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16/58(合計:575件)
野原滋 緒田涼歌
ぴれーね
ネタバレ
巧みな構成に、一筋縄では行かない一癖ある捻りのあるストーリー。そして深い心理描写と言うのが、野原先生の魅力だと思います。 しかし、今回は超王道の学園青春ファンタジー。 人語を話すオコジョ・シロと、そんなシロと出会い式神使い養成学園に編入する事になった主人公・陽樹。 その学園では実力差によるスクールカーストがはびこっており、シロと陽樹は冷たい待遇を受けます。しかし、持ち前の前向きさと朗らか…
牧原朱里 緒田涼歌
やみの
文庫版は未読です。 内容は、正統派バトルモノのファンタジーかな?と。 そこにBL要素が盛り込まれているんですが、最初にご注意を一つ。 以下ネタばれ このシリーズは「椎名連×祐希苳也」とカップリング表記されていますが、 序盤~中盤にあるエロは、モブレや表記されているカプとは別のキャラとの関係ばかりです。 わたしは好きな方なんですが、凌辱表現が多いので苦手な方はご注意を。 事…
M+M
後日談やら番外編ショート12作品です。 vol.1、vol.2もそうでしたが、元の作品を読んでいると楽しさ倍増という感じでした。 「夏の残響」凪良ゆう(「まばたきを三回」より) 村でスケッチ中の令の前に、史郎という青年が現れます。戦時中の生霊ですが、当人はその自覚がありません。なぜか史郎が気にかかる令は、関わるなという一佳の言葉に逆らい、お弁当をつくって会いに行きますが…という話です。切…
火崎勇 緒田涼歌
夏海(受)の視点でストーリーは進みます。 亡き母の親友である養母が倒れたことから、旅館を立て直すことになった夏海。資金調達に頭を悩ませる夏海の前に、陣内(攻)が「俺と付き合うのなら借金を肩代わりしてもいい」と登場します。 とはいえ、借金のカタに身体を自由にさせるという話ではありません。 警戒を怠らない夏海にも、無理強いしない陣内にも、読んでいて好感を持ちました。 陣内の狙いは序…
春原いずみ 緒田涼歌
maruchan
「恋する救命救急医」シリーズの3冊目。最初は「あれ?これ誰だっけ?」状態にちょっとだけ陥ったのですが、これまでの2冊の主人公の上司と思わせぶりに登場していたあの方の物語でした。 同じ場所を舞台に展開しているのに、テイストの違う作品に仕上がっていて楽しめました。 篠川先生ったら、部下からの視点で見ている時とは随分と印象の違うところもあり、まぁめんどくさい人ではありますね。だけれども、基本的に…
高塔望生 緒田涼歌
白玉もちクリーム
富裕層向けの病院の理事×祖父の医療費で困窮するテーラー テーラーの受けは初めてだったので楽しみにしてました 途中までは良かったのですが、 嵩む治療費の為、攻めの友人に唆されて男向けのホスト店で働き始めた受けを無理矢理店から連れ出し、強姦した攻めにドン引きしてしまって、萌えどころではなかったです もし受けが攻めが勘違いしていた通り売春をしていたのだとしても、強姦はないです カネの亡者と罵ら…
宇宮有芽 緒田涼歌
「パリの花嫁」の続編というかスピンオフ作品。本編カップルよりひねりのある二人のすれ違い多めラブです。本編のキラキラした華やかな甘めラブより、すれちがいのもどかしさとか切なさとじれったさが増量しています。 佳幸はアーティストとして才能もあり、そこそこの評価も得ているのだから、もう少し尊大なくらいなキャラでも良さそうなのに意外に控えめというか卑屈な部分もあったりして。…個人的には、本編の主人公である…
割とよくあるタイプのBLファンタジーといった趣の作品でした。舞台はヨーロッパ、そして美術に関わる華やかな世界。 似たような設定の話をほかにも読んだことがあるような気がするほどの王道展開ですが、特に破綻や無理すぎるエピソードもなく、さらりと楽しめます。金髪で美形の伯爵と控えめで美しい日本人(だけど割と気は強い)の組み合わせはなかなかロマンティックですね。 盛り上がりポイントに乏しいのが少々残…
「恋する救命救急医〜今宵、あなたと隠れ家で〜」の続編。前作で晴れて恋人同士になった救命救急医の晶とカフェバーのマスター・藤枝を中心とする物語です。すっかりカップルになっているので、今回はラブラブぶりが展開されるお話なのかと思いきや、院内で起きる人間関係のトラブルが中心になっているお話でした。 主人公・晶のもとに新任の研修医がやってきて、晶が彼の指導医となることにより色々なトラブルが勃発するのです…
楽しく読める医療ものお仕事BLでした。 春原先生の医療ものはいくつか読んでいますが、それらは主に病院内だけで起こることだけが描かれている話でした。それに対し、今回は病院近くにあるカフェバーも重要な舞台になっているので、話に変化と厚みが出ているように感じました。 人の命に関わる仕事で疲れたり追い詰められたりしたお医者さまが、癒されにいく「繭」、素敵ですね。 最初読み始めた時は、主人公の…