愁堂れなさんのレビュー一覧

淫らな罠に堕とされて 小説

愁堂れな  陸裕千景子 

かなり読みやすい

わたしの初、愁堂作品。
今振り返ると、これってイラストが陸裕さんだったんですね!
まったく覚えてませんでした…(汗
今は好きなレーターさんですが、当時は興味なかったのかなあ。
別の本の発掘中に出てきたもので、再読してみました。

受けは美人系な製薬会社のサラリーマン、神津。
攻めは、職業不詳の野生的な魅力のある上条。

同性の恋人に裏切られ泥酔した神津と、その神津を拾った上条が出…

2

罪なくちづけ 小説

愁堂れな  陸裕千景子 

攻めは好きなタイプですが…

愁堂さんの作品はあまり読まないのですが、こちらは陸裕さんのイラストでしたので…
なんと言いますか、あまりにあまりな展開で、愁堂さんの二時間ドラマ的な部分はデビューから変わらないのだなあと妙に感慨深くなりました(笑
ちなみに受けの一人称です。
わたしはちょっと苦手な手法です。
だって、イチャイチャしだしてからも『高梨氏』(攻めの名字)って…変でしょう。
SSの方は下の名前になっているんです…

2

罪な友愛 小説

愁堂れな  陸裕千景子 

友「情」も、愛「情」も。

愁堂れな先生の罪シリーズに飛び入りです。
罪シリーズ第15作目の罪な友愛ではタイトルの「友愛」に全て盛り込まれていました。
タイトルなんだから当たり前なんですけど、事件が絡む話に友愛はどうやって
入ってくるのかなって言うのがあったんですが…
さすが、というしかありません。

エロさは少ないですが愛が勝っています。
吾郎の過去の親友の話や富岡の一途なところ、高梨の包容力…
皆さんいい…

0

刑事執事 小説

愁堂れな  今市子 

ツッコミどころ満載だけど面白い

刑事執事、このタイトルは多少偽りありですね、だって偽刑事ですもの。
主人公の受けになる悠二郎は財閥の御曹司で富豪特有の天然系です。
そんな悠二郎が生まれたときから側に仕えているのが執事の御木本で御木本が
お任せ下さいと言えば今までは必ず大丈夫だったが、悠二郎が長年刑事に憧れ
念願かなって刑事になるが、何故か先輩刑事たちから微妙に嫌われているようで
うまく回りに馴染めない悠二郎への御木本の…

4

孤独な犬たち 小説

愁堂れな  葛西リカコ 

生きる目的ってなんでしょうか…

死んでもいい…そう思うほど追いつめられていた主人公の美山香介。
唯一の肉親を爆破事件で失くしてしまっていた。
そんな中、兄を殺した、と言う加納という男が現れる。
加納の登場で死にかけていた香介の心が憎しみ、敵を討つという復讐の炎に包まれ、
辛いリハビリにも耐えた。兄が死んだ爆破事件で巻き込まれていた香介を心配する
刑事から、加納の存在を聞き出す。
加納が警察と相対する存在だと知りながら…

3

砂漠の王は龍を抱く 小説

愁堂れな  麻々原絵里依 

タイトル…( ̄▽ ̄;)

んー…と、予想していたほどのものではなくー…。
いやだって…アラブの王子(王)といえば「強引・オレ様・酷い」が私の中のイメージでして…って言ったらアラブの人たちに怒られそうですね、すみません(ノД`)
何というか普通に…優しいよ?
どっちかというと天然入ってる?
あぁー…でもやること凄いですけどね。
金を湯水の如く使っているのは流石、石油の国の王子さまw
…とはいえ、銃で撃たれた人間に…

0

prelude 前奏曲 小説

愁堂れな  水名瀬雅良 

どこから読んでも受難受。

毎回何らかの苦難を味わうことが既にテンプレとなっている長瀬ですが、
今日も今日とて、またもや大変な目に遭っております。
刺されはしないものの、散々です。長瀬、かわいそうな子…。
ほよんと優しげなので、善からぬ輩(性的な事に関わらず)を惹きつけてしまうのかな。
もはやそれがこの作品のコンセプトなのかもしれませんが。

新キャラが登場します。外見はナイスガイだけどツンとして対人スキルの低い…

5

ラブ☆コレ 4th anniversary 小説

いおかいつき  愁堂れな  夜光花  國沢智  奈良千春  高階佑 

描き下ろしが

読みたかったんですよ。
深紅の背徳。高階佑先生のラフ画も見れて満足です。
宮古神父が本当にハンプティダンプティで……
目に焼き付いて離れません!
描き下ろし漫画もあるんですけど、子供って良いよね♪
神父さま、奈義にも優しくしてあげてね(笑)

他の2作は読んだ事ないので……ペラペラとしか読んでません。
奈良千春先生のイラストは相変わらずエロい!
乳首弄られてるラフ画なんてヤバいん…

2

月夜の晩には気をつけろ 小説

愁堂れな  兼守美行 

分かっちゃいるけどつい見守ってしまう

最初の部分を読んでキャッ○・アイを思い出してしまったけれど、大抵の怪盗・義賊ってわりと派手なのに対して、この話に出てくる「Love is justice」は地味目に感じる。
だけど、個人的に怪盗もの・義賊ものは結構好きなので楽しめたし、この話は受けのほうが義賊って設定に惹かれたのが手に取ったきっかけ。

海、陸の兄弟が義賊として活躍している理由は行方不明となった父親の消息を掴む為。
義…

0

七月七日 小説

愁堂れな  高星麻子 

淡々と描かれる純愛

奇数が重なる日をタイトルにした章が連なり、
その時々のエピソードが綴られながら、二人の10年愛が描かれる。

そういう描き方もあって、いわゆるBL小説とはひと味違う作品。
個人的には、非常に好きだった。

大学受験の日に知り合い、その後身体の関係が出来た親友同士の
佐久間と流田。

地主の息子で今や肉親もおらず、家政婦の清さんと邸に二人、
卒業後も働く事なく悠々と暮す流田。

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