山田ユギさんのレビュー一覧

たかが恋だろ コミック

英田サキ  山田ユギ 

帯に一見の価値あり?

原作・英田サキ、作画・山田ユギの夢のコラボ!と期待しすぎたのか、今一つ盛り上がりに欠ける作品でした。

主人公である泉巳の義兄をヤクザ、相手役の高津戸を刑事として、英田作品らしく裏社会と密接な関係を保ちつつも、どちらの世界にも染まりきれない不安定故に退廃的な色気のある男達の物語となっており、それを山田ユギらしい艶のある絵柄で破綻なく描き出している、とは思うのですが、お二人とも原作付きコミックス…

3

小さなガラスの空 コミック

山田ユギ 

胸が締め付けられる

表題作が本当に切ない。短い話なのにこんなにも心をしめつけられた作品、そうはないと思います。
可愛いものが好きで綺麗な顔をしている直樹はイジメをうけてしまう。
そんな直樹を見ているだけだった矢田は、あるとき直樹を助ける。
しかしそのせいで直樹とデキていると、からかわれた矢田はその噂を払拭するために直樹をいじめるように。
表面的にはいじめながらも直樹の捨てられた靴や教科書をそっともとにもどしたりする矢…

1

情熱の温度 小説

木原音瀬  山田ユギ 

なんでこんな男に惚れちゃうんだよ!やめとけ!というのが木原イズム

教師と生徒で年下攻め。
これだけで萌えてしまう方がたくさんいるかと思いますが、木原さんの手で料理すると、このオイシイ設定でも、単純に萌えさせてはもらえません。
教師が本格的なダメダメのアホアホで可愛くなくて、「なんでこんな相手に惚れちゃうわけ?」と、生徒の胸ぐら掴みあげて問いただしたくなること受け合い。
またこの生徒がワンコタイプで包容力のあるいいやつなもんで、余計にそう思う。
中盤まではこの教師…

5

TWINS -ツインズ- 小説

森内景生  山田ユギ 

潤滑油が!?

う・・・わっ・・・(;´Д`A )説明しづらい。
挿絵。山田ユギさんが“山田靫”名義だった頃のお仕事ですね。
表紙のTWINSというロゴも含めて、なんだか昭和のファッション誌の表紙みたいで
素敵だなぁと思って手にした1冊です。

がっ!

中身・・・わかりづれ~っ

クールビューティの兄(ミヤ)
ホットビューティの弟(ミキ)
二人は美人双子なんですよ。
弟は、超ブラコン!

1

花扇 小説

剛しいら  山田ユギ 

久々にいっぱい泣いた

この作品、「座布団」の続編なんですが、CDになった「座布団」を聴いて、どうしても読みたかった本。
「座布団」の本そのものは、オクでむやみな金額になっていたりするので、ほぼあきらめていますが、こちらは、偶々、中古本値段で見つけて、小躍りしながら買って帰った次第。

お話は、一色というルポライターを狂言回しに、初助師匠が亡くなった後(現在)と要の二つ目時代、初助師匠の若い時代と、過去から現在を行…

1

小さなガラスの空 コミック

山田ユギ 

青春のほろ苦さ

まさか、短編でここまで心をやられるとは!
表題作に、とにかく全てをもっていかれました。BLのベスト短編賞を「小さなガラスの空」にあげたいです。
表紙と裏表紙も雰囲気を出していて、作品のように切なくて綺麗な雰囲気そのままです。
いつもながら短編でもストーリー性があってキレのある話で、表題作以外もよかったです。
コンビニ店員同士で高校生からの年下攻めでツンデレ受け、再会してのオヤジ達の15年愛…

5

太陽の下で笑え。完全版(文庫) コミック

山田ユギ 

順番通りに読んでほしい

まず、あの可愛らしくて男前の壮平が、こんな頭の軽い大人になってしまったのに衝撃を受けました。
そして、チカはあまり変わっていない。高校時代から「老け顔」って書かれてましたもんね…(笑)
この文庫版は、直樹編「小さなガラスの空」「ワイルドマンブルース」も同時収録されているのでオススメです。
特に「小さなガラスの空」はとても思い入れの強い作品なので、ぜひこの機会にこのシリーズをまとめて読んでいた…

1

たかが恋だろ コミック

英田サキ  山田ユギ 

ドラマCD化、熱望!!

英田作品、山田作品、それぞれの単体は、作家買い作者さんなのですが、微妙に購入を迷っていた当作品。
なんか、微妙な危惧が、微妙に図星って感じで、、、

作品としては、おもしろいです。
作者目隠し状態で読めば、神作品レベル。
BLコミックスとしては、すごく、とっても、上出来な、いい作品です。

でも、

なんか、

普通~

多分、「英田サキ」「山田ユギ」ハードルが高すぎるん…

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たかが恋だろ コミック

英田サキ  山田ユギ 

評価に迷いました……

山田ユギさんは小説の挿絵・コラボには
向かない作家さんだと、個人的には思っています。
ユギ色一本で勝負できる方なのに、
何故わざわざ原作付作品を手掛けられるのか。
今回の作品は購入を実は迷っていたのですが。
こちらでの評価が高かったので、思い切って買ってきました。

原作付きなので、やはりいつもの山田ユギさんの作品とは、雰囲気が違います。
面白いか、面白くないか?と聞かれたら、「面…

3

誰にも愛されない コミック

山田ユギ 

目線が色っぽいv

「本」というアイテムによって人間関係が語られていくのが面白かったです。
「本」があったから結びつくカプもあるし、「本」があったために別れなきゃならないカプもある。けれどどれもがそれぞれにとって「特別な一冊」だったのだろうと思うと、自分ももっといろんな本を読みたくなりました。

受けの日下、古書店経営でチェコ留学経験あり、って雰囲気ありすぎです。
それであの美形に素敵な流し目。
他人に興味…

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