ナースももさんのマイページ

レビューした作品

女性ナースももさん

レビュー数0

ポイント数3

今年度1709位

通算--位

  • 神0
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0
  • 絞り込み
条件

指定なし

  • レビューした作品
  • 神作品
  • 萌×2作品
  • 萌作品
  • 中立作品
  • しゅみじゃない作品
  • 出版社別
  • レーベル別
  • 作品詳細
  • レビューした著者別
  • レビューした作画別
  • レビューしたイラスト別
  • レビューした原作別
  • レビューした声優別
媒体

指定なし

  • 指定なし
  • コミック
  • 小説
  • CD
  • DVD
  • ゲーム
  • 小冊子
  • GOODS
発売年月
月 ~
レビュー月
表示モード

2人のラブラブにお腹いっぱい。

いや〜ごちそうさまです。
これが読後最初の感想です(笑)

あらすじとしては、前作の逃避行後から始まっていて、多忙になった鍛冶先生と中々ゆっくり会えない最中に、小早川の幼なじみの昭ちゃんが週刊誌で先生の記事を読んで心配して上京。その昭ちゃんが2人の間に入って…というお話。

っていうかね、もうね、2人のラブラブさが本から飛び出してる状態でして正直お話どころじゃなかったです。
あいも変わらず鍛冶先生は小早川溺愛で、独占欲半端ない。ゆっくり会えないとしても出勤前に呼び出しては激しいキスで小早川を充填しております。(足りねぇ。と言ってましたが)
ある意味安定の鍛冶先生に対して、小早川は先生に対する気持ちを自覚し、前作までの彼からすると考えられないくらい素直になっていました。
先生も小早川の変化に喜んでるんだろうなぁという描写があり、読んでる私もにんまり。
昭ちゃんが2人の間を引っ掻き回すといっても、小早川を心配してのことだし、何よりそんなことで動じる先生ではないので何も臆することなく読み進められます。

小早川は先生に会いたくて淋しがったり、公私混同してしまったと悩んだりしてましたが、鍛冶先生の溺愛独占欲に包まれたラブラブな2人の幸せなお話でございました。

読んでよかった。早く読めばよかった。

基本的に短編集やオムニバスはあまり好きではないんです。盛り上がったところでお話が終わってしまって、自分の興奮した感情を持て余してしまうから。
本作品は、表紙を見た時にあまりにも綺麗で目が離せなくなって初めて表紙買いしようと思ったものの、短編集と聞いて泣く泣く購入を断念。
しかしやっぱりずっと気になっていたのでレビューを見てみるとかなり高評価でしたし、「神様シリーズ」の神とはなんぞや?と興味が湧きドキドキしながら今更ながら購入致しました。

いや〜。予想をはるかに超えてよかった。こんな短編集読んだことありません。読んでる途中から短編集なんてことは頭からどっか行ってました。
まず、表紙をめくると出てくる2人のキスシーン、見つめ合ってる2人の絵にずきゅん。本当に絵が綺麗で、ほぅ…とため息をつきながら見飽きるまで眺めておりました。

表題作は一度読んだだけではイマイチ意味がわからなかったのですが、なぜか読後感は切なキュンで胸いっぱい。
ノンケ受けの最初がああいう場なのはかなりのハードルだったろうに、手を震わせながら攻めを誘う様はかわいくて、がんばったねと声かけたくなりました。

「その神は、役場にいる。」
出てくるみんないい人で、苦しかった。
言わずもがな蓼科さんはいい人で、再読した時にやっとキスを受け入れてもらったはずの蓼科さんが複雑な表情をしていたことに気づき、彼の迷いが伝わってきてとても切なかったです。
そして、自責の念を抱き蓼科さんが連れて行きたいならそれでいいと考えている鳥海、鳥海さんに惹かれているけれど、事故が起きてしまってもう自分の気持ちは伝えるべきではないと考えている立山。
みんな優しくて切なくて苦しかった。
特に、最後の蓼科さんの言葉。もう、切なくて切なくて…。
蓼科さんがいい人すぎて攻めである立山に感情移入しにくかったのですが、最後の告白はかっこよかったです。鳥海さんを幸せにしてあげてください。

「今日も神は、役場にいる。」
旭はキングオブワンコ攻めではなかろうか。身体の関係は持っていても決して好きだとは言ってくれない先生に対して、それでもきっと両思いなはずだと冷たくあしらわれても笑顔でそばにいるのもよかったですが、先生から別れを切り出された時の逆上した表情にグッときました。
「どこかが好きだから好きなんじゃなくて、好きになったから全部好きなんだよ」
こんなこと言われたら先生も絆されるよなー。素敵なセリフ。恋っていいな。
最後の先生の柔らかくて優しい笑顔が嬉しかったです。

「僕の神は、役場にいる。」
ようやく神様シリーズの主役登場です。初登場時にはキラッキラで出てきて主役をかすませ、ポスターになって私たちを笑わせてくれた神様こと赤石のお話です。
読んでみて、このタイトルの意味が分かりほっこり。みんなを救っていた赤石ですが、ずっと自分を救ってくれてたのが荒島だったんですよね。荒島と一緒にいたいと素直に思う赤石に対して、村の神様である赤石を独占できるはずがないと思っている荒島のやりとりがもうかわいくてかわいくて。
片思いのプロって(笑)

「いい子でごめんね!」
叔父さんの設定、好きすぎます!!ギャグも好き、世良も好き、友達もいい味出してるしその兄貴もなんか好き(笑)2人の初めてが見たかったなー。(初めては失敗したみたいだけど…)

あまりに全話よかったので、長文になってしまいました…。(読みにくくてすみません。。)
姐様たちの素敵なレビューに全力同意だったのですが、私のように短編集が苦手の方にもぜひ手にとっていただきたいと思い、私もレビューさせていただきました。
あ〜読んでよかったー。

ルシファーの色っぽさに耳が溶けます。。

本作よりも前に特典CDである5巻を先に聞いてしまったのですが(順番があべこべですみません)、その時は出演されている声優さんを知らない状態で聞いたんです。
太一×ルシファーを聴いた時に、ルシファーが超絶色っぽくて話の内容が全然頭に入ってきませんでした(笑)
ルシファー役が誰なのか知りたくてすぐさま調べてみたんですが、なんと中澤さんじゃありませんか!!!
エスケープジャーニーに出演されているのが一番印象に残っていたので、あの弾丸トーク炸裂だった直の人??と本当にびっくり。
玉響などの他の出演作も聴いたことはあったのですが、ルシファーの声色が他作品とあまりにも印象が違ったので声優さんってすごすぎる…と、ひれ伏す気分でした。。あの色香を演技で出すってどんなテクニックなんでしょう?

普通の会話を聞いてるだけで腰が砕けるといいますか、艶やかで品のある色っぽさで耳心地がよくて、もっとしゃべって!と訳のわからないお願いしながら聴いておりました。
中澤さんのルシファーにやられてうっとりしながら聴いちゃったので、やはり一度聴いただけでは内容がさっぱり頭に入ってこず。(おバカな私)
何度も聴いてみるとシンプルな構成になっていてとてもわかりやすかったです。

基本は優しい太一が魔力を浴びて理性がなくなった状態でルシファーを抱く場面では、いつになく強気な太一にドッキドキでしたし、言わずもがなルシファーは最高に色っぽい。
太一はどこまでもルシファーを大切にしているので安心して最後まで聴いていられますし、萌えどころ満載の安心設計なCDでございました。

中澤さん、これが初受けなんですね。
信じられません〜。もっと出演していただきたいです!

DOGS コミック

里つばめ 

読めば読むほど味が出る。

GAPSが好きすぎてスピンオフである本作のハードルを勝手に上げていた私は、楽しめなかったらどうしようとこれまた勝手に心配して中々手を出せなかったDOGS。
意を決して購入してみたのですが、最初の感想は事件の真相がよくわからない&いきなりきた斎藤の溺愛執着攻めに置いてけぼりにされちゃった、でした。。。
何が何だかよくわからないうちに完全ノンケだったはずの矢島があっさりと斎藤に捕まっていて、あれれ?と思ったら終わってたという淋しい結果に。

うーん、やっぱりハードル上げすぎちゃったのかなぁと勝手に反省しつつ、再読するのはとりあえずやめてちょっと小休止してたのですが、GAPS続編は萌え転がるくらいすっごい楽しめたので、その勢いでもっかい読んでみました。

そしたら、すっごい面白かった!!(笑)
最初のイマイチな感想はどこ行ったんでしょう?

斎藤は矢島にキスした時点から自分の気持ちを隠さなくなり、矢島の反応などお構いなしでぐいぐい攻めます。
外務省のトイレだろうと、警護している人が泊まっているホテルだろうと隙さえあればぐいぐいと。
最初は斎藤のぐいぐい加減にびっくりしちゃって入りこめなかったのかなぁ。再読してみるとその斎藤のガンガン攻める姿にまず萌えまして、そんな斎藤に攻められたらノンケだろうと誰だろうと逃げられないだろうなぁと妙に納得(笑)

矢島が手足を縛られた状態の時に斎藤が助けに行くのですが、斎藤は好機とばかりに矢島をベッドに押し倒します。その時の斎藤の顔がいい!!
(どこ触ってやがんだ!と言われて)
「さあな、教えてくれ」
「ホラ、早く言わないと直接触るぞ」
「それともやめて欲しくないのか?」
このやりとりの斎藤の表情が楽しそうで嬉しそうで、本当に矢島のことかわいいと思ってるんだなぁとすごく伝わってきました。
こんな表情を見せられてしまったら、矢島だけじゃなく当然私もノックダウンするしかない。
斎藤のかっこよさにメロメロになりながら最後まで読みました。

最後の2人の初合体では、みなさまがおっしゃっているように里先生にしてはかなりがっつり描いてくださっていて、かなり大興奮でした〜!!
矢島は高身長で体格がいいので、漢×漢って感じなのがすごくよかったし、そんな2人のシーンだからか見てはいけないものを見てしまったような気恥ずかしさすら感じて、萌えやら恥ずかしいやら嬉しいやらで色々大変でした(笑)
何度このシーンを読んでもやっぱり照れちゃいます。。

斎藤は異動するので仕事場は離れてしまうのですが、斎藤の溺愛執着っぷりが発揮されて矢島は逃れられないんだろうなぁ。うふふ。

ちょいちょいGAPSの片桐が出てくるので、片桐のクズっぷりを見たくなってGAPSを読み、GAPSに出てくる矢島を見ると斎藤のぐいぐいさが恋しくなってDOGSを読んで…と無限ループに陥っております。
誰か助けて〜

これが特典とは贅沢すぎる内容。

何の予備知識もなかったのですが、聴く機会に恵まれたために拝聴致しました。
そして本編を聴いてみて、魔彼シリーズを知らなかった自分は今までなんてもったいないことをしていたんだろうと反省…。

最初のタイトルコール、あれは何なんですか!!
「どっちが上手い?」
この佐藤さんの一言で一気に全神経が耳に集中です。
このタイトルコールを何度聞いたことか。中々本編にいけないじゃないか。
あ〜この色っぽさを言葉で表現できない自分の拙さが悔しい。。
こんな簡単なフレーズでこんなにも色っぽさを出せるなんて声優さんってほんとにすごいなぁとタイトルコールで思ってしまう私です。

内容はもう素敵なレビューがあるので、感想を。

ベル役の佐藤さんが出演されているCDは何枚も聴かせていただいてましたし上手だなぁと常々感じていましたが、今回はそれを強く強く再確認した次第です。
ベルが「わかった」と言う場面が何回かあるのですが、これまたこの一言でシドに対する愛情とか愛しさとかが感じられるんです。たった一言で!!
本末転倒ながら1を聴いてなかった私は、2人の馴れ初めを知らなかったのに、このセリフだけでも本当にシドが好きなんだなぁと感じられました。
その他にも耳元で夢の話をしたり、囁いてたり、もうありがとうございます!!でした。

シドの山中さんもステキでした〜!!
意地っ張りなところも色っぽいところもかわいいシドがいっぱい聴けて大満足でした。


ベルシドしか語れていない。。
他の方たちが悪かったとかでは全然なくて、最初のインパクトが大きすぎて、ちゃんとレビューできなくてすみません。。

マモン×双子では、双子役を1人で演じられていると聞いてもうびっくりでしたし、太一×ルシファーではルシファー役の方が色気ダダ漏れだなーと幸せな気分になってたら、中澤さんだとわかりこれまたびっくり。
最後の天馬×ブエルではのっけの「野良ドーベルマンなんて聞いたことないんですけどー」で声出して笑ってしまいました。高橋さん、阿部さんは安定した演技をされていて、最後まで安心して聴き惚れていられる喜びを感じていました。


魔彼シリーズを聴いていない状態での感想ですので、ちょっとずれてしまってるかもしれないのですが、内容を知らずとも声優さんたちの実力を堪能できて本当に楽しめました。
これからシリーズ全てを聴いていきたいと思っています。


キュンキュンしたい人集まれ〜!

インタビューの記事を読んですっごい気になってしまって、いつもは電子派なのに我慢できなくて発売日に書店に買いに行ってしまったくらいどハマりしました。
なんでなんだろう??(笑)
実は自分でも理由がよくわかってなくて、なかなかレビューが書けなかったんです。
でもなんとなくわかってきたので今更レビューです。

BLは男同士の恋愛だから多くのBL作品も周りの人には内緒でイチャコラしてるわけで、この物語のようにお互いの関係を秘密にしてるという設定は特に目新しいわけじゃないはずなのに、私はこの2人の内緒感のさじ加減が好きなんだと思います。たまらなく萌えました。

家では普通に2人で遊んでるけど、学校では話もしない。目も合わせない。
けど、結局お互いに顔を見ただけで欲情したり、汗を見ただけで触れたくなって呼び出しちゃったりするわけですよ。
そして、学校では他人のフリをして欲しいとお願いしてた圭介(受け)の方が我慢できなくなって、冬弥(攻め)のところにわざわざ行っておねだりするっていうね。
あまりに可愛すぎて、このやりとりにすべて持ってかれてしまいました。

中学から付き合ってるカップルのかわいい日常がほのぼのと描かれてるお話なので、当て馬もでてきませんしドラマチックな出来事があるわけではないのですが、その日常に萌えが詰まっていたので私は大満足でした。
とりわけ冬弥が圭介にぞっこんで、学校で圭介に声をかけて欲しいがために前日に圭介の家でわざと忘れ物をしたり(そして声かけられたら超笑顔)、朝からせっせとお昼のお誘いをしたりと圭介ラブな冬弥が可愛くて可愛くて。
圭介も身体が弱い冬弥に下はさせられないと、最初から自分が受けだと考えている潔さが男らしくてよかった。

まだ高校生の2人だけど、こんな調子で大学になっても社会人になっても2人で仲良く過ごしてるんだろうなぁと自然に思えたくらい素敵な2人でした。

かわいい2人。

倉橋先生の絵がやっぱり好きなんだなぁと読んでいてしみじみ思いました。なぜなら、突っ込みどころがいくつかあるけれど、絵が好みなのでスルーできてしまったから(笑)
全体的にかわいい2人のかわいいお話って印象なので、サラッと読めてしまいます。

受けは小動物系のかわいさで、一応攻めより年上設定ですがまるでそうは見えません。
攻めは何やら心に抱えている美形高校生ですが、基本的には優しいしかわいいです。
ドルオタである受けの秘密を知った攻めは、秘密を守る代わりに自分の犬になってとお願いしてーーという王道のお話なのですが、何の邪魔も入らず葛藤もなくスムーズに2人の仲が進みます。
かわいい2人だなぁと思ってたら読み終わってたという。。

そして読み終わってから振り返ってみたら色々ん??となる部分がありまして…
まず攻めの描写が少なく、攻めがノンケなのかゲイなのかもわからない。受けのことをすんなり好きになってましたが、それが攻めにとって特別なことなのかよくあることなのかもわからない。(なんとなく特別なんだろうなぁとはわかりますが…)
設定からして多分かなりの美形だと思うのですが、それだったら男女問わず周りがほっとかないだろうに、その辺の恋愛事情がわからないままなので攻めがなぜ受けにだけ惹かれたのかがやっぱりわからない…などなどの疑問が出てきちゃって。(わからない連呼ですみません。)
私がもやもやしちゃうのは、美形の攻めが今までは誰にも本気になれなかったのに受けにだけは惹かれてしまう…的な設定が好きだから、その辺をもうちょい強調してほしかったのかもしれません。。

受けが攻めに惹かれる理由はわかるのですが、こちらも男同士の葛藤などは皆無だし何より一応先生と生徒の関係であるのに、その辺の問題もまったく気にしないという…。

なんだかんだと書いちゃいましたが、読んでいる時はかわいい絵柄、かわいい2人を目の前にしているわけで、脳内はかわいいに溢れて満足でした(笑)
攻めもお兄さんに嫉妬したり受けを可愛がっててほっこりするし、もちろん受けは文句なくかわいいし、そんな2人のやりとりを見てるのは楽しかったです。
読み終わった時は心がかわいいで満たされていたので、あまり深いことは考えないで素直に2人に癒されるのが一番かも。

これぞ長編の醍醐味!

本作を読んでいて、途中で「そう来たか!」と声に出してしまいそうでした。
こんな展開考えてなかったので、いい意味で裏切られたような気分(笑)
今までも両片思いのすれ違い話は何度も読んだことがありますが、こんな風に攻めの告白にラブ要素がなかったのに受けが勘違いして失恋する…なんて流れは初めてですっごい新鮮でした。(惣様はものすっごいかわいそうなんですがね!)
シャチを抱きながら目を腫らすまで泣きじゃくる惣様は不憫なんですが、惣様にあんなに拒否られても俺には惣五郎しかいないと諦めない源介にきゅんとしちゃいました。(まぁ、まだその思いは芝居の中でってことなんですが…)
源介の惣五郎に対する執着に萌えつつも、無自覚とはいえ源介の思わせぶりな言動で惣様が傷ついてるので、お前のせいだよ!とつっこみながら読み進めておりました。
そしてそして、惣様がまさかキスをするとは思わなかったので、これまた嬉しいサプライズ(笑)
このキスで源介が自分の中の惣五郎への恋心に気づいて欲しいと期待して3巻を待っております。


お話としては2人はすれ違ったまま終わっているので進み方はゆっくりなんだと思うのですが、その分主人公の心情を丁寧に描いてありますし、2人のお話に深みが生まれてすごく面白かったです。
一巻で完結するお話がほとんどなのが現状だと思うのですが、巻数を重ねながらゆっくり主人公の話を見守るのっていいなぁと改めて思ったのでした。

2人のラブラブ姿をまだ見れてないので今回は評価を萌え2にしようと思ったんですが、長編の良さを再確認したので神で。

GAPS RISKY DAYS コミック

里つばめ 

迷いなく神評価!!

前作GAPSがドツボにはまって大大大好きだったので、今作品が電子化されるのを心待ちにしていました。
いや〜。想像を遥かに超えて神だった…。こんなに興奮している自分にびっくりするくらい大興奮しちゃいました。
イカレクズ王子である片桐の嫉妬する姿、長谷川さんと仕事が離れてしまって余裕がなくなる姿、長谷川さんを試したレオに対して怒る姿、チンピラが長谷川さんに触れただけでブチ切れる姿がこんなにも萌えるとは…。

仕事はちゃんとするけど私生活はめちゃくちゃなのは前作とまるで変わってないのに、なぜか片桐がいい奴に見えてきちゃって。
前作同様に、片桐は長谷川さんにガンガン迫って好き勝手にするんですが、やっぱり長谷川さんが嫌がることはしないし我慢するんですよね。
長谷川さんを尊敬しているのもよくわかるし、人間として好きなんだなぁと思うと私までまんまと片桐に絆されちゃったのかなぁと(笑)

片桐は幾度となく好きだと口にはするんですが、軽く言ってみたり茶化してみたりして長谷川さんは本気にできないんですよね。
片桐の本音がわかりにくいけれど態度では大好きなことがダダ漏れだし、長谷川さんも片桐の言葉を信じないようにって自制しているもののどんどん流されていく。
そんな2人を見ているのが楽しくて楽しくて。
最後まで致してなかったけれど、私は何度もある2人のキスシーンだけでも大満足でございました。
そして、最後の片桐の「やべえ」はほんとにやばかった!
片桐のあんな嬉しそうな顔を見たのは初めてだったから、長谷川さんと同じく読んでる私も顔が赤くなっちゃいました。


長谷川さんがお前なんか好きになりたくないっと言った返しで「当然長谷川さんも俺を好きじゃねーと」と言った片桐を見て、長谷川さんはえらいのに好かれちゃったんだなぁと、もう諦めて片桐のものになってしまいなさいと思ったのでした。。
続編カモン!!

増田さん×阿部さん最高です!

別に方言萌えをするわけではないと思っていたので広島弁と聞いて興味が湧いたわけでもなく、何の気なしにに聞いてみたのですが…
なんですか、これは!!!
すごいよかった!とーってもよかった!!

増田さんのCDは何枚か聞いたことがあったのですが、抑揚がないというか(たまたまそういう役柄だったのかもしれないのですが)、一本調子でどの作品を聞いても同じ声質な感じであまり印象に残っていない、というのが増田さんの素直なイメージでした。(ファンの方、ほんとにすみません!)
なのですが、この作品を聞いて増田さんのイメージが変わりました。
原作の赤松が本当に話してるような錯覚に陥るほどに、そこに赤松がいるんです。
冷静でちょっと臆病なクロと対比するように、赤松はいつも明るくて男同士の壁をひょひょいと飛び越えてくる。
その明るさ、天真爛漫さがセリフに乗っかってるので聞いていてとっても楽しかったです。
広島出身ということで広島弁がお得意なのは当たり前なのかもしれませんが、今までの一本調子はどこ行っちゃったの?と思う程に声に感情が入っていて素晴らしかったです。

クロを演じる阿部さんは、私が大好きな低音だったので聞いているだけで幸せでした。
赤松が大好きだけどノンケ相手に臆病になっているクロを素敵に演じて下さっていたので、2人の会話すべてが聞いていて楽しくて、何度も何度も聞いています。

お話も大きな障害が出てくるわけでも当て馬が引っ掻き回すとかでもなく穏やかに進んでいくので、2人の関係が深まっていく様子に集中できてよかったです。

最後にクロが赤松のことを「静」と呼ぶシーンがあるのですが、原作よりも圧倒的に色っぽくて、こんな風に呼ばれたらそりゃ股間にきますわと納得いたしました(笑)
その色気を出された阿部さん、さすがです。


話の内容も優しくて好きですし、その物語に声を乗せて下さってる声優さん方も素晴らしいし、いろんな方に聞いて欲しいCDです。