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女性フランクさん

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さらっと

時々、こんにゃろーー!!ってくらい腹ただしい俺様攻めと遭遇してしまうのが義月作品だと思っていますが、許容範囲でした。
そんな許せない俺様攻めと遭遇してしまう可能性があるにも関わらず、ついつい手にとってしまうのは受けが好みなことが多いんですね。
凛としていて芯があってしっかり物申すことができる大人の受けというんでしょうか。
この作品の受けも、非常に有能かつ芯があるお方で好みでした。

αかつ御曹司であることを鼻にかけたクソ生意気な小僧が登場するんですが、うろたえることなくしっかりと釘をさす事ができてて痛快でした。

二人の恋愛描写にかけては、可もなく不可もなく……というんでしょうか。
義月作品の攻めにしてはまぁ配慮があったほうだと思いますが、それでもそんな重要な事は自分ひとりで決めずに受けにお伺いたてろよ!ってところがあり、まぁそれがないとすれ違い&勘違いも生じないので仕方ないかなぁ……とも思ったり。

「溺愛」「スパダリ」属性にチェックが現時点入っていますが、スパダリとは感じなかったし、溺愛ってほどでもないような……。
溺愛&スパダリ属性なら、まず受けを不安にさせないと思うんですよね。
こいつは言葉が足りないから、結果的に受けを放置&勘違いさせてしまって心痛めさせてる始末。もう〜!!なにやっとんじゃ!と思いました。

というわけで、個人的には溺愛&スパダリ認定はしておりません。










αオメガというオメガバースの発展形が用いられていましたね。

攻めがいい

失恋小説家ってなんぞや?と思いましたが、なるほど。

自分の体験を糧に、小説を書き上げてきた結。
この結が書こうとしている小説の主人公(私・女性)と、結の実体験が並行してるところが面白い。
でも正直言うと、自己陶酔感強めのヒロイン節が陳腐というかキツくて読んでてむずむずするんです。
だからぶっちゃけ結の小説が売れてる&権威ある賞まで受賞しているとは到底思えないんですよね。

いいなと思ったのは、攻め。
ごくごくふつーなんだけど、そこがいいんですよね。
肩肘はることもなく、等身大というんでしょうか。
なにげない一言で、狭い視野に陥りがちな結の軌道修正をしてくれる存在で、世の中こういう人で溢れていたら、だいぶ世間が平和になると思う。






なんか、もやる……でも駄菓子絡みは面白かった。

普段は地味で冴えないリーマンなのに、満月の時だけ老若男女を骨抜きにするレベルの絶世の美貌男カグヤに変身してしまうという特異体質を持つ周が主人。

ぶっちゃけ、どちらの人格も好ましいとは思えなかったんですよね……。

普段の人格・周は、特異体質を知られないため友達付き合いも避けて……という仕方ない事情を抱えているとはいえ、やたら後ろ向きで僕なんか……みたいな感じでなんかイライラさせられる。
満月ver.のカグヤは、自分の魅力に1000%の自信があるイケイケ男って感じ&入れ食い状態の俺、イケてる!みたいな感じで性にも奔放で、自信満々なところがかわいくない。

で、攻めは満月時のカグヤに一目惚れしてしまい……。



ネタバレで申し訳ないのですが。





カグヤよりも周をLOVEっていうのが、ピンとこず。

え?そこまで好きな気配あった?!
それよりあんた、めっちゃカグヤにご執心だったじゃん!!と思ってしまい。

さらにわたしが微妙だなぁと思ってしまったのが、童貞処女の周とビッチのカグヤが共存しての初エッチ。

ビッチになったりウブになったりする様子に忙しそうだなぁ……と思ってしまいました。

それと攻めに申したい。

カグヤへの想いとは決別して、周を愛したんじゃないの?

なのに、別人だと思ってたカグヤのビッチっぷりも喜んで愛でてるところがなんか嫌だなぁ…と。
これが同一人物だと事前にわかってたら、どっちも愛してるよ!も納得できるんだけど、カグヤは別人だと思ってたのに一人で二人分美味しいみたいなの、なんか嫌。

でも、零細企業の駄菓子製菓会社を立て直そうとするところは読んでて面白かったです。
小さい頃のお隣さんが駄菓子屋さんだったので、小銭を握りしめてあれこれ悩んだなぁとか思い出しました。

それとギムレットに絡んでレイモンド・チャンドラーの「長いお別れ」が出てきたところがあり、あの小説が好きなので嬉しかったです。


あっさり

再読。
気の優しい大型ワンコと、ツンな刑事受け。

そんな激しい求愛行動はしてないのに、ノンケの受けがすんなりと好意を受け入れているところが(あっさりとではなく真剣に悩んだ末というのは書かれているけれど)マジで?と思ってしまう。

大型ワンコ死ぬほど大好き人間なのに、特に萌えることもなくキュンとするところもなく……。
非常に好ましいワンコではあるのに、なんで好きぃ!とならないのか、自分。
攻め視点も大好きなのに、ふーん……って感じで読み終わってしまった。

前回読んだときも、ここが萌えた!みたいなところがないので、なんだかレビュー書きづらいなぁ……と放置していたけど、再読してもやはりレビューが書きづらい。
可もなく不可もなく……という感じで。

しんどい……

すっかり内容を忘れたので再読したけど、しんどかった……。

受けの怜一の属性が「意地っ張り」と「クーデレ」となってて、確かにその通りなんだけど、それは病弱で入院しがちな弟にかかりっきりの母親に心配させるまい、自分は長男なんだから……と色々我慢して育ってきたからなんですね。
物分かりの良いお兄ちゃんを演じるうちに、素直な気持ちの出し方すらわからなくなっているような感じで可哀想なんです。
でも可愛げはないのも事実で読んでてしんどい。

そして年の離れた従兄弟が攻めでいい男&溺愛属性。
何かと甘やかし面倒をみてくれる恭介だけど、怜一はなんでこんな自分を好きになったのか?と疑問に思って素直に甘えられないし、信じることもできない。
おまけに恭介は、本当は自分ではなく弟のほうを好きなのでは?と思い込んでしまいすれ違うところが読んでてしんどい。

そして可南さらささんの描く家族って、わりと酷い〜かなり酷いのしか登場しないような印象で、それらに比べるとこの母親はまだマシだし悪い人ではないのかもしれないけど、でもモヤモヤ感が終始つきまとってしんどい。

そして攻めに物申したいのは、受験生なのに手を出すな!&煩わせるなってことです。






展開が…

過酷な生い立ちで「普通」を知らずに育ったがゆえに、教えられた「枠」から1mmも外れることを許さないロボットみたいな慧(受け)。
こりゃあ恋どころではないな……と思いながら読んでいたけど、思っていた以上にすんなり「恋」になってびっくり。
いや、これは「恋」なのか??
これはヒナの刷り込みみたいなもんなんじゃないかと思ってしまいました。
なんで桂路を好きになったんだろう?そこまで好きになる理由あった?なぜ桂路じゃないとダメなんだろう?と。

だって路がうわぁ!これは誰でも好きになるわぁ!!みたいな魅力溢れるタイプではないし、超辛口評価で申し訳ないのですが、貧乏画家気取りの生活をしてこれたのも実家が極太だからであって……といった感情が湧いてしまってさほど魅力を感じなかったので……。

そして被虐待児で欲しいものがなにも思い浮かばなかった受けなのに、「あなたが欲しい」とはっきり言えるようになったタイミングがやたら早いなと。

私の感覚から言うと、土の中で発芽はしてたかもしれないけど、まだ地上には芽が出ていなかったのに一気に花が咲いた!みたいな感じというんでしょうか。

麒一郎氏とスーパー秘書緒川のおかげで、寸分狂いなく動くアンドロイドちっくな慧が出来上がりましたが、ここに人間らしいブレとか揺れとか感情とかそういうのをプラスしていくのってもっともっと時間がかかるだろうなぁと思っていたので……
(でもお葬式の様子は誰よりもだったので、スイッチが無い人間ではないんでしょう。)

でも早い段階で結論を出したのは、雑誌掲載作品という紙幅制限上仕方ないのかもしれませんね。
後半、桂路に見合いが用意されていると知った慧が、お墓の前で「欲しいものが見つかりました」と言ったシーンの後くらいに「あなたが欲しい」という展開だったら超好みだったなぁ……と。
ようやくここまで言えるようになったのか!!みたいな感慨があったはず。
(一緒に過ごしていくうちに彼と一緒にいる場所が自分の生きていく場所だとわかり、一冊の後半のほうでようやく「あなたが欲しい」と言えるようになったみたいな展開が好みの人間丸出しの感想ですみません。)

とまぁ、前半部分までの評価は「中立」なのですが、後半、書き下ろしの受け視点を読んで「萌」になりました。
とうもろこしの色に絡めて綴られたところは、とてもいいなと思います。

受けがかわいくない……

作家さん買い。

うーん、受けがめんどくさすぎた。
自分でも「生意気でとっつきにくい」とも言ってるんだけど、ほんとそれ。
言動に可愛さを見出せず……

なのであんないい男でモテモテであろう攻めが、あえて受けを好きになったのかがよくわからない。
攻め視点で、「まったく、どうしてあんなに可愛いのだろう」と言ってるけど、えぇ‥‥?そうかぁ?と同意できなかった……。

攻めの人柄の良さと、事件の展開が気になって読めたけど、受けが好きではないので再読はないかも……。

受けの勘違いに付き合って読むのがつらかった

「恋のゴールがわかりません!」でハマって以来、新刊が出るたび読んでますが、乗り切れないまま終わってしまいました。

幼馴染に抱いた幼き恋心を「自分はショタコンだ」と勘違いして、こんな害悪な自分は遠ざけるべき!と、幼馴染から逃げ回るお話なんですね。

いくらでも思い込みを訂正する機会はあったはずなのに、自分はショタコンだという思い込みが最後まで続くので、その勘違いにひたすら付き合って読むのが辛い。
この受けに、んなわけねーだろ!!と思ってしまうか、生暖かい視線を送ってニヤニヤしながら読めるかで評価が分かれる気がします。

「恋のゴールがわかりません!」の勘違いは絶妙で違和感なく楽しく読めたけど、今作も前作もその勘違いを成立させるための設定が、ちと強引というか違和感をねじ伏せて読む必要があるのでハマりきれませんでした。

年下攻めが好きなので、永遠に縮まらない年の差を気にしたり、受けよりも背丈の小さい己に歯噛みするちびっこ時代の攻めの姿などはかわいらしくて楽しめたので萌えで。

でも、後半は私の大好物である攻め視点だったのに、イマイチ萌えなかったなぁ……
攻めが受けの言動を見ながらこーゆーとこ、ほんと好き!!みたいに思うポイントが、全然わたしのツボではなかった。
そもそも受けが私の好みじゃなかったんだと思う。
そして思っていたよりも攻めが暗いというかどんよりしてて、ここも微妙にツボじゃなかった。

短編集

買い逃したことに気づいて今更買いましたが……。

一言で言うと、8年前って感じの作品だなぁと。
「セクハラされてます」ってタイトルの作品買っておいて言うのもなんですが、セクハラネタはもうアウトだなと思ってしまう自分がいました。
昔なら気にせず読めたと思う。

そして、BLファンタジーとはいえ、苦手な上司にちょっかいかけられてオフィスであっさり掘られてしまう展開にどーなの?!と。
そりゃないよー。

【俺とお前と愛の巣で】
親友とルームシェアした初日に突然の告白をされてしまい……

受け、ちょろすぎ。
そんで攻め、ルームシェア初日に告白して、嫌ならルームシェア解消してもいいんだぜとか卑怯すぎ。

【放課後のひみつ】
職場に新任の先生がやってきて……

「女子高生ってだけでムラっときません?」とか言ってる教師、生理的に無理。

【裸のおつきあいしましょ!】
ハイスペヘタレ攻めがかわいかった。

【恋愛デリバリー】
罰ゲームでゲイ専デリヘルを呼ぶはめになり……。
健気受けだったわ。

おまけして萌で。


二作品収録

「友達になろ」とか突然言ってきたけど、お前がなりたいのは友達じゃないんだろ?いいんだぜ?ちゃんと受け止めてやる‥‥くらいに思ってたら、完全に的外れだった攻めの悲劇(笑)

片思い×片思い、つまり両片思いではなく自分の姉に片思い中で近づいてきた古屋と、すっかり古谷を好きになってしまった忍とのラブコメ。

一見まともに見えるけど忍の愛がナチュラルに重くてメンヘラ気質なところがウケます。
「俺がいる限り、古屋はもう戻れない」

古屋の許容限度を試すオチも好き。


【気侭にくちづけてどうぞ】
チャラいノンケ友人が突然キスを仕掛けてきて‥‥

読み終わっても奈良の信用感がほぼゼロ。ほんとに好きなのか?