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女性スカラー1006さん

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芸術は爆発だ!

作者買いです。作品の幅が広くて深い。
今回は3CPのオムニバス形式です。
彫刻家×デザイナー→正反対な君と僕
モデル×彫刻家→翼の折れたエンジェル
教授×元リーマン学生→光タイプの男子をゲットだぜ!
ってサブタイトルを付けさせて頂きました。
みんな違ってみんないい!のお手本でした!

個人的に1番好きなのは3CP目です。
拗れたオジの心を溶かす光属性男子が好きなんですよー!
かねちの光でこれからも彫刻学科主任教授大竹実を照らして欲しいな。
先生と学生ってキュンとくる。

感性で繋がっているって素敵だよね。
それこそ見えない赤い糸って感じがする。
芸術品もそうですが、こうして漫画作品という創作物で心に光を照らして下さることに感謝です。

続編のカラー・コレクション-PARADE-
すでに購入してありますのでこれから読みます!

萌えの上辺だけ掻い摘んでどこに萌えろと?

ヤクザの用心棒、ギーチ✕ゲイ向け風俗店で働くウリ専ボーイ、ユイ(高良結人)の愛を知る。
高評価、ランキング上位なので抑えておかねば!と思い読みましたが、途中何度かページ飛ばしたのかと思いましたが、飛ばしてませんでした。
急にお互いの過去に時間軸が飛ぶし、そこも人物像を浮き彫りにするのかと思いきや、なんだか中途半端だし、用心棒じゃなくて良くない?ウリしなくても良くない?って現状のふたりの性格も行動も説得力に欠ける。
描きたいことあり過ぎで、いろいろ詰め込み過ぎです。
ダイジェストになっていて残念。
取り敢えず用心棒って萌えそう!で、裏社会物のわりに雑なストーリー展開で取材力足りてないです。
格闘シーンも動きはないわ、コマ飛んでるかと思った。
怪我の割には少ない出血量で済むんだ!?
力を入れるべきところが違う気がする。
BLが読みたくて読んでるんだからもっと心を通じ合わせる過程を丁寧に描いて欲しかった。
そこで勝負して欲しい。

雪の妖精 コミック

芹澤知 

雪解け

成美輝一(なるみあきひと)27歳,カメラマン✕穂村春樹21歳,農家のピュアラブ。
カメラマンが性癖です。
性癖って言い方かなりおかしいけど、BLに限りグッとくるんだよねー。
好きを目に焼き付けたいって視線が好きなんだと自覚しております。
輝一が、春樹の心の隙間にある一旦溢れてしまうと止まらなくなるからずっと蓋をしていた感情を溶けていくのが、ただいまとおかえりの数に比例していくストーリー展開が良かった。

風景描写がダイヤモンドダストのようにキラキラしていた!
一瞬で世界を変えてしまう相手、心が動いてるっていいなって思えて、私の心が綺麗になった気がしました(笑)

ただ、カメラマンが仕事で長期滞在するのに手違いで宿泊施設が取れてなかったは無理があるのでは?
ってところと
お互いの性的対象が分からず、恋人というよりも家族に感じてしまったところがマイナスポイントになりました。
どちらかというと庇護欲に見えてしまって。
親が子供を見守りたいに近い。
恋人から家族になっていくのは良いんだけれどね

成田!成田くーん!

中学生~大学生、成田✕大学生,教育実習生~教師津田義広、恋におちた相手は、中学生です。

読者の年齢によって評価真っ二つだと思います。
津田先生が22歳なので、同年代の評価は悪め。
教育実習中に津田が中学生の成田くんに軽い気持ちでちょっかいを出した挙げ句、成田くんが本気になったら手を離したから。
ズルい大人な判断になる。

私は貴腐人の年齢なので、津田先生のまだ大人になりきれない危うい感じが分かるので、目を離せない相手がいたら遠ざけられないよね、大学生位って自分がなんでもできるって思って調子に乗っちゃってる頃だって、と思いっきり偏見で思う。
自分が傷つく方が怖くて、なぜなら傷つくってどんなか知ってるから。相手のこと傷つけてしまう。逆に中学生は傷つくこと恐れずに全力です。
この対比が好きでした。
津田が成田くんのこと本気で受け止められなかったのは、まだ未熟だったんだな、と思う。
あんなキラキラした男子に自分の全部を向けられたら、自分じゃ受け止めきれないってなるってー!成田くんの可能性を、未来を狭めたくない。

成田くんがなんで男子の津田先生のこと好きになったのは分からず、は
そこがボーイズラブでしょ、と私の解釈。
性別も立場も超えて好きがBLじゃん。
好きになった相手が「津田義弘」だった。
それで先生目指したんだから純愛だよ。
あのふたりの日々を忘れられずに生きてきたって
「愛」だよ。

津田先生がくれた言葉をうそにはしたくなかったんだね。

時間がお互いを受け止めるうつわをくれました…!

ずっと君の光で僕を照らして

「先生と、それから」の続編です。続けて読みました。
今回は当て未満の現役高校生浅木が妄想と思い込みで突っ走るのが面白ろおかしくてストーリーの良いスパイスになっていました。
咲が倒れた令を保健室に連れて行くシーンで、惚れてまうやろ的に「ぽー」としちゃうのが純粋で、若いわw

いつまでもかわいい咲でいてほしい先生と、早くかわいいからかっこいいに昇格したい咲の対比がなんともエモい。
幼児化しちゃう先生と心も身体も大人になった咲の点と点が繋がって交差する描き方がなんとも良かった。

旅行に行って、なに食べてもなに見ても令のこと考えちゃって…って令のとこがずっと大好きな咲が変わらず
光属性で令のことよろしくねって安心して読めました。

咲くん就職したことですし、同棲はいつかしら?
ドタバタあまあま同棲編を待っていますので、是非とも続続編お願いします。

光属性男子な君は面倒な大人には最強だよ!

高校生,堂本咲翔✕教師,29歳佐和田令の
ストーリー展開は卒業後から始まるラブです。

咲のアホかわいい天然陽キャな発言に対する令の返しがなんとも言えぬ良さです。
もう、イイとしか表現のしようがない。

ストーリ展開としては、サブキャラがしっかり動いてくれる作品は面白いと思っていますが、当て馬ポジションの令の元彼である鷹見がいい仕事してました!

令が元彼再登場であの頃の気持ちを反芻して心が揺らいでるときに咲くんは
「あの男を…殺すとか」って言います
もう、このセリフが最強オブ最強です。
自分を振った相手のこと、トラウマになっている相手は心の中では何度も殺したいと思い、殺してるけど、でもまた生きてて欲しいとも思って。
その繰り返しで、ずーとグルグルなの。
自分の手じゃ、どうすることもできなくて。
それをね、あっさり手を掛けてくれるって言ってくれただけで本当に救われるの。
これからさきもずっとずっと心救われるの。

咲くんの真っ直ぐで、どこまでもバカ正直なところは、こじれ散らかした令にはピッタリだよ!

大人になるとね、マジでこじれてんの!
それを出せるかどうかの違い。
咲くんには出せるんだから令は咲くんには心を許しるんだと思うよ。

光属性男子がとにかくバカかわいいて最高でした!
続編「先生と、ずっと」すでに買ってあるのでこれから読みます。

素直にも強欲にもなれない…ふたり

若手人気俳優,22歳陣ノ内大河✕美容師,28歳白石慧の再会ラブ。
ふたりのどちらも感情表現が分かり辛いかったようで突っ込みところが多いの感想もあり、完全に私なりの解釈になりますので、解釈違いはご理解を。

大河が初めての撮影でのヘアメイクが慧でした。
私はその時点で大河は一目惚れしていて「またね」のセリフは全て慧に向けたもので、初恋の気持ちだけを胸に慧の名刺をお守り代わりに、いつか何処かで会えたら、と思って俳優業をしていたと思います。

そこで再会の時がきたけど、若さ故の不安定さと、余裕な大人ぶって「おともだち」してたんだと。

慧は過去のダメンズほいほいの経験から臆病になっているようですが、どちらかと言うと、もうすぐ29歳と言っていたことから、大河はまだ若いので芸能人だし、これからの可能性を潰して欲しくなく足がすくんでいたのかな、と。

要はどちらも相手ことを想い過ぎて素直にも強欲にもなれず…欲しいものを欲しいと言えず。
だったと察しました。
大人ぶってしまった大河と大人が故に素直になれないこじれた慧。
ここらへんは私がもう貴腐人の年齢なのでどっちの気持ちも分かるよ、な読み解きです。

それぞれの行動が心理描写や感情描写がすっ飛ばされている部分が多く、読者に委ねるってところが多かったので、そこで評価が分かれてしまったのではないでしょうか。

最後の青ノ島のシーンは好きです。
大河が自分が形成された場所で、好きな景色があるから。
役じゃないホントの自分を見て欲しかっただけの気持ちは少年の時のままな、未熟な男子。
気持ちと行動がちぐはぐなのは若さ故だな、と思う。
切ない、両片思いが私は好きでしたよ!

これスゲーなー!!って声にでてた

先輩芸人×後輩芸人BLです!!

評価高いので、気にはなっていました。
芸人BLはいくつか読んでいますが、ハズレはないですよねー!
この人生を抱く感じが良い!!
憧れと恋心って紙一重なんだなって改めて思い知らされました。
もう、終盤の畳み掛けるところが最高すぎでした。

飯田ターンがいままでの低体温な感じから一気に熱を帯びて言葉のひとつひとつが「え、えー」ってそれ欲しかった言葉です!!
って雷落ちた。
ただ、どこからが恋ごころになったのかの描写がいまいち分からず萌え切れなかったかな。

小峰君のド執着振りもぶっ飛んでてうちに秘めた野望とのギャップがエモい奴でした!

続編てあるのかなぁ?
あったら買うし、続編は星5にする予定(笑)

My dear LIMA コミック

すずくこま 

貴腐人には合わなかったよ

作画が綺麗で好きです。
ただストーリー展開の先が読めてしまったので残念でした。
どこかで見たことがあるストーリで
黒幕もふたりの関係性も予想通りで、なんの捻りもなく終わりました。
犯人の独白がわざとらしすぎ。
オマージュ作品だったの?とすら思う。

タイトルのリマは
リマ症候群→
誘拐・監禁事件などの犯人が人質と長時間過ごすうちに、人質に対して親近感を抱くようになる現象…だそうですが。

雰囲気だけのひと夏の思い出作品で浅すぎ。

作画が分かり辛い

評判良いので読んでみようとは思っていまして。
表紙で損をしていると思う。
山田がいい具合に本気の恋愛に臆病な拗れた男子だったので、もう少し純情めにした方がよかったのでは?
山田の後輩瀧宮尚人くんは、結局粘り勝ち〜な、いい具合いな攻め様なの理解はできました。
要は拗れた先輩✕心も身体も溶かした粘り勝ちな後輩の話し。

でもなんだろ、シーンが飛び飛びになるので
その度にアングルが訳分かんなくって頭グルグルしちゃって。
後輩くん純愛だったので、アプリの必要あったのかなぁ?!
同じ会社なんだからそんな遠回りしなくて良かったのでは?と思ってしまって。
内容もエチ多めでもっと心を溶かして欲しいと思えたし、作画も萌えの部分で心掴まれなかったし。
もっとストレートに描いて欲しかった。