樹生かなめさんのレビュー一覧

龍の衝撃、Dr.の分裂 小説

樹生かなめ  奈良千春 

このシリーズの面白さが今更ながらわかってきたようなw

温泉を皮切りに前作は箱根、今回は小田原と、何だか漫遊記(爆)風味が最近の樹生さんの好みなのかと思ってしまうほどに、不夜城・東京から外へ出ることの多くなった龍&Drシリーズです♪
一見回り道をしているようでいて、やはりシリーズものらしくちゃんと前作の布石が繋がって今回の出来事もまた布石になるという雪だるまな感じで核心となる問題へ迫って行くのですね。

今回の題名「~Dr.の分裂」に何だ!?氷川…

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龍の衝撃、Dr.の分裂 小説

樹生かなめ  奈良千春 

小田原で姐さんに子供が出来ちゃう?!

今作で龍シリーズ17巻目、スピンオフを入れると18冊目の新刊です。
前回は箱根でしたが今回は小田原が舞台、卓の叔父が再び騙されそうだと
必死の形相で走る卓を見かけた姐さんの氷川は一緒に箱根に向かう事に
しかし途中で連絡があり騙そうとした相手との面会がキャンセルになったと
連絡を受け、卓や氷川を追いかけてきたショウと共に小田原に立ち寄る事に
そこで氷川を父と呼ぶ可愛い少年に出会うんです。

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もう二度と離さない 小説

樹生かなめ  奈良千春 

どんでん返し

すごくおもしろかったです(*^^*)
最初はふつうのカップルの話やんって思って読んでたんですけど、そこからのどんでん返しにびっくりしました。

まさかこんな重い過去が隠されていたなんてなぁ…

昔の渓舟ばかやろうですね。司のこと好きなくせに素直にならないからこんなことになるんだよ!って憤りぱなし(`ε´)

まぁ後悔した分、司にずっと尽くしていた訳ですけど若い頃の行動でも許されることと許されないこ…

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最果てのロクデナシ 小説

樹生かなめ  一ノ瀬ゆま 

愛され男は魔性の男なのか!?

ロクデナシとは何ぞや?
この本を読むにとんでもない男が登場して主人公を苦しめるのだが、ろくでもない男なのは間違いない!
ろくでもない男のことをロクデナシと呼ぶのだろうか?
”ろくでも”がないわけだからろくでなしでいいのか。。。などとアホな思考に陥った自分であります(笑)
「限りなく~」のスピンオフ「貴公子の理不尽な愛情」のまたスピンオフになります♪
うう~ん、、、樹生作品も何気にホモ連鎖…

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最果てのロクデナシ 小説

樹生かなめ  一ノ瀬ゆま 

誰が1番罪なのか?美しさは罪なのか?

なんとも過激な内容なのですがどこかシュールで
残忍で残酷、でもコミカルな要素もあって
切なさまであったり、そして追い詰められた
人間の愚かさや裏切りなど皮肉めいた内容も
めいっぱい、てんこ盛りなのにくどくない。
かなめワールド全開の作品でしたね。
高級官僚のエリートが10歳も年下の高校生の
甲斐に一目惚れされ、一緒にいた婚約者は
甲斐の友人たちに貶められ里和は甲斐に凌辱される。

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限りなく不幸に近い幸福 小説

樹生かなめ  麻生海 

まさかの展開

ダリアノベルズ版を修正とあります、どうやら書き下ろしは無い様です。

さてシリーズ3作目、最初は鬼畜だった高須賀こと千葉〔攻〕も随分丸くなったなーって感じです。
それも愛のなせる業でしょーかねー。
ただ自分は最初の表裏の激しい病み執着攻の千葉クンの方が好みだったなあ。いや、あのままだと堀〔受〕が犯り殺されそうなのでまあこれはこれで良い変化なんでしょうけど。
あと基本的な所は変わってないし…

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限りなく身勝手な愛情 小説

樹生かなめ  麻生海 

人の表と裏と

ダリアノベルズの新装版ですが、修正のみで書き下ろしは無い様です。

前作で高須賀〔攻〕が、心底嫌っていた千葉だと知った堀〔受〕ですが、彼らの付き合いは続いています。
しかし堀の失くした携帯から、2人の関係を知る誰かから悪戯電話が入り、そして堀の自宅にも無言電話が入る様になります。
そして堀は実家へと戻った際に、ある女性から自分は母の不倫で出来た子供で父親は別に居て、堀の母親に会わせて欲しい…

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限りなくゲ-ムに近い本気 小説

樹生かなめ  麻生海 

一人だけに執着する攻に萌えるんだー、これが

ダリアノベルズを修正とありますが、書き下ろし等は無い様です。

この作品はネタバレしないで読んだ方が絶対面白いので、とりあえず執着攻と平凡受スキーにはおススメ。
シリーズなんだけどこの1作目が一番面白いです、ゾクゾクします、たまらん!!

んで以下はネタバレ含みます。
リーマンモノで、出来の良い新人で手料理も上手くて尽くしてくれる、そんな高須賀〔攻〕に好きだと言われてそれを堀〔受〕は受…

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なにがなんでも愛してる 小説

樹生かなめ  神葉理世 

今回はちょっとハズレちゃいました

前作の「カッパでも愛してる」はストライクゾーン内ぎりぎりOKだったんですが……これは残念ながら自分的にはハズレてしまいました。
前作と同じく読む人を選びそうな作品です。

前作の主人公は稀に見る不幸体質の兄の話でしたが、今回はその双子の弟の話になります。
極貧生活を支える為に、大学へ行きながらバイトづくしの彼ら。
けれど彼らは大学卒業後は安定した公務員になって兄を楽にしてやろうと頑張って…

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カッパでも愛してる 小説

樹生かなめ  神葉理世 

ぎりぎりOK!

自分的には樹生かなめさん作品はツボに入るのと、ツボからズレるのとに分かれるんですが、この作品は微妙ながらぎりぎりツボに入りました。

稀にみる不幸体質で入社する会社は片っ端から倒産、歩けば物が落ちてきたり飛んできたり、電車に乗れば電車が止まるという不幸菌の持ち主・柊馬〔受〕
今は弟達と共に極貧生活をおくり、これまた傾きかけた友人の会社で友人と共に身体を張った宴会芸接待で何とか会社経営を続けて…

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