高庭駿介さんのレビュー一覧

僕らの口福ごはん 小説

高庭駿介  うごんば 

ゲイカップル+料理。映像化向きかな

お料理小説というかレシピ本というか。調理の工程や道具・雑学などが細かく書き込まれており、“物語”を読んでいる感覚にはなれない。できた料理を食べた際の感想も軽くあるだけで、飯テロ効果はない。映像化には向いていそうだと思った。

主な内容はゲイカップルが会話しながら料理を作る形で、間に日常編と出会い編が挟み込まれていた。構成的に、登場人物がどういうキャラなのかが見えないうちから料理の説明に入るため…

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僕らの口福ごはん 小説

高庭駿介  うごんば 

幸せはキッチンから

ちるちるの作品発売カレンダーに登録されていたこちらの作品。
あたたかみのあるタイトルとカバーイラストに惹かれて読んでみると、突然空豆が現れるんです。
本を開いてすぐに空豆が現れ、陽平と和樹という登場人物たちがキッチンで料理をしている様子がただひたすらに描かれます。
彼らが何者なのかも深く語られないまま進み、気が付いた時には空豆だけで10品目もの料理が出来上がっているのだから驚き。
それもと…

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