ものすごーく切なく感じました。
6巻が終ってどこかの記事でヨネダ先生はあと少し続きますと言ってたと記憶してますが
矢代の過去のトラウマから、百目鬼に愛されていると
自分が自分でなくなってしまうから
アィデンテティの崩壊と言うことで。
百目鬼を捨ててしまった矢代
そういうことって現実にはあることだけれど
辛い。
BLって愛こそすべてでそのほかの障害は乗り越えてる
という作品が多く
それだけBL脳になっているのでしょうね
百目鬼が幸せになる日がくるのでしょうかね??
次はあと二年近く待たなくてはならないのかと思うと
もどかしいです
それだけ神作品ということでした。
6巻後、4年経過してある事件を通じて矢代と百目鬼が再会する。
再会のシーンはドキドキしました。
流石の表現です。
高校の時に出会った紺と綾野
一緒に専門学校に進学して思いを通じ合い結ばれる
しかし、就職で紺は東京へ綾野は地元へで二人は離れ離れになり
遠距離恋愛に突入
凪良先生の「つきあいが長くなった遠距離カップルの閉塞感あふれる恋愛もの」
というテーマ。とてもしびれました
三編に分かれています
一編目 365-1 は綾野視点
二編目 365 は紺視点
三篇目 365 は綾野視点
その中で描かれた焦燥感や葛藤やなんだかとっても共感できました
とても練られていて繊細な構成だと思います
以下もっとネタばれだから苦手な人はスルーしてくださいね!
モードフェスに参加したことで再び心を通わせることができた
紺と綾野です。これをきっかけに東京の有名美容院にスカウトされて
健康に不安のある母を残して東京へ行ってもいいのか?
と、お母さんに相談すると気持ちよく行きなさいって
BLで描かれる母って結構酷い人多いんだけれど
このお母さんは夫を早くに亡くして女で一つで綾野を育てて
簡単でも手作りの食事を作って食べさせて、運動会やイベントの時は
日頃の埋め合わせのような凝ったお弁当を作って
とても心温まりました。
友人は凪良先生のことを「泣かせの女王」と言ったけれで
私は「BLの語り部」だと確信しています❤
夕映先生の作品が大好きなので作家買いです。
先生の初ファンタジー作品
日本人離れした容姿で生まれてきた受け様、玲はそのせいで両親にうとまれて
孤独な日々を過ごしてます。両親は離婚して祖母に引き取られ
夢で前世の記憶があってカエルラという国の王子様だった
そして、仲たがいするおうちの王子様アレックスと恋仲だった
逢いたいと恋い焦がれようやく高校を卒業して
カエルラへ行くことができて
アレックスの生まれ変わりのようなアレクシオスと出会って
奇跡のように白ずくめのお祭りのあと
結ばれて
もうひたすらロマンチック&官能!!
そこからの怒涛の展開にびっくりして目が離せなくて
一気読みしました。
最近の夕映先生のHシーンは結構エロい。
ただ、皆様おっしゃるとおり、やっぱりあんなことされても簡単に受け入れてしまう
玲のキャラクターに違和感が…
風景描写、色彩描写、小物遣い、本当に素敵です
計算されつくした物語だと思います
ちょっと盛り込みすぎかもってくらい
私は結構良かったんだけれど
夕映先生の初期作品に通じるような静謐で清冽な雰囲気の抑制のきいた
ファンタジーも読んでみたいと思いました。
作家買いです
一穂先生の作品は自分がもっとピュアだったら世界観に浸れるのかも
って思ってある意味うちのめされてしまうってのもあるのですが
この作品はテンポよく読むことができました
AI…ITだって四苦八苦なのにい…
マッチングアプリ会社に勤める入社二年目の澄は自社のに登録していたら
ある日社長に呼び出されて、「百万分にひとり」レベルの相性の相手が見つかったと
同じ会社のAI開発者楡を紹介される
楡はどこかつかみどころがなくて
それでもだんだん心を通わせていって…
そして、直近の過去と、大昔の過去とが
交差する私からみるとだいどんでんがえしで
そうなるかあ〰とうなりました
楡のお父さんとお母さんが二人とも施設にいるよって
っていう意味が一度読んでもう?って
なって、もう一度読み直したら意味がわかった
大概理解力少ないなあと思った次第です
最後は私の好きなハッピーエンド
気持ちよく読み終わることができました!