「二人の熱量」に掲載されていた短編が良かったので、期待して購入しました。
まず、表紙を見て若返ったなと思いました。
短編より以前の話からするのかと思いましたが、中を読むと短編の続き。やはり表紙の男性二人は40歳のようです。
今までの橋本先生作品の中でも若々しく見えます。
二人ともツルンとしててエステ通いでもしてるのかと思いました。
せっかく年齢が高い設定のカップリングなので、見た目が前作くらいのダンディさがあったら良かったのになと思いました。
内容はやはり40歳ならではのエピソードもあり、尚更大学生のような二人の外見が勿体ないと思いました。
なかなか好きなお話なのでそれだけが残念です。
安定の夏目先生クオリティ!
すべての作品を読んでいる訳ではないのですが、いくつか読んだ作品の中では一番好きです。
歌舞伎には詳しくないので、詳しい方のような歌舞伎描写に物足りなさを感じることもありませんでした。
扉絵がどれも素敵で、それだけで歌舞伎という題材で作品を作ってもらえて良かったです!
主人公の二人も高校生ということで、どちらも可愛らしいです。受けのぼっちゃんっぽさが良いです。
未熟な御曹子二人のこれからの成長と進展が楽しみです。
古典芸能を題材にしたBLが好きなのですが、一巻で完結してしまうものばかりで、もっと読みたいと思っていました。今回は続刊もあるので、じっくり歌舞伎もラブも描いて欲しいです。
人気シリーズということで今更ながら読んでみました。
強引だけど受けを溺愛する攻めと可愛い受けの年の差カップリングって大好きなんですが、これは受け付けませんでした。
攻めが初っぱなから取り返しがつかないようなことを受けにして、その理由もこどもの癇癪にしか見えず、ひきました。受けの為にオロオロしたり感動してる時は良いのに豹変ぶりについていけません。
その後の受けの反応も行動も理解できませんでした。
受けのヘビーな境遇の前には、和やかなシーンも空虚なものに感じます。
受けは修正された電子書籍では女の子にしか見えないし、思考回路はストーリー展開に都合が良すぎて、外見も相まってお人形にしか見えませんでした。
既刊を全巻買っているのでそのうち好きになると良いなと思います。