凄かったです。
トークでも言われてましたが、なぜか途中の4話までで終わり(笑)
なぜ2枚組にして最後まで作らなかったのか謎です。
お金なくって底辺?と言われる生活を送っている若者達の話だから貧乏くさくて受けないと思った?(から2枚組では売れなさそうだから1枚にした?)のかな?
原作も刹那的でしたが、その空気感そのままが表現されていて鳥肌モノでした。
立花さんも江口さんもお上手だとは思っていましたが、ここまでとは。凄かったです。
底辺とかゴミとか言っているのに高尚な、
殴られるわ、捨てられるわ最低なのに透明感のある、
都会の路地裏でありそうな話なのに文学的な、
相反する面を見てしまう、演技でした。
原作も力ありましたけど、カポーティか?と思っちゃいました。読んだ事ないけど(笑)
これを最後まで録音しないとか、犯罪ですよ。
エミー賞、アカデミー賞、トニー賞とかあげられないんですかね?
続編、完結を楽しみにしております。
個人的には立花さんの狂気的な演技が好きなのですが、逆に、感情を抑えたのか、感情がないのを表現したのか?淡々とした演技も良かったです。また聞きたくなります。
原作評価が高いので、大変申し訳ないのですが、原作の仙崎巽は好きではありませんでした。
特に仙崎。あまりにエキセントリック。こんな奴、学校にいたらどうよ⁉︎としか思えなかった。
でも試聴で古川さんをお聞きして、あまりに仙崎‼︎だったので、思わず購入してしまいました。
素晴らしかったです。
仙崎の生き方、生き方の解釈?が前面に出ていた。
俺がエキセントリック?社会に、周りに流されているお前らの方がおかしいんだろ?お前ら、自分の頭で考えているのか?俺は拙くても自分で考えて生きている。それが生きるということだ。
仙崎の叫びが響き渡っているような演技でした。
まさか、私が仙崎を肯定する日が来るとは。
古川さん、どこまで上手くなられるんだろう。
末恐ろしい方です。
内容は過激かもしれないけど、もっともっと多くの方に聞いてほしい一枚。
他の方々ももちろん素晴らしかったです。
でも文章が長くなるので、ご容赦を。