山田ユギさんのレビュー一覧

花扇 小説

剛しいら  山田ユギ 

艶の磨きはどうかける

解ける様に語られる噺上手・山九亭初助の
語られざる陰の物語。
それは、人と言う玉を磨く為の技術の物語。
男を惑わす艶を如何にして際立たせるかと
言う術を静かに伝える物語。

絶品、でしょうね。

1

ロマンスの旋律 小説

佐々木禎子  山田ユギ 

しっとりアダルティ

あらあらあら・・・。とても好みの話だわ。
全編に渡って色気が漂っているような気がします。
とても読んでるあいだ、ドキドキしていました。
あれ?でもなににドキドキしていたんだろう??

確かに主人公の朋樹はけだるそうな雰囲気で色気が漂っているようなキャラです。
ユギさんのイラストも素敵でした。
お相手の八幡もかっこよかったです。かっこよすぎるくらい!
こちらはユギさんの漫画「最後の~…

2

挑発のルポライター 小説

あさぎり夕  山田ユギ 

一生懸命足掻きながらもがきながら仕事をして生きている男たち

再会ものです。
新見(受)が高校1年生のとき、家庭教師をしてくれたのが波多野(攻)。
傲岸不遜、大胆不敵、身の程知らずな広言を叩いてもそれを軽々と実行してしまう、向かうところ敵なしの熱い男・波多野に、新見は憧れを抱き、それはいつしか恋心へと変わっていました。
しかし波多野は新見が17歳のとき、大学二年でできちゃった結婚をしてしまいます。
波多野が大手新聞社に就職したあとは、この不毛で辛い想…

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