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かわい有美子 花本安嗣
えすむら
ネタバレ
この漢字7文字の重めなタイトルから想像できなかった、ちょっとドタバタ感すら漂うラブコメ(と思うんですよ)で、意表をつかれました。さすがかわい先生! 受けキャラと攻めのスケベが印象的でした。 ①受けのキャラ! クセ強すぎて面白かったです。愛すべき困ったちゃん。壁として傍観する分には見飽きないタイプ。30代設定?にしては、俺様愛が強すぎて社会性なさすぎじゃないのか?と思ったのですが、一番そこ…
地味なんですけど、しみじみいい作品だな〜というわけで、 本当に読んでみるまでわからないな〜と思ったんですが、期待値が大きかった”透過性恋愛装置”より大人のしっぽり感あって好きでした。 不倫旅行(この字面がインモラル〜)で訪れた上海で、水端は滝乃に出会います。モノガミーである水端は、本当は不倫ではなくお互いのたった一人として関係性を築きたいと思うものの、妻子のある男性と恋愛しているゲイ仲間も…
かわい有美子 円陣闇丸
しょうが
円陣闇丸先生のイラスト目的で購入。 こちらのレビューも電子書店のあらすじも何もかも全く目を通さずに読み始めて、ようやくシリーズもののスピンオフであると気付きました…←あほ いざ読み始めると、達観した主人公やお相手になる攻め様?のサラリとした台詞や考え方に魅力を感じ、すいすい読み進めることができました。 監禁、陵辱も描写がマイルドでそこまでの精神的負担を感じずに済みました。 読了…
かわい有美子 緒田涼歌
ふばば
三部作最終話。 1作目の「饒舌に夜を騙れ」の続編。犬伏x橋埜のストーリー再び、です。 時系列は2作目の「鮮烈に闇を裂け」の後。 犬伏と橋埜はとりあえず順調な様子。 しかし、今回のお泊まりデートで犬伏は致命的な失態をしでかしてしまう。 つまり…「寝落ち」。 橋埜は翌日から合宿研修なのにわざわざ泊まりデートを承諾してくれたというのに、橋埜がシャワーを使っている間に犬伏は眠ってしまったの…
三部作の2作目。 前作「饒舌に夜を騙れ」のスピンオフです。 「饒舌に〜」のラストで何か思わせぶりだった飯田のターン。 「饒舌に〜」で負傷し、わずかに後遺症が残ってしまった橋埜が制圧班の班長を退き、新たに班長となった飯田。 異例の事ですが、犬伏に頼み込んで若手の高梁を自分の班に転班させてもらう… …と始まります。 これがね… 命を賭ける任務のSATにあるまじき(?)、下心ありき、な…
3部作の一作目。 SAT隊員同士のBLです。 主人公は対テロ部隊の精鋭、第二班班長の橋埜。 涼しげなイケメンで、厳しい規律の中でも息抜きでそこそこ遊びもこなす。 しかし、心の中では同期で第一班班長の犬伏への想いを秘めていた… と言っても、明確な恋愛感情や性欲などよりも、リーダーとしての資質や頼り甲斐、素晴らしい身体能力と正確な判断力、といった犬伏の人となりに完全な信頼を寄せている…と…
ななぎさ
シリーズ物とは知らず、同じタイトルの3冊だけを読みました。 最初にたくさんの人の名前(今までの作品の方々なのでしょう)が出てきて少し戸惑いましたがこの3冊だけでも十分楽しめました。 そして、黒澤さんの深い愛情(執着?)に悶絶しっぱなしでした。 お話には痛い場面もしんどい場面もあるのですが、途中から黒澤さんはどうやって守ってくれるのか、どうやって助けてくれるのか、どうやって手中におさめるの…
あんバターパン
墨と雪2上で入院期間中でありながら正月休みを利用して外泊をした篠口。ただし独身の一人暮らしということでお目付け役が必要で、名乗りを上げた黒澤と共に年末年始を互いの家やホテルですごした2人。 墨と雪2下ではそんな正月外泊が終わり、再び入院生活に戻るところから退院を経て黒澤の家で同居(同棲)生活を送るようになるまでのお話。 いくら仕事柄、性犯罪被害者の心理を学んでいるとはいえ、知識で得たこ…
待望の、と言いながらも私は完結してから読んだ人間なので待ってません(笑)ですがリアルタイムで読んでいた方はさぞ、待望だったことでしょう。あとがきでも先生が仰っていましたが、6年後の出版だったようです。私だったら6年間、あの状態で待てができたかと思うと、リアルタイムで追っていた方には尊敬の念を送ります。と、前置きはさておいて…。 前巻で袴田に拉致監禁されていた岬の屋敷から救出されての入院期間(…
平河寮シリーズで何度が登場してきた、警察庁公安の黒澤。警察関係に詳しくないけど、ドラマやもちろんこのシリーズでも嫌われ役なことが多い公安の人。顔で笑って物腰柔らかく見えるけど、裏で何を考えているか分からないと敬遠される人。それが黒澤(なんて酷い説明だ)。 甘い水で遠藤に思いを寄せていた、いわば当て馬だった篠口とは過去に公安で一緒に働いたことのある上下関係にあり、すぐに人の本質を見抜く黒澤とも…