身勝手なささやき

migatte na sasayaki

身勝手なささやき
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×20
  • 萌6
  • 中立2
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
3
得点
25
評価数
10
平均
2.8 / 5
神率
10%
著者
きたざわ尋子 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
佐々成美 
媒体
小説
出版社
角川書店
レーベル
角川ルビー文庫
シリーズ
身勝手なくちづけ
発売日
価格
¥514(税抜)  
ISBN
9784044462031

あらすじ

──いい子だから、やってごらん?高校一年生の郁海は、恋人の加賀見と半同棲のようにして暮らしている。しかし、学校の友人・前島が郁海を好きだと言ってきて──!?大人気ラブストーリー、ついに続編登場!!

表題作身勝手なささやき

加賀見英志 弁護士(31才)
佐竹郁海 高校生 (16才)

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数3

大人は辛いですね

シリーズの3作目ですね。今回は受け様の貞操に危機!!
ってわけでもないですが、編入した学校も慣れてきて
友人も出来た受け様ですが、その友人は一癖あります。
受け様は相変わらず自分の魅力に気づいていない
天然さんでもありますから恋愛としての好意にも
気づかない無頓着さんです。
きっと攻め様も大人なふりしてても内心は心配で・・・
がっちり焼きもち焼いてるのに甘い囁きでさらっと
妬心を口にしても受け様が本気で受け取るような
言い回しでもないし、相変わらず攻め様は秘密主義
みたいな事が多くて受け様も気になるわけで・・・
二人の関係がまたひとつ深くなるお話です。

2

激甘すぎる2人♡

身勝手シリーズ第3巻!
今回は、郁海の高校生活と友人⁉前島登場篇です。

相変わらず甘々な生活を送る2人。
この甘い雰囲気が大好きなきたざわ作品なんですけど、
甘さでいえば、シリーズ1でした♡

郁海が編入した進学校は、成績はいいのに、以外とのほほんとした校風の学校。
加賀見も通っていた学校という事もあって、まだまだ謎の多い加賀見をもっと知りたいと、自分なりに調べ始める郁海。
子供の自分で本当に満足しているのか心配なんです。
郁海なりに色々と思っているからこその行動でした。
そんな健気さを知った加賀見は、益々ベタ惚れ状態で当てられます(笑)
加賀見の意外な過去や、弁護士になったきっかけも、更に明らかになり…
加賀見の会社にも訪れ、まだ知らされていない会社の事や仕事の内容を知っていく郁海。
どれだけ謎を隠しているんだ…とツッコミたくなるくらい出てくる出てくる(笑)

そんな加賀見にも、今回はライバル的存在が出現します。
郁海のクラスメイトで、クラス委員の前島。
勉強も運動も即なくこなし、成績もトップ、顔もスタイルもよく面倒見もいい男。
どこかしら、加賀見と似たところがあるなんて、郁海も言っちゃうから気になるわけなんです。
いつも肩に力が入って、ガチガチな郁海が友人を作ることは大賛成。
でも、その相手が、話を聞けば聞くほど…しかも一目会っただけで、ライバルだと感じとる加賀見。
郁海が前島に恋愛対象としてみられてるなんて、これっぽっちも疑ってないものだから…さあどうする⁉
と、やや余裕のない加賀見がまたいいのです♡
もうワクワク展開でした。

前島に下心はあるものの、意外と出来のいい男なものだから複雑な加賀見。
加賀見の目の前で郁海に告白して、見込みのない恋よりも、友情をとる言い切る、潔さと勇気はカッコ良かった!
しかも、友人のポジションに収まることの方が、加賀見には嫌だろうからって言っちゃう所が侮れません。

そんなこんなで、表面上では分からなくても、内心はメラメラ、加賀見の嫉妬全開模様にニヤリと萌えさせて頂きました♡

でもやっぱり大人げのない加賀見。
郁海が決死の思いで、自分と昔の相手と比較してどうかと質問すれば…郁海を抱くたび忘れていってると答える加賀見。

自分の恋人が目の前で告白された事が面白くなかったのも分かるんですけど!
その後に、予定の休暇をほぼ強制的に繰上げ、今すぐに誰にも邪魔されない場所に行きたいからって連れ出して、別荘に閉じこもり状態って…大人としてどうなの⁉…展開でした(笑)
しかも、「自分のもの」だと、言葉ではなく、行動で主張する加賀見のやり方は、本当に大人げないズルイ大人攻様でした♡
郁海も嫌がりながらも、結局は加賀見にベタ惚れなので怒らないし…。
もう、どろどろ甘々な2人の世界真っしぐらです。
美味しい萌シーンではあるんですけど…やや当てられました(笑)
加賀見の過去の経験を凄いって思ってる郁海ですけど、
充分郁海くんもあり得ない青春時代を経験してる…させられてると思うよって、ツッコミたくなりました(笑)

郁海は振り回してる感はないんですけど、そんな無邪気な郁海に、実は振り回されている加賀見の姿が楽しかったです。
大人なりに言えない苦労だなあ〜と(笑)

もう一人のダメ大人! 郁海の父!
この方も憎めない人なので、登場がないとはさみしものですね。
大人げないオトナと、いたいけなコドモのスキャンダルラブ!
今回も面白かったです。

次巻は最終巻。
今まで以上に…えっ!と思わずにはいられない展開になってます。
まだまだ隠しカードが眠らされていたのだと驚かされるかも⁉
次巻も新キャラ登場で、何故か厄介な人物ばかり寄せ集めて、好かれる郁海。
でもそんな人達のお陰で、色々良い方向に和らいでいく姿も身物です。
激甘カップル!甘い気持ちに浸りたい方にはオススメです。

2

『身勝手』シリーズ3作目。

なんというか、今回(このシリーズ)に限ったことではないですがほとんど中身はないに等しいような。

それでも、キャラクターなり他の設定や何かに共感できれば別に気にならないと思うんですが、好みのキャラクターが1人もいないので読んでてただツライです。

『年の差(年上攻)もの』は大好きなんですが、きたざわさんのこのタイプ(大人げない俺様・傲慢攻)の年の差は例外と言ってもいいくらいダメ。加賀見(攻)のキャラクターもう許容不能なんです。だからと言って、郁海(受)もツンが多くて好きじゃない。

とにかく、このシリーズの大人キャラクター、傾向は違えど脇まで含めて全員が私のものすごくイヤなタイプばっかりだった。

そして、郁海を好きだという同級生が出て来ます(前巻から顔は出してますが)。まあこれもよくあるパターンですが、私は大人連中よりこの前島の方がずっとマシだよ。

申し訳ありませんが、ホントに(個人的には)なにひとついいところがないシリーズですね。

1

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

小説



人気シリーズ

  • 買う