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秀香穂里 新藤まゆり
高坂ミキ
2巻で諒一の過去の恋人(?)として出てきて、暁と諒一、二人の関係をかき回しまくりだった帯さん、そんな帯さんに昔も今も振り回されっぱなしの諒一は自分の本当の気持ちになかなか向き合えずにいて、暁は暁で相手の気持ちを尊重するような性格なものだからこじれた関係になかなか決着がつかず、別れたままで終わるなんてあるはずは無いと思いながらもかなりやきもきとさせられました。 それだけ諒一が過去に受けた傷は深…
久江羽
最終巻です。めでたしめでたし。やっと「他人同士」から「恋人同士」になってくれました。 今回は、ギクシャクしながらも近寄ろうとする暁と、なんとか遠ざけようとする諒一のお話がメインでした。 諒一は、暁がいないダメージをバリバリ受けて、仕事にまで支障を来たしているのに、それでも恋人関係にならないよう予防線を張ろうとするくらい、帯さんとの恋愛は辛いものだったようです。 最近、印象に残ったシー…
秀香穂里 サクラサクヤ
今度はゲームのハードを作る人とパッケージデザインをする人のお話。あれこれと時間をやりくりしながら、合う時間を作る。お仕事してるって大変です。 片や、一目惚れをしちゃっているのに恋だとは気付かないし、芸術家の性分なのか気に入ったものを触りまくりたいという困った癖のあるデザイナー藤居。こなた、美形でゲイで辛い過去を持ち恋に臆病になっている、玩具会社ゲーム機開発員の美咲、軽くオタクも入っています。…
小説家と担当さんのお話。学生時代恋人同士だった二人がよりを戻すまでの過程が、週刊誌連載の恋愛小説と絡み合って進んでいくものです。 未だに6年も前の恋を忘れられず、新しい恋もしないまま「きめこまやかでせつない恋愛小説」を書いていた小説家・吉井のところへ、「気持ちが重い」という理由で吉井を振った元彼の神尾が「官能を盛り込んだ恋愛小説」の原稿依頼をしてきます。 マリッジリングをしている神尾へ…
秀香穂里 やまかみ梨由
ここのところ、秀ブームなので、既刊で手に入るものはゲットしてきたわけですが、これは既に絶版のようで、ネットの古本でやっと手に入れましたよ。(送料のほうが高かった。) 従業員がオール眼鏡のクラブが舞台のお話。(秀氏は眼鏡が大好き) 店長の椎堂の趣味でボーイを揃え開業した、もっぱら女性相手の違法デートクラブが舞台と言えば舞台なお話。(ゆえに、女の子もそれなりに登場) 序盤は、椎堂が何かしら暗…
秀香穂里 稲荷家房之介
あとがきにあるように、あれもこれも盛り沢山でおなかいっぱいになれました。 最初の、直井が麝香程度の香りでヘロヘロになり、用意周到な逢澤にいただかれてしまうシーンを、もうちょっと説得力のある展開にしていただければ申し分なかったんですが・・・他があれこれ細かく伏線を張り、うんうんって納得できる設定なのに、あのシーンだけがやけに突発的で獣でただの強姦になっちゃっている感じが否めないので神評価にはできま…
はる
天才的な映像に、その才能に嫉妬しながらも、対等であろうとして屈服されたくない受けは、とにかく抵抗します! それにまけない容赦ない攻め&言葉攻め! 軟禁、監禁陵辱がありながら、時々見せる逢澤の優しさ。 直井の戸惑いと、逢澤の才能に惹かれる想いが、交錯してなんとも色っぽい作品に仕上がっています。 逢澤の昔の男が、直井に似ていることに気づいてショックをうけるあたりから、ぐいぐい話が盛り上がり息を…
秀香穂里 緒田涼歌
既に絶版になっているようで、古本で購入しました。 イタリアンレストランオーナーシェフ・芳沢と出版社メディアフロントのデスク・槇のお話。やっぱりしっかりお仕事していて嬉しい限り。今作はシェフだけあっておいしそうなものも沢山出てくるし。 トーンをどれにするか迷ったのですが、すれ違っているように見えてお互いが片思いをしている状態で、未練たらたらなところがあまあまかな?と思いました。 高校の…
秀香穂里 水名瀬雅良
ファッションデザイナーとモデルのお話。やっぱり仕事にプライド持って生きてる姿に萌えました。 売れっ子モデルの入江は始め、努力をしなくてももてはやされるだけの外見を持った、お決まりの「自信家で鼻持ちならないやな奴」だったわけです。一目惚れしたシャツを作ったデザイナー・椎名の専属モデルになるためのオーディションを受けたのがきっかけで、椎名が期待するモデルになるために、ある意味「調教」されるのです…
秀香穂里 亜樹良のりかず
秀作品はここのところ、手に入るもので旧作品の順に集中して読んでいますが、今まで読んできたものはお仕事を軸に二人の関係が展開していくものばかりで、作品の前半部分は殆ど色っぽいシーンは無かったんです。しかし今回はもともとが双子(外見も性格も正反対)なので、お仕事は絡んでくるものの、二人がグルグルしているところが中心でした。最初の方から鬼畜気味だし。子どもの頃から二人で支えあってきたら(始は自分一人が頑…