愁堂れなさんのレビュー一覧

転生の恋人―運命の相手は二人いる― 小説

愁堂れな  笠井あゆみ 

なるほど!これはなかなか!

シリーズ未読です。
ネタバレ無しの方が楽しめると思う。
こんなにネタバレ気にしてしまうの珍しいかも。

主要なキャラの設定よりストーリーに重きを置いている感じですね。
その分、脇キャラにめっちゃ興味が湧いてしまいました。

読み終えて気になってしょうがないのは、やはり才と愛の2人というところですね。

それと靖彦の本心が気になってしょうがない。
日記が気になる。
靖彦と幸哉の…

1

転生の恋人―運命の相手は二人いる― 小説

愁堂れな  笠井あゆみ 

一途って怖いけどそこが好き

個人的にはこのシリーズの中では一番好きです。
前2作は割とすぐに結末の予想もできましたが、これは解らなかった!

ただ、CPがあまり好みではないのにも関わらず神にしたのは
ひたすら柳さんに惹かれてしまったからです。
結末を知った後、3Pの部分が本当にああああ・・・(溜息)となりました。

後は執念というか、もはや怨念というのか・・・が凄いなと。
萌キュン要素が欲しい方向きではないと…

3

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とてもやるせないです

こちらのコミコミさんの小冊子は、ヤクザの柳視点のお話でした。

伊吹の父親との関係や、彼が亡くなる日のことが柳を通して語られています。

伊吹の父親の慎也の父親に対する妄執が、救いようの無いものであったことが何とも悲しいです。

息子達は伊吹の父親の呪いにかかる事なく、幸せな未来に向かっているようです。
ですがその代わりに全く無関係であった柳に、その呪いが降りかかってしまったように感…

0

転生の恋人―運命の相手は二人いる― 小説

愁堂れな  笠井あゆみ 

なるほどそう来たか!

こちらは93冊目のルチル文庫さんの作品だそうです。
カバーの愁堂れな先生の既刊本の欄が、老眼には驚異に思えるくらい多作の作家さまです。

そして多作故に当たり外れが多い作家さまだと、個人的に思っています。

でも今作はとても面白くて、最後の種明かしには「なるほどそう来たか!」と思いました。

ただね、このカラクリ自体が神野才という天才が居なければ、解けなかったであろう事がモヤつくので…

2

君はやさしい嘘をつく 小説

愁堂れな  八千代ハル 

萌えました ネタバレあり

年の差カップルの設定は好物でしたのでとても萌えました。

序章では、舞台が終末ケアの病院、左遷同然でこの病院にやってきた柏木、親切すぎて何か裏がありそうな大森、入院中の母親になぜか違う名前で呼ばれて満足そうな榊、親切な担当医の三森を見た目で嫌う榊の母…。
なんともどんより薄暗く始まり禍々しい印象を受けましたが、登場人物がみんな榊に優しく温かいお話でした。

登場人物がみんな品行方正かつ親…

4

淫夢 小説

愁堂れな  笠井あゆみ 

夢に因んだ推理物

二時間サスペンス調 BL版推理小説
 「サブリミナル効果」を仕込んだビオ・・と書いたらネタバレになりますね。

このシリーズ、1は、直球すぎてどんでん返が甘い。
3→2→1の順で読んじゃったからかな?? 
シリーズ3作目の半分ほどの面白さだった。

何故だろうと考えたのですが、
3巻は、柳さんという強烈な個性を持っているキャラのおかげで、読後の余韻があって深みがあった。
2巻は…

1

淫具 小説

愁堂れな  笠井あゆみ 

人を救う嘘の話

笠井画伯の淫靡な表紙絵のインパクトは、衝撃大です。
そしてタイトルの「淫具」も凄い。でも、中身はちっとも淫らじゃない。
「淫夢」に続く、才と愛の推理話。
故人の恋人が誰なのかを伏せて、遺された人を救う嘘の話。

心臓が悪かった夏樹の兄が孤独死。
仏国から帰国して、たった一人の肉親・兄を失い、兄との関わり方を後悔する。
兄の事を知らな過ぎて、葬儀にも戸惑う。
夏樹は、才に生前の兄の動…

3

転生の恋人―運命の相手は二人いる― 小説

愁堂れな  笠井あゆみ 

「生まれ変わったその後も愛し合おう」

面白かった。
夢に関わる三作目で、前二作と異なり、「淫」が入っていない。
SF要素のほうが濃いのかな?と思ったらそうじゃなかった。

「生まれ変わったその後も愛し合おう」
・・このフレーズが、全ての鍵になっていました。
意識に仕掛けられた時限爆弾みたいなもの。

一番怖そうな人が、一番思いやり深くて傷ついた人だった。
本編で才の推理で語られていますが、小冊子にハッキリ書かれていま…

4

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これが良かった

コミコミさんの特典小冊子。本編攻めのヤクザさん視点のお話で、めっちゃ好みのテイストだったので萌2にしました。なぜ小冊子にしたのかなあ・・と凄く思うんですけど。

新森幸哉に拾われていたヤクザの柳さん。本編ではさらっと読んでしまった、その柳さんの複雑な気持ちが、この小冊子ですごくよく分かったんです。(私がもっとお利口なら本編だけでもよく分かったんだと思うのですが。)

上手く書く自信がないの…

1

転生の恋人―運命の相手は二人いる― 小説

愁堂れな  笠井あゆみ 

運命の相手

笠井先生ホイホイで購入。でろでろ激甘3Pを期待したのですが、予想と違って、するっと読んでしまったので、中立にしました。が。これコミコミさんの小冊子が私にはめっちゃ良かったんです。より印象が深まると思うので、本編後ろに入れて欲しかったなあ・・・。本編230p弱+あとがき。

旧財閥の後継ぎとして生まれたものの、ゲイであるが故に実家に縁を切られ、叔父からの支援でなんとかバーを経営、生活している慎也…

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