如とも言うべきサスペンス作品です。うむ…怖かったです。 敢えて下巻は読まずにレビュー。どうなっちゃうの?どうなっちゃうの??とハラハラドキドキしながら読みました。ちなみに「エロ度」は「エロエロ」ではなく「標準的」だと思います。そういうシーンは確かにエロエロですが…
英田サキ 小山田あみ
ややこ
登場人物はほぼメイン2人、そこにおまけ設定程度に攻めの彼女と受けの元彼がいます。その両名とも、完全な当て馬。 結果、攻めと受け共々、自意識過剰な中学生レベルの恋愛観でしか行動していないように思いました。 こんな人たちに振り回される周りは大変だわ。 ノーマルだった攻めが受けの先生を好きになった経緯がゆるすぎてよくわからず、先生がこの攻め君を好きだったんだか好きになったんだかのアレも、なんだか曖…
犬飼のの 小山田あみ
P(ぴー)
作家買いの先生の1人なので料理教室が舞台であることから 同作家さんの「料理男子の愛情レシピ」と レーベルが一緒だしスピンオフか何かかなぁ~♪レベルの認識で (※ちなみにスピンオフではなかったので、ご安心を) ポチっていたのですが、到着をした本を手にとってビックリ!!! あらすじに踊る15歳攻め、そしてまさかの自傷という文字\(^o^)/ え?え?攻めが15歳ってのにも驚愕だけど…
この作者さん数冊読んで、一番心に染み渡った作品です。 そんなわけでこの作者さんの作品を好まれる方には、うーん、結末的には向かないのかもしれないなあとは思いました。 わたしは、情緒やその他の極端な比喩的な表現をあまり好かないのですが、この作者さんの表現は、一言も逃してはいけないなあと感じました。主人公の心情を一番的確に表現している言葉なのだろうし、対象者の心情に全く共感できない時にも、その表現で…
あーちゃん2016
活字中毒で通勤時にBL乱読してます。 凪良先生は何冊か読んでましたが、 挿絵の先生があまり得意な方ではなかったので、後回しにしてました。 小山田先生ごめんなさい。 すごく速読なんですが、この本はかなり味わって読まざるを得なかったです。たたーって読めない。言葉がもったいなくて、一字一句をきちんと追いかける。 優しい言葉が山のようにあって、でもほんとの自分(私)にはもたらされない言葉ばか…
桓武天皇
読み終わって、こんなにしみじみとした気分になるのは久しぶりです。最後のSSで泣きすぎてしんどいです。 この話は、BL的萌えというよりか、愛することについて深く感動させられる類のものでした。 記憶障害に関するお話は、BLに限らず涙を誘うものが多いですね。このお話では、おじいさんになっても全く全ての記憶が無くなっているわけではなかったので救いがありました。何せ、愛するつぐみのことは一時も忘れなかった…