山田ユギさんのレビュー一覧

この恋は運命じゃない コミック

山田ユギ 

仕事に誇りを持つ男前たち

活版印刷という渋い題材でユギさんBlを読めるとは…。
こういう、初対面の印象が悪い二人って滾りますね!
そしてどちらも主張を譲れないんだけど、出来上がったものは最高だとかもう…。
年齢が近いこともあって距離が縮まるのも早くて楽しいです。

じじいと剛の絆もじんわりしましたが
リチャードとの30年越しの恋、というかもう愛ですよね、素敵!!
剛が戸惑うのも仕方ないかもしれませんが、家族っ…

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人はなぜ働かなければならないのか コミック

山田ユギ 

門倉さんが健気可愛い腹黒すぎる

表題作が大好きすぎてレビューします。

人はなぜ働かなければならないのか
このお話の魅力はなんといっても門倉さんの健気可愛い腹黒さです。
口うるさいドエスな部下を演じてきたのに、
二人きりの残業中にむかーし貰ったカップラーメンを大事にとっておいたことがばれて。
そこからの流れがスムーズすぎて感動します。さすができる男。
一切照れも赤面も動揺もせず、クールに「捨て忘れただけですよ」

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別れごっこ 小説

剛しいら  山田ユギ 

大人編も今ならOK

多作を書かれたのに個々のクオリティも高かった剛しいら先生の良作文庫。2005年作。今はプラチナ文庫もなくなってしまったのが悲しすぎる。山田ユギ先生もこの頃小説挿し絵も結構されていて豪華。

お坊ちゃん育ちでイケメンの攻めと苦労人でしっかり者の受けが高校で出会い結ばれてから別れ、社会人になり再会してまた恋人になるというストーリー。一人称文章はあまり好まないんですが、剛先生は三人称も両方書ける方だ…

1

恋の記憶 小説

杉原理生  山田ユギ 

「でも、欲しかったんだ。」

開始後早々に既視感を覚えて、あれ?!これもしかして読んだことある?と思わず自分のレビューを確認してしまったほど、杉原さんらしさに満ちていると思います。
(結局未読だと判明したけど)

静かに淡々と、溢れそうで溢れない表面張力ききまくりな感じ。
そしてある日、もう相手のいない世界は考えられない事にふと気づく……というじわじわの真骨頂みたいな。

こちらの作品は、幼い頃から毎日一緒だったけ…

4

この恋は運命じゃない コミック

山田ユギ 

お仕事描写はおもしろい

活版印刷の工房を舞台にしたお話で、お仕事ぶりは面白かったです。
お互いに妥協を許さぬもの同士、時には言い争ったりしつつもこれだ!というものを完成させていくというところは面白い。

なんだけど。

なんか恋愛面ではしっくりこなかったというか、へぇ……こんなんでくっついちゃうんだ……みたいな感想を抱いてしまいました。ごめんなさい。

攻めはゲイだから、ちょいヤンチャなノンケの受けをいいな…

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別れごっこ 小説

剛しいら  山田ユギ 

くっついたり離れたり、またくっついたり

高校の同級生と付き合って、卒業と同時に別れ、社会人になってからまた付き合い、うまく行かなくて別れ……たはずが、半年後、受けのお隣に攻めが引っ越してきて、あれよあれよと流されて、また盛り上がる。攻めがわりとしょうもない、駄目な男なんだけど、そこがなんだかリアル。受けが流されやすくて、強引に押し切られると「しょうがないなあ」という感じに受け入れちゃうのもリアル。

現在から過去にさかのぼって、また…

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この恋は運命じゃない コミック

山田ユギ 

穏やかな大人の恋愛

ユギさんっぽい大人の恋愛でした。
今回の舞台は活版印刷所。そこの職人さんとデザイナーさんです。デザイナーさんのほうはユギさんの他の作品でも見かける美人さんって感じですが、活版印刷の職人さんのほう、剛くんが珍しくヤンチャ系です。しかも、スカジャンなんて着ちゃって、かっこ可愛いの!!

大人恋愛につきものの、ずるい大人もいますが、お手本になるような理想のカップルもいてノン気の剛くんが自然と塚本に…

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この恋は運命じゃない コミック

山田ユギ 

期待を裏切らない

うん、予想通り面白い。
安心して読めますね。

お話の展開と、脇役も含めた魅力的なキャラクターと、徐々に近くなる距離。

やっぱり面白いなーと思いました。活版印刷を頼んだこともあるし、イベントにも行ったことがあるので、興味深く読みました。

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ありえない二人 コミック

山田ユギ 

最後まで隙がない面白さ!

最高ですね!
描き下ろしまで隙なく最高でした‼︎

タイトルの『ありえない二人』は、
表題作の二人のことなのてしょうが、
各話のカップルにもあてはまると思いました。
特に、ママ×水野とか(笑)
  
表題作よりも次作の【ああ爆弾】の方が大作で、
ちょっと表題作の二人の印象が薄らいじゃったかな^^;

まぁ、どの話も良かったのですが、特に【檻】が良かった!
皆まで言わない匂わ…

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開いてるドアから失礼しますよ (新装版) コミック

山田ユギ 

癒しと萌えと切なさを、1冊で満喫

◆ 開いてるドアから失礼しますよ(表題作)
 『最後のドアを閉めろ!』の本田×永井がとっても良かったので、そこを超えるのはハードルが高いだろうと高を括っていたのですが、さすがはユギ先生。軽々とあの2人と遜色ないカップルを描き上げていらっしゃいました。なんといっても、受けでお兄ちゃんの正一のお堅さがたまらないですね。オールバックに眼鏡、凛々しい眉、引き結ばれた唇。これだけ硬派な見た目の彼が、次男の…

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