志水ゆきさんのレビュー一覧

Don't Worry Mama(新装版) 小説

木原音瀬  志水ゆき 

珍しく幸せな

痛い、辛い、切ない、の木原音瀬作品。
今回のはコメディですかね。

たまにどうしようもない受けが出てくるのも木原さんの醍醐味(笑)
ハゲやデブ、チビとありますが、受けの今蔵さんは「白ブタ」さんでした。しかも性格がイけてない!
最初は仕事の出来ない、見た目もちびデブ、さらにはマザコンとどうしようもない、救いようのない状態の人で書かれてます。
裕一は生粋のゲイで、若くて色白の男の子が好き。…

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花鳥風月 10 コミック

志水ゆき 

受けも積極的なのが最高

 吉利谷と財前については子供の頃からいろいろ背負ったり我慢したりしてきた2人が、この巻でようやくそういった柵から解放されて、お互いを思う存分愛し合える結末を手に入れた感じがしました。吉利谷への好意もオープンで性行為に積極的な財前なんてまさか見れると思っていませんでしたから、人は愛でこんなにも変わるんだなぁと嬉しくなりました。

 後半は一見と糸川がメイン。多分吉利谷達よりもページ数は多かったと…

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ツァイガルニクの恋の沼 小説

月村奎  志水ゆき 

これだから現代ものはやめられない

ファンタジー作品も含めた多くのBL作品を読んできた中で、やっぱりの原点回帰。

現代もの最高ーーー(*´꒳`*)

現代もの作品に心惹かれる理由は、同じ世界に立ってると思う期待からです。私のすぐ近くで起きてるかも?と思うドキドキ感に、私はそれだけで萌え堕ちます。

月村先生×現代もの作品。最強タッグ過ぎる。
そんでもって大好きな幼馴染みときました……間違いない。そして間違いなかった。…

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ツァイガルニクの恋の沼 小説

月村奎  志水ゆき 

ほっこり

この季節に暖かくしながら、まったり読んで欲しい作品です。
何気ないプレゼントの渡し方とその意図がお互い様でお前ら〜ってなります。かわいい。
周りの人達もみんな優しくてほっこりします。

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花鳥風月 10 コミック

志水ゆき 

吉利谷と財前が好きです

10巻を読む前に9巻を再読しまして、吉利谷と財前の盛り上がりはやはりいいなと堪能しました。

で、10巻、ご褒美のような温泉旅行回。
うれしいです。

美形な上、中身が男前でツンデレな財前が好みのタイプの受けなんですけれども。
今回は更に、無表情無自覚羞恥心ゼロな煽り炸裂で吉利谷が興奮のあまり敬語になってしまうところは声出して笑いましたw
他にも、普段は決して見られないような吉利谷の…

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きみはまだ恋を知らない 小説

月村奎  志水ゆき 

溺愛攻め

大好きな月村奎先生の作品。
積み本になっていたのを今更読みました。

溺愛攻め×健気受けなのかな。
溺愛系はそんなにかな〜と思ってましたが前半は楽しめました。
当て馬?の岡部に対しても藤谷はいい感じに嫉妬したりして可愛い。

でも中盤から後半にかけて、読者を裏切るような展開がなくて多分こういうことなんだろうな〜、こうなるんだろうな〜が大体予想通りに落ち着き、う〜ん…となってしまいまし…

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花鳥風月 10 コミック

志水ゆき 

ようやく

新刊が出るたびに萌えてきゅんきゅんして、1巻から通しでじっっくり再読してしまいます。
気になっていた一見と糸くんの「初めて」がきちんと描かれていて、ジタバタしてしまいました。
思ったよりちゃんと甘かった笑

今シリーズのそれぞれの「初めて」は「やっと…」という執着を伴っている特徴が共通しており、本当に読み応えがありますし、自分の感覚では一冊で通常の10倍くらい見せ場があり、ときめかせていた…

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頬にしたたる恋の雨 小説

久我有加  志水ゆき 

大阪言葉の萌

志水ゆきさんのイラストということで、手に取りました。いや、合うよ〜このお話にぴったりのイラスト。
昭和初期から戦後にかけてのお話ですが、本編は和装も洋装も、文化も混ざって変化しつつある時代のお話です。
文彦は、落語家を目指していたものの、開花せず、万歳に転向することも矜持もあってなかなか踏み切れない。そこへ文彦のことを見込んだ瀬島が支えることによって人気を博すまでの万歳師になっていきます。

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花鳥風月 10 コミック

志水ゆき 

大っぴらに愛。大いに激あま。

志水先生のお気に入りなんだろうな、と諦めている。吉利谷と財前、どこまで続くのかと。表紙を見ていて、やっと一見と糸くんの初夜に戻るのか、と期待したのに。
めでたく成就した吉利谷と財前は、描き下ろしおまけ的な激甘後日談をこれでもかと見せつけて来る。というか、わざわざ一見に見せ付けに来る。丸っと一見 × 糸くんで読みたかったのに。そんなワケで、一見 × 糸くんの話は物語後半で。ワケあり風の一見の背景は…

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花鳥風月 10 コミック

志水ゆき 

so what?

だから何?
とは挑発的に過ぎますか?

今思えば、7巻あたりから感じてた違和感。
8巻のレビューにて「何を描こうとしている?」と言語化したわけだけど。
その時に「吉利谷x財前」はスピンオフでいいのでは?と書きましたが、さてこの10巻まできて。
急に「一見x糸川」が帰結した。
そこでやっと合点。花鳥風月は「4つの」恋模様という意味?
今頃わかったのかよ、というご批判があるのなら甘受い…

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