かわい有美子さんのレビュー一覧

オオカミの言い分 小説

かわい有美子  高峰顕 

オオカミと赤ずきんの楽しいお話

弁護士同士の恋愛話。
オオカミさん(末國34歳)から、囲い込まれて甘やかされ
いつの間にか追いつめられる、赤ずきんちゃん(高岸28歳)の話。

外見もカッコ良く仕事もできてTVでコメンテーターなども勤める売れっ子の末國、
腹黒っぽい彼の実は意外と一途な可愛さや、
気が強くてでも純粋な高岸との、軽妙なやりとりが楽しかった〜。

いつも人を喰ったような末國が、
「おいコラ、ニブチン、…

4

オオカミの言い分 小説

かわい有美子  高峰顕 

オオカミさんは気長に攻めます

腹黒策士な弁護士とスレていないピュア系だけど負けん気は強い弁護士との同業ラブ。
筋金入りのゲイでTVにも出ているイケメン弁護士の末國はお隣の法律事務所の
新人弁護士の高岸をあの手この手口八丁て八丁で相手に悟られないようにしながらも
さりげなく距離を詰めて親しくなっていき、いつかはモノにするぞの下頃満載。

ターゲットにされた高岸はそんな末國の思惑に気がつかないまま、
お隣で年も割と近い…

3

オオカミの言い分 小説

かわい有美子  高峰顕 

めげないオオカミさん

真面目で激ニブな赤ずきんちゃんを辛抱強く口説くオオカミ、という関係がなんとも可愛いほのぼのコメディです。


新米弁護士でノンケの高岸(受・28歳)と、ゲイで彼に片想いする6歳年上のやり手弁護士・末國(攻)。
いまいち噛み合わない二人の視点が交互に描かれ、すれ違いの妙を楽しめます☆

高岸(受)は、外見は可愛いけど中身はクソ真面目でとてもニブい天然さん。
末國(攻)が、そんな高岸に萌…

6

東方美人(2) 千年王国 小説

かわい有美子  雨澄ノカ 

大感動です!!!!

以前出ていた作品の続きが気になって、気になって、探し回った記憶が有ります。そして、どうやら完結して無いらしい?と、気が付くまで大分かかりました。今ならチャラっと解るんですけど。
美麗なサエキはどうなったの?!器の大きい、いい人のアレクセイは??
待っててよかった!そして、このラストを迎えるには時を経て、今で良かったと思います。あの歴史的感動が蘇り…背筋がぞくぞくしました。
時代に翻弄された……

5

伯爵夫人の魔法の靴 小説

かわい有美子  あじみね朔生 

説明は多いけどスイスイ読めますよ

BLでの、登場人物カタカナ名前の作品は避けています。(ざっくり言えば外国人もの)
今まで読んだのも片手くらいのものです。
年々、カタカナに弱くなりまして…(苦笑
ですが、作家買いをしているかわいさんの作品でしたし、舞台はどうやら日本のようでしたので…


受けの笹野はイセザキ百貨店の外商マン、32歳。
爽やかで物腰がスマートなことで外商へと移動となりましたが、日々ストレスに悩まされる…

2

恋は異なもの味なもの 小説

かわい有美子  いさき李果 

チャラ男がいつの間にか…

かわいさんは作家買いしています。
今作も、かわいさんの作品によく見らる、攻め受けの視点が章ごとに切り替わる書き方で、わたしは両者の考えていることがわかり好きなので読みやすかったです。
分量的には、攻め視点多め。


攻めの丹羽は、商社勤めで事務用品の営業をする28歳。
甘めの顔立ちと適度なマメさ、営業で培った面の皮の厚さで、仕事にも女性関係にも充実しています。

受けの柏葉は、陸上…

1

恋は異なもの味なもの 小説

かわい有美子  いさき李果 

攻め×攻め?

軽薄なモテ男が、本当の恋に目覚めたのは、、、

BL=ボーイズラブとは言っても、年齢や容姿は必ずしもボーイ(少年)じゃなくても構わないけど、
「こいつ、ホントに男?」
「男同士っぽくないな」
「男である意味あるの?」
なんて感想を抱くことは、まあ、ちょいちょいあるわけで、
でも、このお話は、実にこれこそBLの、男同士のお話だなぁって、ちょっと感動。

女の子には要領よく愛想を振り…

4

恋は異なもの味なもの 小説

かわい有美子  いさき李果 

大人の駆け引きが巧妙でよかった

かわいさんのコメディということで楽しみにしていました。

本編は、遊び人の丹羽が、大学時代淡い想いを寄せていた柏葉が取引先の自衛隊の音楽隊のポスターに載っていたことからお話は始まります。
設定は知らず、購入したんですがさすが、かわいさん!!設定がドツボでした。
自衛隊の音楽隊とかなかなか他の作家さんは考え付かないですよね。笑

コメディと言ってもドタバタする感じではなく、あくまで大人の…

1

恋は異なもの味なもの 小説

かわい有美子  いさき李果 

洗練された大人のコメディ♪

営業マンの丹羽は、遊び人。
柔らかな見てくれと態度を駆使して、とにかく人生楽しく要領よく
趣味は可愛い女の子を口説いて付き合う事。
そして、実は男でもOKという節操無し。
飽きたら綺麗に後腐れなく別れ(と本人は思っている)、
ひららひららと生きている。

ある日営業先で、見つけた自衛隊中央音楽隊のポスター。
その写真に、かつて大学時代に友人(彼にとっては知り合いは友人)だった
そ…

6

恋は異なもの味なもの 小説

かわい有美子  いさき李果 

清廉でピュアなのに小悪魔的

どこかおっとりした雰囲気がある受けの柏葉がとても魅力的な作品です。
清廉でピュアなのに何故か時々小悪魔的な雰囲気が天然で見え隠れする。
そんな相手を本気で好きになるのが女に不自由したことがないチャラ男の丹羽。

営業先で偶然大学時代に丹羽にしては珍しく落とせなかった相手である柏葉が
自衛隊の音楽隊に所属していることを知り、まるでハンターの如く、
今度こそモノにしたいという下心いっぱいで…

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