初めて買った小島ララ子さんの作品です。
「きみにうつる星」「2人の間の青」「夜空の果てまで」は話が繋がっていてとても可愛くてほんわかしました。切ない場面もありますが幸せを噛みしめる2人に心が温まります。攻めは田舎弁を話すのですがそれもまた可愛らしくて素敵です!
「七度目のごめんね」は他の方もおっしゃる通り悲しい内容の話です。可愛い絵なのにシリアスな内容で良い意味で裏切られました。私はシリアスが好きなのでこの中では一番好きな話になりましたが、そうでない方には不向きでしょう…。
そして「恋の淡いの」「あふれたら最後」ですが、この二つは正直印象に残りませんでした。ストーリーやキャラも薄く感じましたし何もかもが微妙です。一度読んだらもういいやと思えてしまいました。
トータルとして最後の2本以外は好印象です。「きみにうつる星」〜「夜空の果てまで」は甘すぎず切なすぎず可愛い絵とマッチしたストーリーやキャラでした。そのほんわかとした気分とは逆にシリアス内容の「七度目のごめんね」。私はこの4本が好きなので買ってよかったと思いましたが、本当に人によるかと思います。「可愛い田舎者攻めが気になる」「とりあえずシリアス読みたい」という方にはオススメしたい作品です!
表紙の綺麗さに惹かれて購入しました。とにかく赤面男子が可愛くて萌えました。
ハヤカワノジコさんはコマ割りや表現方が独特で、人によれば「読みにくい」「ゴチャゴチャしてる」と思われるかもしれないので読みやすさを重視されてる方には向かないかもしれません。ですが、私は特に気になりませんでした。というか慣れます(笑)ひとつひとつのコマの中で漫画を展開させるのではなく一枚のページを使って感情を表してる新しい表現方だと思いました。
キャラクターも高校生の設定でとても初々しく、「好き」「触れたい」といった気持ちが溢れていてほっこりしました。少し触れただけで照れ照れしてる攻めや「好きだ」という言葉に心臓が飛び出しそうになってる受け…とても可愛かったです。
色んな感情の中で「同性を好きになる」というモヤモヤと葛藤しつつも気持ちが抑えられなくなる受けには青春を感じさせられました。
ほのぼのが好きな方にはオススメしたい作品です。