実相寺紫子さんのレビュー一覧

その唇に誓いの言葉を 初回限定特別ショートストーリーペーパー グッズ

最後まで素直じゃない猫

「その唇に誓いの言葉を」についてきたSSのペーパー。本編の後日談で、以下盛大にネタバレです。


今日はおまえの誕生日だ!と残業を止められて連れて帰られたら、柳澤の手配したケータリングの料理と25本(!)のろうそくが飾られた豪華なデコレーションケーキ!ロウが垂れる、はよ消せだの、きゃいきゃい言いながら、先に切り分けた一切れ食べ、誰が食べんねん・・という量の料理を食べ・・・

嬉しいんだけど、素直に…

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その唇に誓いの言葉を 小説

橘かおる  実相寺紫子 

気の強い美人さん

先生買い。2006年の本の文庫化で、前のを読んでいないため比較は出来ていません。先生のあとがきによると「携帯→スマホ」という変換をしているということと、かなりの増ページになっているとのことです。本編250P+短編(秘書視点)8P+短編(後日談)42p+短編(受兄受難)14P+先生のあとがき でした。攻めの傲慢度合も受けの気の強さもなぜかあまり可愛く思えなかったので、すいません、中立です。ポイントは…

4

晴れ男の憂鬱 雨男の悦楽 小説

水壬楓子  実相寺紫子 

何時間でも眺めていたい表紙

表紙イラストに一目惚れしてしまいました
受けからも攻めから漂う強烈な色気…
素晴らしいです
何時間でもうっとり眺めていられそう
中の挿絵は表紙と少し雰囲気が違う?感じがしますが
どちらにしろ美麗です 攻めの男の色気がすごい

小説の方は設定は面白いなと思ったんですが
流れも結末もありがちな感じでした
ノンケにゲイが恋をして、ノンケも相手を好きになって
すったもんだの末にくっ付い…

2

野良猫とカサブランカ 小説

中原一也  実相寺紫子 

サクサク読める一冊でした。

主人公の律は、男関係にだらしない元キャバ嬢の母とその男たちからDVを受け、そんな家庭から逃げ出すために美少年趣味の男に「飼われて」いたという過去を持つ青年。そのことがトラウマになって、美しい容姿を隠して目立たないようにしようとしているのに、「自分は男に飼われていた」と敢えて暴露してハスッパに振る舞ってしまう…という捻れた思いを抱えています。

そんな律を父親のように見守っているのが定年前の刑事…

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傲慢君主の専属契約 小説

高尾理一  実相寺紫子 

アメリカンドリーム

アメリカ人イケメン大富豪×日本人ホースセラピスト。

攻めはワイルドな感じの、アメリカ人らしいアメリカ人。
自分勝手さと人間不信をこじらせているのも、金持ちらしくてよかったです。
受けは清楚な感じで、動物に好かれる日本人。
特に攻めが飼ってるワンコとの信頼関係がほほえましかった。

とても楽しく、おもしろく読んだのですが、いまいち萌えなかったのはなぜだろう……
攻めは傲慢で自分勝手…

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獣の妻乞い 小説

沙野風結子  実相寺紫子 

動物もアリ…でした

緊縛物も凌辱物も複数でもわりとすんなり受け入れてしまう私でさえ、人外は大好物だけど、さすがに獣相手は無いわ〰と考えていましたが改めました(笑)
きっとこの話も他の人外ものにありがちな本当の姿は動物でも人間に変身して事に及ぶ話だろうと軽い気持ちで読み始めましたが、ガッツリ4本足、毛もふもふの狼(攻)でビックリ、うわっです。

獣姦物には抵抗を感じますが、この話は獣の姿の攻とのセックスに至るまで…

5

花嫁のピジョンブラッド 小説

英田サキ  実相寺紫子 

こう、もう少し突っ込んだ何かが欲しかった。

英田サキさんは、しっかりした文章・展開・作品が書ける作家さんだと思うからこそ、もう少し突っ込んだ展開が読みたかった! いつでもハードな作品を…!というわけではなく、王道の甘々ハーレクイン展開ならば、それはそれで良いのですが、そんな中にも「さすがだな!」と思わせるところがもう少しあったらよかったのに!…と思うのは求めすぎかもしれませんが…。

タイトルにもなっている「ピジョンブラッド」にはもう少…

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不道徳な闇 小説

松田美優  実相寺紫子 

『赤い呪縛』が許せるなら本作も大丈夫

電子書籍版を購入。
挿し絵なし、あとがきなし。

あらすじの笹川の鬼畜っぷりに驚いて、思わず購入してしまいました。
BLにありがちな、鬼畜に見えるけど実は……なんて展開はありません。
救いようのない、天晴れな鬼畜。

正真正銘の鬼畜を求めている人には、自信をもってオススメします。
こんな人が教師なんて恐ろしい……そんな常識的な感覚は横に置いておいてください。
深く考えたらダメ。

1

花嫁のピジョンブラッド 小説

英田サキ  実相寺紫子 

なんだかなー

お話としては 私もハーレクイン的展開?な テンプレ大団円は大好きです!
でも なんか ページ数少なかったからか、最小限の説明で 足早に 終わらした感ハンパなかったす!
なので イマイチ乗れなくて ちょー残念す。

0

傲慢君主の専属契約 小説

高尾理一  実相寺紫子 

傲慢というか自分勝手な攻め

馬の気持ちが分かるというホースセラピストの受けと成り上り大富豪の攻め。
この作品だけではないのですが、外国の方特有のまどろっこしい言葉遣いが、作品にハマりきれなかった1つかもしれません。。
なぜ外国の方という設定になると、こういう独特の話し方になるのでしょうか。。
受けが心優しく馬と心を通わす様子は良かったですが、2人がくっつくのが性急だったのと、調子が良くて自分勝手な攻めがあまり好みではあ…

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