きたざわ尋子さんのレビュー一覧

身勝手なくちづけ 小説

きたざわ尋子  佐々成美 

きたざわさんで私がキライなタイプの攻キャラクターの典型だ。

『身勝手』シリーズ1作目です。

きたざわさんは基本的に好き作家さんですし、安心して読めるんです。お得意の設定やキャラクターも好みのものも確かにあるんですが、どうしようもないくらい苦手なパターンも多いんですよね。

これは、きたざわさんのよくあるパターンのひとつでもあるんですが、年の差(年上攻)ものの中でも攻キャラクターが私のものすごく苦手な『大人げない俺様』タイプ。
いやもうホン…

1

終わらない微熱 小説

きたざわ尋子  陸裕千景子 

攻様が! だんだんオヤジ化していってるのでは(笑)

『微熱』シリーズ二作目完結篇になります。
相変わらず、甘く艶やかな2人のお話が読めて萌でした。恋人になっても、皓介の景に対するセクハラいじりは止まりません(笑)もう可愛くて仕方がない感じで、あまあまエロ色っぽい2人でした。今回の陸裕千景子先生のイラストも色っぽくて美味しく読ませて頂きました。特に表紙がキレイ‼

内容は、景の引きこもりの元凶、義弟・貴史が登場‼ 余り好きになれないキャラでした…

1

重ねる指先 小説

きたざわ尋子  高嶋上総 

王道

「一週間を買う」というと体を買う、愛人契約みたいなものかと思ったら、予想に反して健全なお話でした。
お金に困った受けが攻めに助けてもらうかわりに肉体関係を持つという、ザ・王道ですが、金にものを言わせてというのでは全然ありませんので、そういうの苦手~って方も大丈夫ではないでしょうか。

攻めがホント大人な男前という感じ。優しい王子様だけど、私が個人的に苦手な必要以上のお姫様扱いがなかったので、…

0

ひそやかな微熱 小説

きたざわ尋子  陸裕千景子 

おこもり系⁉ エロ色っぽくて好き‼

『微熱』シリーズです。二冊完結の一作目のお話になります。
きたざわ先生といえば、囲い攻でしょうか⁉ 年の差・大人の年上攻で生活力があり、受けの面倒をみるパターンが多ような…そしてエロ描写はたっぷりとがお決まりかと(笑)
今回も、ある事情から引きこもる生活をせざるおえない受様が、ずっと思いを寄せていたエリート年上攻様に、飼われる?囲われる?て幸せになるお話でした。私的に凄く好みのお話なので、何回…

2

秋のリンクスフェア2011書き下ろし小冊子 グッズ

『指先は夜を奏でる』と『コルセーア〜盈月〜』の番外編二編

『くちづけで恋を奏でて』
きたざわ尋子(画/みろくころこ)『指先は夜を奏でる』より

原作未読。
青年実業家と、ピアニスト。
大分年上の攻は、受をさんづけで呼びに丁寧語で話をする。
そして「平たく言うと、性的衝動です」とのお言葉、吹きました。


『プレゼント』
御園えりい(原作/水壬楓子)『コルセーア〜盈月〜』より

大好きなピサール組の二人の話ということで、これが目当て…

0

rutile souvenir bouquet グッズ

「Golden Dew」by 一穂ミチ 〜あなたは稲妻のように〜

「街の灯ひとつ」番外編のみのレビューです。
初鹿野が築と一緒に京都に出張した帰り道新幹線で雷雨に見舞われ、
片喰のもとへ駆けつける話。


平和に京都駅でお土産を調達し、新幹線に乗ったものの途中から鳴り出した雷鳴に
恋人の事を思っていても立ってもいられなくなる。
かつて雷に打たれた経験を持つ片喰にとっての雷は、想像を絶する恐怖だ。
新幹線の中からかけた電話にも出ない(出られない)恋…

4

RUTILE souvenir ETOILE グッズ

26作品が詰まった充実の小冊子

ルチルの全サ小冊子。
小説8頁、マンガ1頁ずつで、計26作品。
全体的にすごくラブラブ・ほのぼのしていて楽しめました。
一つ注文をつけるとすれば、目次に作家名だけでなく作品名もあったら分かりやすいかな~と。


マンガで特に好きだったのは、
◆ARUKU【今日の達磨】(明日屋商い繁盛 番外編)
秋緒とキッカの間で、甲斐甲斐しく働くダルマ君が不憫だけど可愛いSS。慰労してあげてキッカ…

4

RUTILE souvenir ETOILE グッズ

豪華な小冊子

総勢26人もの作家作品が一気に読める記念小冊子、この1冊に好きな作品が一つは
あるのではないかと思われるお得感アリアリの1冊です。

甘く危険な隠し味「ドクターの恋文」~安曇ひかる/著
包茎手術を担当した医者と元患者で小さな文房具店の店主との再会ものが本編、
かなり面白かったように記憶してます。
お話は再会して恋人になって1年が経った頃のお話で毎週末恋人の家に帰る日常。
先生が大人げ…

7

熱情と執着のベクトル 小説

きたざわ尋子  高宮東 

静かな熱情

飄々とした攻め×翻弄される受け。
これだけだとよくある組み合わせですが、無理矢理とかじゃなくて、攻めにきっかけを作られて、そのあとはなりゆきで、みたいな感じ。

まず読んで最初の感想としては、丁寧な文章だなぁと思ったんですよね。シリーズ物だからっていうのもあると思いますが、お話のボリュームに対して状況説明、登場人物紹介が多いです。物語を追っている感じになってしまって、受けと攻めの関係や心情を…

0

嘘だっていいのに 小説

きたざわ尋子  麻々原絵里依 

意外‼ きたざわ先生の年下攻登場です。

スピンホフのお話だったのにも驚きましたが、それ以上に年下攻というのがインパクト大でした。いつもの年上攻&年の差もので、きたざわ先生独特の雰囲気の中で進んでいくお話が大好きだったので、年下攻めは記憶の中では読んだ事がなかっただけに新鮮で楽しめました。
あとがきに書いてましたが、設定として無理だと思ったんだけど、書いてみたら楽しかったと…食わず嫌いはいけないなあと(笑)先生、とても楽しく読ませて頂き…

1
PAGE TOP