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さよなら おかえり 同人R18 コミック

犬太郎 

No Title

成一は、隣の部屋に住む獣人・寺一と親しくなる。しかしある日寺一は「久しぶりに故郷に帰る。家族孝行する」と言って出掛けたきり、帰らなかった。そんな中訪ねて来た獣人達に、「寺一は死んだ」と聞かされー。

というお話です。この作者さんの作品を読むと度々感じることですが、行間(描かれていないシーン)が多い…!
寺一とこれから親しくなりそう!というシーンの後、いきなり寺一は不在で「死んだ」報告…。
「え、ここ結構日数たってる設定なんだ…」ってなります。
寺一は一族みんなから嫌われていたそうですが、なぜそこまで嫌われていたかの説明はありません。

狼として生き返る寺一ですが、完全に狼となった後、寡黙キャラから成一好き好きキャラに。
ゴムの袋を自分で開けたりしているので、それなりに知能はあると思いますが、見た目は完全に狼。
人間の言葉を話したりもしません。
ガッツリ狼の状態で、成一とHします。

二人が惹かれ合い親しくなる過程のシーンが全く描かれていなかったので、そこも読んでみたかったかな。

あとちょっと…!惜しい感じ…!

施設で育ち天涯孤独のサラリーマン・直斗は、残業帰りの帰宅途中、突然地面に現れた魔法陣に吸い込まれ、異世界トリップしてしまう。
その場にたまたま居合わせた見知らぬ女性から「あんたどきなさいよ!私が異世界に行くんだから!」とどつかれたために、その女性と一緒に。
異世界に降り立った途端、その女性から「聖女は私だ。この男は私を殺そうとした」と濡れ衣を着せられ、聖女を召喚した王子から殺されそうになる。
そこへ現れ直斗を救ったのは、直斗を「僕のツガイ」と言う竜人だった。

というストーリーです。
けして…けして面白くない訳じゃないんですけど…!
何か…二人の思いが通じ合う前にお話が終わっちゃってる感じ!
これ続編があるのかな?
それなら納得の終わり方だけど。

攻のリノは本能で直斗に惹かれ夢中ですが、受の直斗は絆されてはいるものの、まだ完全にリノに恋している訳じゃない状態。
そこで話が終わってしまっているので、消化不良というか。
そもそもこの本を買った人はわかると思うんですけど、ちょっと…薄いんですよね。
この本と一緒にあと2冊BLコミックを同時購入したんですけど、あとの2冊のページ数がどちらも200ページちょっとなのに対し、この作品は169ページ(Rentaさん掲載のページ数です)。
手に持つとすぐ、「あ、この本ちょっと薄い」と思ってしまいます。
どうせならもっとページ数が増えていいから、きちんと直斗の気持ちが固まる所まで描いてから本にしてほしかったかな。

それと、王子まで直斗に惹かれる要素や、魔王まで直斗を好きになる要素(まあこっちはまだ子どもなのでよくわかっていない感じですが)まで盛り込む必要あったのかな?と。
それより二人の気持ちの描写にもっと力を入れてほしいなと思いました。

ハッピーエンカウント 同人R18電子 コミック

犬太郎 

No Title

人間でゲイのカズヤの好みのタイプは、人外の大型種。
でも大型種は街ではなく森などで暮らしていることが多く中々出会えないし、稀に街中で見かけても声をかける勇気はない。
大型種なんて危険だからやめておけと友人からは言われるが、ゲイバーで出会った大型種に、カズヤはときめいてしまう。
大型種と話せる機会なんてそうそうない!と、カズヤは勇気を振り絞ってその大型種に声をかけ…。

というストーリーです。
攻である大型種・ケージは敬語の紳士キャラですが、所々表情や目つき・背景がダークなんですよね…笑
これは深い意味があるのかないのか。
ケージは本当に人間について無知で、純粋に人間の体を知りたかったのか。
それとも本当は経験があるけど、敢えて知らないフリをしてカズヤをゲットしたのか。
どっちなんだろう…と思わされます。

まあどちらにしても、ケージはカズヤが「やめて」と言ったらやめてくれるし、他作品『隣人が気持ち悪い』の攻・コーラルほど強引ではないので、安心かな…?
ラストまで読んでも攻である人外に対してちょっとだけ恐怖心が残るのも、この作家さんならではなんですかね。

隣人が気持ち悪い 同人R18電子 コミック

犬太郎 

No Title

サラリーマンの神林は、最近家に帰るのが嫌で、自ら進んで残業をしている。
帰りたくない理由は…隣人の人外・コーラルさんが怖くて気持ち悪いから。
向こうは仲良くなりたいのか挨拶したり話しかけてくるけど、こっちはそうじゃないんだよ…!
けれどコーラルさんからアプローチを受け、一緒に過ごす時間が増えるにつれ、恐怖心は相変わらずあるものの次第に絆されて…。

というお話です。
完全人外です。
表紙のドアの隙間にいる生物が攻で、人間の姿に変化したりなどはありません。
この姿のままHもあります。
あまりに体格も違うしそもそも体の造りも違うので、Hシーンはちょっと心配になりました…笑

それとこの作者さんの作品を読むのは初めてでしたが、「行間」というものがかなり多いです。
初見では「…ん?これは…惹かれてるの?それとも怖がってるの?」、「攻のこの時の心情って…」とわかりにくいシーンもありましたが、何度か読む内に理解出来ました。
描かれてはいないけど察することは可能、みたいな描写が多いなと思いました。
この作者さんの描き方に慣れてくると、読みやすくて面白いです。

ただやはり、コーラルさんに関しては見た目の不気味さもある上に結構強引なので、私も神林同様コーラルさんのことはちょっと怖いです笑

No Title

よくありがちな「受がゲイであることを知ったイケメンチャラ男な攻が、受に興味を持ってちょっかいを出している内に本気になる」みたいなストーリーかと思って読んだら、全然違いました。
攻受共にピュアッピュア。
もどかしくなるほどピュアッピュア。
読後感の良い作品でした。