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愁堂れな yoco
kurinn
ネタバレ
どことなく愁堂先生の「七月七日」に近いイメージのある作品だと思っていたら、近い時期に書かれた作品の様でした。 今の作風とは大分違いますが、こちらはこちらでとても魅力的な作品だと思います。 淡々とした和也視点での進行で、初めは正直言って和美の良さも分からないし流される和也の気持ちも理解出来ません。 でも和也が和美のアパートから出て行って、自宅に帰った時に夢から醒めたように現実に戻る…
愁堂れな 奈良千春
サンシロウ
ラノベですし、BLはファンタジーですし、古い作品ですから当時はこういう適当さがあっても気にならない風潮だったのかもしれませんが、色々と荒が目立ってしまった気がします。 FBIの交換留学が実際にあるのか知りませんし、まったくの素人の考えで書きますけど、アメリカと日本の警察は制度も組織も全く違うと思うのですが、交換留学というものがはたして成り立つのでしょうか? しかも、それなりに力のある政治家…
愁堂れな 時沢槙
華aaa
愁堂先生は個人的に好きな作家さんの 一人なので、今回この作品を購入しました。 枕営業から恋をするという話をあまり読んだ ことがないので、新鮮さを感じました。 契約を取りたいなら抱かれろというのは 確かに悪魔だなと思いますが、受けに対する 独占欲や、嫉妬は可愛いかったです。 鬼畜攻め、ドS攻めが好きな方には少し 物足りないかもしれませんが、ソフトsm的な 要素はあるので、萌える…
愁堂れな 笠井あゆみ
よしぴす
シリーズ未読です。 ネタバレ無しの方が楽しめると思う。 こんなにネタバレ気にしてしまうの珍しいかも。 主要なキャラの設定よりストーリーに重きを置いている感じですね。 その分、脇キャラにめっちゃ興味が湧いてしまいました。 読み終えて気になってしょうがないのは、やはり才と愛の2人というところですね。 それと靖彦の本心が気になってしょうがない。 日記が気になる。 靖彦と幸哉の…
七慰
個人的にはこのシリーズの中では一番好きです。 前2作は割とすぐに結末の予想もできましたが、これは解らなかった! ただ、CPがあまり好みではないのにも関わらず神にしたのは ひたすら柳さんに惹かれてしまったからです。 結末を知った後、3Pの部分が本当にああああ・・・(溜息)となりました。 後は執念というか、もはや怨念というのか・・・が凄いなと。 萌キュン要素が欲しい方向きではないと…
こちらのコミコミさんの小冊子は、ヤクザの柳視点のお話でした。 伊吹の父親との関係や、彼が亡くなる日のことが柳を通して語られています。 伊吹の父親の慎也の父親に対する妄執が、救いようの無いものであったことが何とも悲しいです。 息子達は伊吹の父親の呪いにかかる事なく、幸せな未来に向かっているようです。 ですがその代わりに全く無関係であった柳に、その呪いが降りかかってしまったように感…
こちらは93冊目のルチル文庫さんの作品だそうです。 カバーの愁堂れな先生の既刊本の欄が、老眼には驚異に思えるくらい多作の作家さまです。 そして多作故に当たり外れが多い作家さまだと、個人的に思っています。 でも今作はとても面白くて、最後の種明かしには「なるほどそう来たか!」と思いました。 ただね、このカラクリ自体が神野才という天才が居なければ、解けなかったであろう事がモヤつくので…
愁堂れな 八千代ハル
sayasaya25
年の差カップルの設定は好物でしたのでとても萌えました。 序章では、舞台が終末ケアの病院、左遷同然でこの病院にやってきた柏木、親切すぎて何か裏がありそうな大森、入院中の母親になぜか違う名前で呼ばれて満足そうな榊、親切な担当医の三森を見た目で嫌う榊の母…。 なんともどんより薄暗く始まり禍々しい印象を受けましたが、登場人物がみんな榊に優しく温かいお話でした。 登場人物がみんな品行方正かつ親…
碧雲
二時間サスペンス調 BL版推理小説 「サブリミナル効果」を仕込んだビオ・・と書いたらネタバレになりますね。 このシリーズ、1は、直球すぎてどんでん返が甘い。 3→2→1の順で読んじゃったからかな?? シリーズ3作目の半分ほどの面白さだった。 何故だろうと考えたのですが、 3巻は、柳さんという強烈な個性を持っているキャラのおかげで、読後の余韻があって深みがあった。 2巻は…
笠井画伯の淫靡な表紙絵のインパクトは、衝撃大です。 そしてタイトルの「淫具」も凄い。でも、中身はちっとも淫らじゃない。 「淫夢」に続く、才と愛の推理話。 故人の恋人が誰なのかを伏せて、遺された人を救う嘘の話。 心臓が悪かった夏樹の兄が孤独死。 仏国から帰国して、たった一人の肉親・兄を失い、兄との関わり方を後悔する。 兄の事を知らな過ぎて、葬儀にも戸惑う。 夏樹は、才に生前の兄の動…