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かわい有美子 花本安嗣
雀影
皆様、お書きのとおり、傲慢で生意気な俺様男・北嶋が、本気の恋に落ちて、超乙女に変身してしまう 「BLでも、これはアリかよっ!」 みたいなお話ですが、 文章のテンポもあって、いつの間にかうっかり泣かされちゃったりして 「えぇーいっ、くやしぃーっ」 みたいなお話ですが、 これのドラマCD、とってもいいです。 北嶋:鈴木達央(たっつん) 牧田:安元洋貴 たっつんの北嶋は、最初の傲慢男の…
久江羽
この北嶋君は常識では考えられないくらい俺様です。 その俺様に、今まで牧田さんのようにゆっくり諭してくれた大人がいなかったんでしょうね。 牧田さんに人間性まで治してもらって、めでたしめでたしです。 この作品はドラマCDになっています。 北嶋君の変わっていく様が、よーく分かりますので、是非聴いてみてください。
ぎが
本の装丁は『上海金魚』と対を成す、金と緑を基調とした落ち着いた雰囲気であるが、内容はまるで真逆を行くような、かっとんだ「キャラ小説」といってもよいだろう。 それと同時に前作の主要人物の違った一面も表現され、地続きとなった2作に奥行きが生まれているようにも感じられる。 本作の主人公の北嶋は優秀で美形の建築士だが、真剣に取り組まずとも仕事も恋人も手に入ってきたなんとも嫌味で自信過剰な男。 だ…
もと
前半・・・というか、結構半分くらい、どうにも苦しかったです。北嶋のオレサマっぷりが余す所なく発揮されてて、こういう人種が本気で苦手な人には拷問に近いです。 が、会いたさが募って軽くストークしてしまい、勢い告白までしてしまった健気でかわいい北嶋を見てしまうと、その後の事はあまり気にならなくなります。 「上海金魚」の登場人物だった(らしい。未読なんで)人格者の滝乃が、振り回されて、尻拭いをされまく…
長らく入手困難だったものが最近ようやく重版されたので、私家版を読んではいたのだが、早速入手し読み直してみた。 商社マンの滝乃史宥と地方公務員の水端祐季、全く接点のないはずの二人が出会うのは、タイトルどおりの異国の地・上海である。 滝乃にとっては出張先、佑季にとっては滝乃の取引相手でもある恋人・伊藤(二人の間では恋人ということになっているが、妻子ある伊藤の佑季に対する扱いは愛人そのもの。対等…
かわい有美子 あじみね朔生
あけみ
ネタバレ
もう10年も前に雑誌掲載されたお話が、やっとノベルスになったようです。 あとがきには「リミッター解除」と書いておられましたが、たしかに、いろいろとチャレンジャーな部分があったように思います。 帝の異母弟でありながら、両親を失ってしまっているため強力な後ろ盾もなく、対立する右大臣の力が大きすぎて、忘れ去られた存在となってしまっていた桂の宮。 ひょんなことから頭中将・尉惟に都へと連れ戻しても…
かわい有美子 小椋ムク
うえお
高科汐見(生徒会副会長 亮人をフォローするブレーン的役割)×楠ノ瀬亮人(生徒会会長 見た目と異なり体育会系の性格) 前生徒会長から次期会長・副会長にそれぞれ指名された、見た目が天使のような(でも性格は体育会系の)楠ノ瀬と優等生かつ冷静な高科。郊外にある男子校ゆえ学校行事に呼ぶ女の子を確保するのは生徒会の最も大事な仕事で、会長・副会長が先頭を切って行事を盛り上げるべく生徒会メンバーとともに活動…
かわい有美子 今市子
むつこ
「狂え、俺に焦がれた歳月の分」 ↑こ、このセリフ…。 ゾクッとしました。 リアルで言われたら吹き出しますが、やっぱ小説はいいねぇ。はい、狂わせてもらいます!と受けの変わりに返事しておきました。 このセリフが似合いすぎてしまうのが、主人公の九鬼(攻)です。 ツンデレコンビです。 といっても攻めの場合はデレながらも俺様。メロメロとかヘタレるとかじゃないです。彼にそういうデレは要らないと思った。「ゆっ…
十架
今年ナンバーワンの作品です。 何処へ行っても売ってない程の人気ぶりでした……。 近所の本屋で見つけた時は抱きしめて帰りました(笑) ワガママ三昧・プライドが高く人の事などお構いなし!という性格最悪な主人公・北嶋は ホテルマン・牧田と出会い恋に落ちていくのですが……。 北嶋さん……女の人にモテているのですが、それは相手から告白されたのか分かりませんが、牧田に対してのアタックがまるで…
かわい氏のお話にしてはエロが濃い目ですが、全く不満が無かったので神評価にしました。 びしょぬれ特集用の短編のお話【ドラスティック・メタモルフォーゼ】から始まったようですが、十分説得力のある関係で、満足しました。(御巫のように献身的な人って、ファンタジーな気もしますが、そこはねぇ、BLですから) 【報復モラトリアム】から読んだほうが、時間軸的にはわかりやすいですが、やっぱり順番どおりに読むほ…