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樹生かなめ 奈良千春
翌檜
ネタバレ
初めてレビューします。 今までレビューは好きな作品だけにしようと思っていたのですが、この作品を読み、どうしても書きたくなり、今回レビューすることにしました。 タイトルにもありますが、この本を読んで、作者の性暴力に対する無理解を感じました。 別に、BLはフィクションですし、レイプした相手と恋仲になることには(現実ではほぼあり得ないことだとしても)文句はありません。 ただ、この作品の書…
樹生かなめ 加賀美炬
yuzulemon
Kindle Unlimited対象作品だったので、大好きなアラブもの!と飛びついてみました。 ろくでなしの実父に騙され、ザラック国で闇オークションにかけられた主人公・桃李(日本人、27歳ノンケ)がサイードと名乗る男性に800万ドルで落札され、亡き母に似ていると言って桃李に懐いている彼の甥リドワーンの面倒を見ながら、サイードの愛妾になる話です。 サイードの正体は読み始めてすぐにわかりま…
すずめのちゅん
野沢尚脚本の『眠れる森』という昔のドラマを思い出しました。 幸せそうな恋人とその周囲の人間の衝撃の過去が後半になって明かになるミステリー風の作品。 設定はとても面白かったのですが、肝心の、受けが記憶の奥に眠らされていた過去を思い出してからが残念な展開で、勿体ない。 いくら二人で過ごした穏やかな近年があるにしても、攻めや悪友達が受けにした罪をもっと追及・深堀りしてほしかった。 「…
樹生かなめ 槇えびし
H3PO4
確かに、この時代にこの作品は早すぎた感じですが、、、、 私の趣味としてもオヤジもわんこも嫌いじゃないけど、コメディ的な面白さはあるけれど、萌えなかったの。 やはり萌えポイントが無い場合は、恋愛の深さとか男同士のやるせなさとかが読みたいかなと。
サンシロウ
電子限定番外編。挿絵無し。ページ数は文庫の半分も行かないくらいです。 本編の最終巻「龍の始末、Dr.の品格」の、晴信が日光の高徳護国の本家から脱走したあたりからの正道視点のお話です。 本編での氷川や桐島とのやりとりもあり、全てが正道視点です。 本編での正道の出番は、晴信がハマチの運転する車に押し込められて日光に連れて帰るまでしか書かれてませんでしたが、番外編はその後が少しプラスされて…
樹生かなめ
碧雲
「龍&Dr.」シリーズを書いた作家の中華時代捕物劇。 唐を参考にした時代背景で、雅。 みずかねりょう先生の絵が綺麗。 花街の牡丹=主人公の香霧が、武皇后役のファンビンビンに似ていて、可愛らしかった。 花街で源氏名;牡丹として稼ぎ、養父の借金を返済して他の孤児を養う健気な美少年;香霧。 香霧の贔屓客が、濡れ衣を着せられて殺害される。 「横領の罪を問われ自害」したとして、一族が宮刑に二…
前巻でラストと思ってたので、まさかのもう1冊でした。 読めるのは嬉しいのですが、表紙イラストがなんだか暗い雰囲気だし、清和が血塗れの木刀を持っているし、それで出版社の煽りが「真の完結」ということなので不安な気持ちでしたが、中身はそれほど悲惨な展開ではなかったです。 奈良先生のイラストはいつものように美しいですが、何故あの表紙イラストなのかよく分かりませんでした。 このシリーズは続けようと…
あーちゃん2016
鈴倉先生挿絵見たさにGET。恋話うんぬんより、驚異?恐怖の育児話が印象的で、萌はあまり感じなかったため、中立にしました。スゴイ育児話を読みたい方でしたら良いのかも。本編260Pほど+あとがき。 柊家の一角にある社を守っている白狐の白蓮。柊家当主との約束でとどまっていたのですが、一方的に約束は破棄され、社は朽ち果てる寸前。明日には取り壊されるという日に、幼い頃に「嫁にする」と言い切った当主息子…
読むまでは時系列が現在の話かと思ってたのですが、「誓いはウィーンで」のすぐ後のお話です。 今作で2人の関係性に決着がつくかと思ってたのですが、過去の出来事なので、藤堂とウラジーミルの関係は本編のままです。 「龍の宿敵、華の嵐」は他2冊とも読了済みですが、内容を大雑把にしか覚えてない状態だったので、ウラジーミルの側近や親戚兄弟の名前や関係性を把握するのが少し厄介でしたが、概ね問題なく読めまし…
前巻で最終巻ということでしたが、読者の強い要望があったのか、再びこのシリーズが読めて嬉しかったです! 番外編的なオマケかな?と思ったら、ほとんど前巻からの続きでした! 最初から最後まで面白かったです!! この巻で最終回を迎えてたら納得してたと思います。(前巻はちょっと打ち切り感漂ってたので…) 長江組とのいざこざは完全には解決してはいないのですが、新たな火種を経て、一応スッキリとし…