山田ユギさんのレビュー一覧

昼も夜も コミック

山田ユギ 

このページ数でこの展開

2017年発表のアンソロジー「山田BL」に収録されていた作品。
「山田BL」もレビュー済ですが、今回単話で出たのでホイホイと。
表紙の「そろそろ抱かせて下さいよ」「断る」
…もうコレだけでこの作品の魅力ダダ漏れでしょ!

右にいる部下の白石が左の高瀬課長を口説いているわけですが、それというのも3年前、白石が知らずに高瀬課長行きつけのゲイバーに行って高瀬に気づいてしまってから、なんですね。…

3

副島社長にはセフレが5人いる コミック

山田ユギ 

明るいユギさんワールド

攻め・受け共に40歳。元彼も40歳。イケオジがいっぱい。受けのセフレA〜Eは20.30.50代と様々なタイプの良い男が拝めます。受けの副島は仕事大好き・セックス大好きの淫乱男。でも体で仕事を取る事はしません。リンク元の話ではチラッとしか出なかったのにここまで強烈キャラだったとは。

セフレが5人なのでエロシーンも多くて色っぽい話ですが、コメディーシーンも多くて楽しいユギさんワールド全開です。脇…

5

副島社長にはセフレが5人いる コミック

山田ユギ 

40才エロ社長

山田ユギ先生の新作!
もう表紙から神作の予感でしょ!と思いつつ速攻ポチるが、本作は2019年発表の「この恋は運命じゃない」のスピンオフで、あの公私混同のエロ社長が主人公じゃないの!
…というわけで、仕事はデキるがその仕事をバリバリするためにセックスが必須で、セフレAからEまでの5人で回しているトンデモな40才エロ社長・副島編です。

今回、ホラーがテーマの文庫のアートワークを手掛けることに…

9

副島社長にはセフレが5人いる コミック

山田ユギ 

『この恋は運命じゃない』のスピンオフ作品。

作家買い。

山田さん作品と聞いたらあらすじも何も確認せずに速攻でお買い上げしましたが、山田作品の『この恋は運命じゃない』のスピンオフでした。『この恋は~』は未読でも理解できると思いますが、今作品の受けさん・副島さんは『この恋は~』の攻めの塚本くんの元カレ。ということで、前作を読まれていた方が、より面白くは読めると思います。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。





7

昼も夜も コミック

山田ユギ 

掛け合い漫才のようなやりとり

療養中、休筆されていたユギ先生。
相変わらず、色っぽい絵柄で、面白い展開の短編。

『山田BL』に収録されていた作品だそうですけど、私は未読の作品。
試読で単話1巻を読んだけど、面白いので、連載を購読したかったけど
・・読み切りで続きが無い様でした、残念。

企画課の王子様VS堅物課長。
堅物課長は、夜は別人。

夜は、出会い系のゲイ専店に遊びに行く。
髪型も、服装も、まった…

2

最後のドアを閉めろ!(2)(新装版) コミック

山田ユギ 

盛り沢山

既読の山田ユギ先生の作品の中で一番好きなシリーズです。
年下の男ふたりの間でよろめき押し倒される美丈夫を見守る漫画。たまに本田兄ちゃんズの間でもよろめいてるけど。

本田兄弟が主役の単行本「開いてるドアから失礼しますよ」を読んでから読むことを強くおすすめします。永井が兄達の関係に気づくエピソードがとってもいいんですよ…永井だからこそ気づくっていうのがまた。

本田兄弟の中で永井が空回って…

0

最後のドアを閉めろ!(1)(新装版) コミック

山田ユギ 

色褪せない

本田(黒髪男前年下攻め)
永井(美形苦労人,多分主役)
斉藤(腹黒?可愛い)

さすが山田ユギ先生としか言いようのないテンポの良さ。エッチシーンの後に盛大に咽せても面白い強さ。
女と寝る攻め大好きで、サラリと涼子をお持ち帰りしているあたり、雄な本田最高なんだよなぁ。結局やってないらしいが。残念。こういうところに山田ユギ先生作品のトレンディドラマ味(時代…)を感じる。おニャン子クラブとか言…

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開いてるドアから失礼しますよ (新装版) コミック

山田ユギ 

HONDA村

「最後のドアを閉めろ」の本田のお兄ちゃんズ。本田家は男三人もいて跡取りを失ったわけか。ま、そういうこともあるよね。大らかそうなご家庭だし(納豆以外)。

両思いなのが互いにしっかり分かっているのに色々な制約で心を開ききれない。実にうまくできています。未成年ならまだ分かるけど、もう大人なんだから正一兄ちゃんもはやく腹を括れば良いのにって話ではある。そして腹を括った兄ちゃんはとても甘かった…可愛い…

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虜 -とりこ- 小説

秀香穂里  山田ユギ 

やはりあいつが…

麻取と元締が結ばれてしまうというファンタジー
けれど、そこに行き着くまでの物語がしっかりと描かれていて、他のレビュアーさんも書かれてましたが、映画化や二時間スペシャルドラマにしてみて欲しい。

悪者は、やはりというか王道の信頼していた上司ですが、コレまた随分と昔から腐っていたようで。そういう意味で攻めの元締が極悪人にならずにラブストーリーに組み込めるような感じに仕上がっています。
最後は足…

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花扇 小説

剛しいら  山田ユギ 

初助師匠

「座布団」のレビューでも書きましたが、このシリーズは初助の物語です。あとがきに初助の人気ぶりについて書かれていましたが、そらそうだよと。多くを語らず、要に対して厳しさも優しさも持ち、一途だけれど遊びも粋に。そして去り際は人に見せない。創作物の登場人物らしい格好良さでありながら、時代や業界が今自分が生きる世界とは異なるため、ひょっとしたらこんな人もいたかも知れないと思わせる絶妙な具合です。
「座布…

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