かわい有美子さんのレビュー一覧

月一滴 小説

かわい有美子  花本安嗣 

月が出てる事に気が付かない時って?

シリーズの3作目はドアマンの受け様とマテリアルデザイナーの攻め様との
穏やかにゆっくりと恋を育んでいくようなラブストーリーでした。
前作の主人公たちも不思議な繋がりで出てきてお話を盛り上げていますので
シリーズのお楽しみ人間関係相関図も楽しめますよね。

今回の受け様は純朴であまり他人に敵意や危機感を持たない隙だらけの人
それ故に騙されて手酷い目に遭わされて、いざあらためて振り返ればか…

5

月一滴 小説

かわい有美子  花本安嗣 

主役がディープインパクトの北嶋に心も、そして作品も揺さぶられる!?

「上海金魚」「透過性恋愛装置」のスピンオフになる本作は、登場人物がゲイの設定の為、主人公達が出会うのは祐希の友達オネェの登がマスターをしているゲイバー”プルミエ”であり、そこで物語が動いて行きました。
また主人公・和樹が働くのは牧田のいるオテル・ド・エンピール、しかも和樹は牧田にほのかな憧れに似た思慕をもっている。
嵯上はマテリアルデザイナーだが、設計士・北嶋とも仕事で交流がありという、
結…

9

甘い水 小説

かわい有美子  北上れん 

拝読しました。

最初は受け様の態度は固く誤解がも深いです
攻め様の個性は冷たいけど実は優しいんだ
前から攻め方は受け方のことを意識してるっと感じられた
ストーリーの背景は警視庁相関
優秀な二人、考え方も違うんだ
しかも介入者はいるらしいね
時々心境を影響されます!せつないな~

エッチシーンの部分は素敵です
縛るのは厳しいけど雰囲気はいい♪
最後は両思いと感じるんだが
なんか何かもっとあるん…

4

透過性恋愛装置 小説

かわい有美子  花本安嗣 

ど直球向こう見ず乙女思考の上を行く

ごう慢不遜で自信家な「男マグロ」の王子様、今まで女性関係はそれなりにあったけれども『本気の恋愛』はしたことがなく…
そんな子が恋に落ちて、どんどん乙女思考が展開されて…むしろどこの中高生のウブで純朴な男子だと思うくらい、結構アホな行動に出ています(笑)
しかし、そのあと後悔のあまり仕事も手につかなくなったりして、可愛らしい反面大人としてどうよ…と呆れたり。

でも、私は微笑ましく(むしろ爆笑しな…

1

甘い水 小説

かわい有美子  北上れん 

愛することを忘れた受け様

警視庁特殊犯捜査係SIT所属の二人が誤解から敬遠していた
距離を事件捜査と絡めながら次第に心を通わせるお話。
受け様は1年後輩の攻め様の事を誤解から嫌っていた。
SAT時代の不名誉な失敗ネタを攻め様に笑われバカにされ
攻め様からも嫌われている思い込んでいる。
でもそれは完ぺきな受け様の誤解なんですよね。
本当は攻め様は受け様の気を惹きたくての行動で
まさに恋愛に不慣れな子供のような思…

4

天使のささやき 小説

かわい有美子  蓮川愛 

これから楽しみです!

かわい先生の初の警察SPモノ!
密な考証にいつも感心させられるのですが、本作も例に漏れず、自分がまるでSPになったかの様にすっと入っていけました。

おんぼろ独身寮が残念な主人公「名田」の良しと思うところは、憧れのSP「峯神」が同寮になるということ。
自分の目標の峯神と親密になるにつれて、名田にとって峯神がそれ以上の存在になっていくというストーリーです。
かわい先生だけに、そこには恋愛の…

3

上海 小説

かわい有美子  竹美家らら 

非常に健気でした。

上海の共同租界に住む貴族子息のレイモンドとわけあって天涯孤独となったその身を拾われたエドワードのお話。

ある日、置いていかれた駆け落ちした使用人の息子・エドワード。
エドワードは拾われた時点ではその名前さえ持っておらず(当時の中国人では珍しくなかったことらしい)中国人でありながら、レイモンドの父に「エドワード」という名を与えられる。
その時点では英語もわからなかったエドワードは教育を受け…

3

饒舌に夜を騙れ 小説

かわい有美子  緒田涼歌 

かっこいい!

自分がどれだけ対等カプ好きか、お仕事すきーか再認識しました。
勢いでこの評価です。

SATです。野外訓練です。暑苦しい合宿生活です。そして事件です!
殺伐として、厳格で、暑苦しくて、汗臭い世界
でもそこを覗くのが大好き!(笑) 困ったもんです。

この二人はふたりとも好みでした。
命を張った最前線で互いに背中を預けられると無条件に信じている同期。
攻めは隊のだれからも信頼されて…

17

饒舌に夜を騙れ 小説

かわい有美子  緒田涼歌 

面白かった~~

もちろん、個人差は十分承知しておりますがっ!!
と~っても面白かったです。              
受け、攻め、双方SATの隊長ですもの、鍛え方がハンパ無いしょ。
今回の攻め様は、恋愛ごとに若干堅物入ってるが懐の広く深い男。
見た目の大柄なイメージに似合わない気を使ったり、太陽のイメージ。
それに対する受け様は、冷静沈着、クールな面立ちながらハートは熱い!
って言う感じですかね、受…

13

上海 小説

かわい有美子  竹美家らら 

優しい気持ちになる素直なメロドラマ

歴史ものにはよく見る有りがちなストーリーなのは想像していた通りでした。
この時代の恋愛ものというと、だいたいがこんな感じではないでしょうか?
こんな事言うとアンチ?と思われるかも知れないですが決して違います。

あまりに多いこのネタを敢えて描かれたかわい先生の勇気に拍手を送りたいです。
かわい先生の筆の、登場人物達の性格や世界観がすんなりと読者に託される妙に、いつも安心と感心しているので…

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