レビューがめちゃくちゃ良かったので購入。
ツボとはちょっとズレていたんですけど、良かったです。
けど、もう一回読んだりはしないと思います。多分。
なぜハマらなかったのか?と言うと…
全体的にオシャレで、絵も綺麗で、めっちゃオシャレ………オシャレすぎました。
男二人の何気ない生活にしてはオシャレ過ぎるんです!
生活感のある感じは大好きなんですが、なんと言うかインスタ映え!丁寧な生活!みたいな雰囲気が濃厚で、個人的にはちょっと違和感がありました。
二人共カフェみたいな内装の家で一人暮らししてるんですよ…ねぇ…
作中で女子活?をしてるのは分かります。
上手く言えないんですけど、男の人が考える「ほのぼの女子高生ライフ」(んなのあるかい!って思わず言いたくなる)の逆バージョン…みたいなかんじですかね?
あらすじは、皆さん書かれてるので割愛しますが、BLとして真新しいテーマではないと思います。
ただ、とても丁寧に描写されていて、じんわり幸せ!的ほっこり幸せな気分になりたい人はハマるのではないでしょうか。
スピード感のある濃いめのBLとは真逆ですね。
属性でいうとガッツリ光の腐女子向けだと思います。
オシャレ系ではないし他作者の作品ですが、「LIFE 線上の僕ら」とか好きな人は好きな気がします。
樋口先生好きなんですけど、今回は合わなかったです…いかにも切ない!を全面に押し出した溺愛執着攻めが苦手なのもあると思いますが。
攻めは受けをレイプしてしまった自分自身を許せなくて苦しむんですが、流石に拗らせすぎ…って思ってしまって感情移入できなかったです。
あと高校生から社会人の後半の流れ?が結構雑に感じました。
ただ、ラストの受けの「意気地なし!」には笑ってしまいました笑
よくぞ言ってくれたー!いいぞ!って感じ。
あと!両思いになってからのセッ…がないです!二人でホテルの部屋まで行くのに!
最後両思いセッ…はBL小説の様式美みたいなところがあるのでちょっと拍子抜けしました。
2冊購入の連動特典小冊子に両思いその後(もろもろ込み)があるみたいなんですが、違う書店で買ってしまったのをわざわざ前編買い直すのもな…って感じですし、特典なんて初めにしか付かないんだからちゃんとまとめて欲しかったです。
要所要所グッとくるポイントはあったんですが、攻めが長いことうじうじうだうだしてるのが苦手な人はハマらないかもしれません。
致命的なネタバレはなしです。
あらすじやキャラクターについては他の方が詳しく書いてらっしゃるので、サラッといきます。
第一印象は、樋口美沙緒先生の萌ポイント剥き出しできましたね…ってかんじ。
個人的には大好きです。
樋口先生の好きなパターンなのか、こう…序盤からの受けの境遇がめちゃめちゃ辛い。そこから徐々に報われていく感じ。
今回は日本の学校が舞台ですが、主人公のアウェイな感じは樋口美沙緒先生の有名作パブリック・スクールと似てるかも。
ただこの序盤の切ない・辛いモード…今回はモブによる無理矢理シーンもあったりするので、辛さマシマシです。
わりと露骨ないじめもあるので、苦手な人は苦手かも。
こんな言い方するとアレですが、かわいそうな受けや切ないのが(報われていくの含め)好きな人は好みだと思います。
ただしんどさレベルはまぁまぁ高めなので、人にはちょっとおすすめしづらいかもしれませんが笑
下巻…続編?が楽しみです!
決定的なネタバレはなしです。
両視点でどうせ両思いなんでしょ…っていう展開が苦手なので、初めの方はあまり好みのテンション?書き方?ではなく、正直ダルいなーと思って読み始めたのですが、後半からは一気に読んでしまいました。
ですが、えっここ?ここで終わり?という感じで…そういう意味ではちょっと消化不良なかんじ。
続編があるようなので、楽しみに待っていたいと思います。
決して悪くはなかったのですが、この巻だけだと最高!神!にはあと一歩というところだったので、期待大です。
あ、あとリバがあります。苦手な方は注意。
書かれ方は割とサラーっとしてて、日本のBLとのギャップを感じました。
もっと読みたい!読ませて!そう思わされます。
物足りないなーここで終わり?と思う方もいるかもしれませんが、いい意味で。
めちゃくちゃ余韻が残る。
上記かつ王道ど真ん中!な感じはしないので、好みは分かれる気がします。
ハマる人はハマるけど合わない人は合わないかもしれません。
私は大好きです。
短編集で表題作ではないですが、ステージの照明担当×オネエダンサーのCPが特にお気に入りです。
ノンケ×ゲイで、惹かれていく過程が最高…元々ノンケ×ゲイ好きなのでドツボでした。
スケベシーンはアッサリ系で、擬音ビッチリのキラキラ系?男性向けっぽいタイプのものよりも好みです。
あとこの作家さん、紙で出る単行本は初?らしいですが、今後も楽しみです。
あらすじは他の方が書かれてるので割愛しますね。
絵も丁寧に描かれててエロもうまいと思います。
前評判もよく期待していた…んです!が!…すみません、私はなんだか萌えませんでした。
理由はいくつかあるんですが…
・受けが大学生っぽく見えない。
攻めの方は大学生に見えたんですが、受けの方はなんか…サラリーマンみたいだなって思ってしまいました。大学生にはどうしても見えなかった。
・攻めの気持ちが見え見えでダレた。
話は受け視点で進みますが、攻めの気持ちが分かりやすすぎて、ちょっとダレました。
受けのキャラにも攻めのキャラにもあまり魅力を感じていなったので、萌ポイントにならなかったです。
・公共の場でのエッチ
※ここだけプレイ内容軽くネタバレ?です。
がっつり人がいる夜行バスの中でテコキ…正直萎えました…
個人的に公共の場(普通に考えて絶対バレる)で、「バレちゃうよ…」「大丈夫」って流れで致すのが大嫌いなので。
色々と書きましたが、総じて「キャラクターに魅力を感じなかった」のが萌えなかった1番の要因だと思います。
多分それでいわゆる萌ポイント的なものが入ってこなかった…キャラに魅力を感じてたら切ない!とかじれったい!ってなったんでしょうけど。惜しい。
うまくまとまっているとは思うので、試し読みしてみて受け可愛い!攻めのキャラいい!ってなったら大丈夫だと思います。
あと、年下執着攻めとか好きな人には刺さるんじゃないでしょうか。
やたら評価いいですけど、木原音瀬先生信者向けだと思います。
普通の人ならなんだこりゃ?となるのでは?
生まれて初めて本を読んだ後、すぐに捨てました。
私は近年の木原先生の作品がどうにも合わず…昔の有名な作品は好きです。
灰の月もダメでした。灰の月よりはこちらの方がマシでしたが。
ハッピー☆みたいなのを求めてる訳ではないんですが、読んだ後とても疲れます。
ダークな小説やバッドエンドの小説って書く方は説得力が求められるし、読む方もそれなりに覚悟と気合を求められると思うんです。
特に小説なんか少なくとも2時間くらいかけて読むので、それだけ時間かけさせといてこのラストだと辛いんですよね…同じこと書くんなら短編でまとめてくれ…と思います。
木原先生が天才…と言われるのは分かります。他に書ける人はいないでしょう。
ですが、木原先生の才能に震えたいんじゃなくて、真っ当に感動して萌えるBL小説を読みたいんだよ〜って方には本作はオススメしません。
暗くて救いがないのが好きならオススメです。
本編メインカプも良かったです。
が!何よりツボだったのはスピンオフ?番外編ですね!!!!!もうたまりませんよ…
メインカプは、いい話だったねキラキラ…幸せにね…て感じだったんですが、サブ?番外編の方は言葉を選ばずに言うと「すみません、ド性癖です」て感じ…続きが読みたくてしょうがないですよ…
雨津木さん、罵詈雑言だらけのくせに流されやすいのずるくないですか?プライドめちゃ高いのに完全にイニシアチブ取られてるところが最高。
あと針間くんのあの余裕〜で上手な感じもかっこいいです。ツボです。とにかくかっこいい。
いい下剋上でした。
この二人がガッツリ恋愛してるの見たくないですか???わたしはスピンオフでもう一冊欲しい。
結論としては、前作が好き!どうしよ〜って方は買いだと思います。
オススメです。
おしゃれでキレイ!ってかんじですね。
表紙の雰囲気に惹かれたなら買いじゃないでしょうか?
漫画の絵柄もすごくキレイです。
あらすじは既に他の方が書かれているので割愛しますが、テーマのわりにサラッとしてた印象です。
後半、当て馬というか…元彼が登場するんですが、もうちょっと掘り下げてほしかったですね。
ただ、雰囲気強めな絵柄にありがちな「意味わかんない」「読んだあとすっきりしない」感はないです。
ので、キレイな感じの話が読みたいけど、病んでて閉鎖的な愛情!ヤンデレ!監禁!猟奇的な愛!みたいなのは胸焼けするわ…って方にオススメ。
病んでて重い話が読みたい。むしろバドエンorメリバがいい。って方にはちょっと違うかもしれないです。
あ、エロは割と多い?ですかね。絵柄に(いい意味で)癖があるのでエロエロドスケベ!ってよりは色気があって綺麗だな~ってかんじでした。個人的には。