樹要さんのレビュー一覧

愛で痴れる夜の純情 小説

鈴木あみ  樹要 

『花降楼シリーズ』小説版初読み!

売春防止法が廃止された吉原の男遊郭『花降楼』での
さまざまな恋愛模様を描いたこのシリーズ。
実は、ドラマCDでは聴いていたのですが
小説版を読むのはこの作品が初めてでした。

この蜻蛉と綺蝶のお話も、ドラマCDは既に聴いていたので
それを再確認するようなつもりで読み始めたんですが。。。
すごい良かった!

ドラマCDでは伝わり切らなかった
蜻蛉と綺蝶それぞれの背景や感情がさらに…

1

愛で痴れる夜の純情 禿編 コミック

鈴木あみ  樹要 

切なさテンコ盛

切ない話が何より好きな私は遊郭ものは大好物じゃあ~。
切ないに決まってる遊郭ものですが、、、こ、これは切ない!
色子同士って始めてだわ、なんで今までなかったのかしらん?
これ遊郭モノ最強切ないカプだわ、互いに思いあいながら体を売らなきゃいけないんだもの。
蜻蛉のほうが幼く不器用でその分ストレート、綺蝶を好きなのがバレバレです。
綺蝶の水揚げに泣いて嫌がり、逃げようと縋る蜻蛉を愛おしく思わ…

1

愛しき爪の綾なす濡れごと 小説

鈴木あみ  樹要 

綺蝶の秘めた想い

『愛で痴れる夜の純情』で想いが通じ合った綺蝶と蜻蛉ですが、今作はその前作の途中に挟まる時間軸となっています。
前作もそうですが、綺蝶よ、どんだけ蜻蛉が好きなんだ……に尽きます。

好きなのに、近くにいるっていうのに触れることも許されず、他の男に抱かれることが仕事で。強い精神力がないと、壊れちゃいますよねぇ。
そして、大好きなことをセーブするためのあの長い爪だったんですねぇ。
毎回思ってた…

1

バスルームでキスをして 小説

鬼塚ツヤコ  樹要 

双子の見分けは結構つくと思う

双子が攻めの3Pということで読んだのですが・・・。
終盤にさしかかるまで主人公がずっと双子を取り違えたまま話が進んでいくのですが、その勘違いの仕方があまりにも強引で読んでて少し興醒めでした。結構長いこと一緒に暮らしているのに一人ずつ会うと分からないってそんなこと無いと思うのですよね。最後の保険金目当てで~の件も蛇足のように感じられましたし、エロも中途半端でなんだかなぁといった感想です。どちらか一…

1

愛で痴れる夜の純情 傾城編 コミック

鈴木あみ  樹要 

切なさが加速する…。

お互い客を取るようになって言葉も交わさなくなって。
昔とはどこか違う綺蝶にどう接すればいいかわからない蜻蛉。
けれど、最後の最後ではいつも綺蝶は蜻蛉のことを庇ってくれて。
大事にしてくれて。
それがどうしてなのかもわからない。

不意に湧いてでた綺蝶の家の話にも、自分のワガママで引き留めることよりもその方が綺蝶のためだと信じているような蜻蛉が切ない。
そして、蜻蛉のことを想ってるのに…

2

愛で痴れる夜の純情 禿編 コミック

鈴木あみ  樹要 

どうしても手離せない。

一瞬、女の子かしら?とも思いたくなる雰囲気の2人。
まあ、それは遊廓が舞台だからなのですが。
それなら時代が違うのかと思ってみれば現代で。
それを念頭に置いて読もう。

というか、何も考えずに読んでて「ああ、そういえば男の子だった」みたいな感じだったりするんですが。
それぞれに事情を抱えて売られてきて。
特殊な客商売だし、当然、色子同士の色恋なんて御法度。
なのに、芽生えていく感情…

1

ほしがりません!勝つまでは コミック

樹要 

そこはかとなく百合っぽいかもしれませんね~v

寮モノv
1年生と2年生が同室です。
美人年上の日和が後輩の佳澄に
告白するところからはじまります。

告白といっても「好きだ」なので
果たして後輩として好きなのか
男として好きなのかで判断がつかず
お互いもやもや~。

気持ちが通じるようになってからも
いろいろふたりして遠慮しちゃって
同じ部屋だというのになかなか進まなかったりします。

そこに登場するのが日和の兄v…

2

君も知らない邪恋の果てに 小説

鈴木あみ  樹要 

花降楼シリーズのはじまり

売春防止法が廃止されて十数年たった
仮想現実の中で男ばかりの遊郭・・・
花降楼シリーズ第1作目

このシリーズは、花降楼の男娼=色子が
身請けされるまでのストーリーなんだけど
第1弾は、幼なじみモノ。
旅館の息子と使用人の息子という関係が
逆転して、旅館の息子は色子に転落。
使用人の息子は、ヤバイ金融屋さんになって再会する。

最初からラストは見えているのですが
吉原だとか…

0

華園を遠く離れて (表題作 恋路) 小説

鈴木あみ  樹要 

見た目の性別がわけわからんv

シリーズ1作目
シリーズ3作目
シリーズ4作目
シリーズ2作目
の順番でそれぞれのその後vのお話が読めます。
とりあえずみんな幸せそうっvvv

※この本はそれぞれの作品を読んでからのほうが
楽しめると思います。

椿と忍。そういえば・・・こいつら身請けされたのに
いつまでも源氏名っておかしくない?

髪をばっさり切って、男に戻った者。
髪も服装も、女子のままの者。

2

婀娜めく華、手折られる罪 小説

鈴木あみ  樹要 

蛤になったつもりで締めろv

このセリフが大好きです(*´д`*)

売春防止法が廃止されて十数年後の
仮想現実の中のお話。

近代の話ではなく現代のお話です。

美妓ばかり集められた
花降楼は吉原イチの男娼専門の大見世v
このシリーズは、男娼=色子たちが運命の客に見受けされるまでの物語。
シリーズ第4作目です!

春を売る花降楼の色子はみんな花の名前の源氏名を持ってます。
今回の主人公は、椿。
真…

3
PAGE TOP