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きたざわ尋子 広乃香子
marun
ネタバレ
前作の「優しくせめないで」の続編も、やっぱり感想としては割れ鍋に綴じ蓋。 S気質の強引な攻め様が無自覚M属性の受け様と、傍から見たら受け様が酷いことを されているように見えがちだけど、実は性格的にネガティブだから強引に仕掛けられ 無理やり気味に押し切って愛情やらを押し付けるくらいでないと受け様に伝わらない。 そして、攻め様も自分が初めて執着した相手に、身勝手にしつこくしてる、実はこれこそ …
目薬
身体の関係ありきで始まって、お互いにプライベートは詮索しないし好きにもなってはいけない。なんて攻めの倉木がルール宣言してしまったため、2人とも気持ちが追いついてきた時には倉木はどんなに口説いても信用されないし、間宮は頑なに気持ちにブレーキかけてしまう事態に。ただ、このルールがあったため二人とも執着するまでにいたれたのは言うまでもありませんが。 攻めが執着露わに受けをいじめる設定は好きなのですが……
カトリ
好きな設定です。 真宮(受様)は、とある理由により高校を中退。大学生になっても、親しい友人を作らず、家族のもとを離れ一人で暮らしています。そんな真宮に倉木(攻様)が身体の関係を迫るのですが、ひどい事に自分を好きになるなと言うのです。 でも、寂しさに気づかないふりして、一人で頑張ってる真宮は、それはもう…グラグラきちゃうわけですよ。 倉木の方は飄々としていて、真宮を傷つける事や、突き放すような事…
10年前の作品の文庫は再販書籍で書下ろし付の再登場なのですが、この主人公の二人、 結局のところ割れ鍋に綴じ蓋なんですよね。 MとSの関係とでも言いますか、思いが通じ合うまでかなり傷つけ傷つけられる関係。 そして、個人的には高校生時代の受け様が学校を辞めた理由に今一つ納得出来ない。 陸上部で高跳びの選手で、でもいつも目の前には友人でもあり、超える事の出来ない 相手がいて、プライドと挫折…
きたざわ尋子 陸裕千景子
綾子
んー、やっぱりきたざわさんってちょっと苦手な作風かも。 あらすじは他の方が書いているので割愛します。ストーリー自体は無理が少ないしまあこうなるよね、というのもわかるのですが、受けの景があまり好きになれなかったためどうしても評価が下がります。 こういう何かを諦めきって厭世的なキャラがそもそも好きじゃないです。特に景のようになよっちいタイプがそうだと正直イライラします。きたざわさんの作品にはよくい…
きたざわ尋子 金ひかる
kirara
『きわどい賭』の続編。きたざわさんでは結構好きなシリーズの2作目です。メインCPも悪くないんですが、私は脇の布施(攻)×穂村(受)CPが大好きだから、こちらのCPをメインにした『やさしいとげ』の入ったこの巻がいちばん好きなんですよ。 メインの2人は、相変わらず双葉(受)にメロメロの朝比奈(攻)がおかしい。でも、なんと言っても今回は、もう1組。前巻でヘンに存在感があった、朝比奈の部下の布施と…
きたざわさんでは、結構好きなシリーズの1作目です。もういかにもきたざわさんらしい、ちょっと悪い大人と健気な少年の年の差もの。 ちょっと特殊な架空の職業(資格)が出てきたりしますが、そこはあまり気にしなくても大丈夫です。そういう設定なのね~と心の片隅に留めておく程度でOK。 朝比奈(攻)がちょっと胡散臭いんですね。怪しいという意味ではなく。いえ、怪しいと言えば怪しいんですけどね。う~…
きたざわ尋子 鈴倉温
AK
同じ人と何度もつきあったり、よりを戻したりっていうことが 私の選択肢にはないので真幸の気持ちは到底解りませんが、 好きだからゆえ受入れてきたということでしょう。 千倉から嘉威が更生した様子をきいても実際に再会するまで 信じられずにいたが、仕事でその様子を目の当たりにし それが自分の為に変わったとしたら・・・そんなの惚れ直してまうやろ!! ていうかもう一回信じてもいいかな。と思わされ…
M
やり手弁理士の皓介が、父の恩人である阪崎から託されたのは、美貌の少年・景であった。 当初、皓介は景が阪崎の愛人であったのではないか、と考えていたのだが、その誤解も解け、今は二人は恋人同士として生活をしていた。 ただ、景には極端なまでに人目を気にしなくてはならない事情があった。 それは、複雑な家庭事情の持ち主で、景の義理の弟・貴史の景に対する異常な執着から、家出してきたことに関係があっ…
きたざわ尋子 隆巳ジロ
きたざわさんお得意(?)の共同生活もの。今回は4人です。 由貴(受)は可愛かったですし、海渡(攻)は意外と・・・。他のキャラクターもそれぞれ個性的でよかったんですが、恋愛面での絡ませ方がどうもスッキリしませんでした。 なんと言っても阿久津(同居人の1人)がダメでしたね。きたざわさんの作品にはよく出てくる、合いの手入れて引っかき回す役回りの脇キャラクターなんですが、私はもともとこの手…