晃子さんのマイページ

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女性晃子さん

レビュー数52

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これまで読んだ著作の中で一番好き

試し読みした時点で「やっぱモロにビッチ受けかぁ~苦手だし、これは買わないな」と思ってたんですが、海王社作品が大量に40%引きセールやってた時についでにポチリ。
なので全然期待してなかったんですが、すんんんんごい良かったー!!
ものすごいスピードで一気に読めました。
まるでジェットコースターのよう。

これは確かに非常に読む人を選びますね。
脅されて仕方なく、のNTR要素はあるけど、直接的なシーンはないです。

「カッコウの夢」もすごかったけど、これも同じくらい好き、むしろこっちの方が読みやすいのでこっちに軍配上がるかも。
「ララ~」は個人的に合わなくて、理由が「キャラ設定にそぐわない言動がいきなり差し込まれる違和感」だったんですが、本作にはそういうのは全く感じませんでした。
すべてが辻褄が合って、爽快な読後感です。

ビッチ受け苦手だったのに、好感の持てるキャラで中身もイケメン、しかもちゃんとビッチ要素もある程度覆ってくれるので、ぜんっっっぜん問題なく読めました。
目の前でやれ、って言われた時に、受けが攻めに「こうしてほしい」って説明するところが特にえrくて、ゾクゾクきました。

私みたいに苦手な要素ある人にこそ、手に取ってほしいです。

なんこれー!wめちゃくちゃオモロイ!w

(1~2巻まとめてのレビューです)
なんと、数字だけで言ったら本作の1巻が著作で2番目に人気なんですね。

他の著作は攻め:無口で無表情、受け:可愛い感じが多いイメージだったけど、本作(特に2巻)はいろいろと意外で面白かったです。
攻めはちょっとヘタレというか残念イケメンなだけでなく、つぶやきがポエミーで、酔うと時々謎キャラ入ってコミカルになるし、焦った時も心の声がオモロイうえにあの名作を彷彿とさせる白目連発w
しかも(2巻)受けがベッドで男らしく、カッコいい!

ていうかネクラ散弾腹というネーミングセンスwww
当て馬になるのかと思えば、なんとすごくイイ感じに攻めの友人になってくれるとは。
こういう、本命以外との男同士の友情が描かれたBLが好きです。
攻めの弟との家族愛もちゃんと描かれており、いつも通り笑いも感動もふんだんに盛り込まれた、トータルで大変満足のいく内容でした。

リオナさんの「恋をするにはイケメンすぎる」を思い出しました。
こういうの好きな方はそちらもぜひ。

まさに理想のイケオジ攻めでしたっ…!(感涙

(1~2巻まとめてのレビューです)
本作は私の記念すべき初・大和さん体験でした。
本作にハマって以来、かれこれ数十作の著作を読んできましたが、無精ひげのいけおじ攻めが拝めるのは本作だけなんですね、なんてラッキーだったんだろう私…。
もうね、このイケオジ要素だけで私的には評価爆上がりだったんですよ。
しかも髭無しバージョンも同じくらい堪能できるとわっ…!神か?

ギャグもおもろくてストーリーもしっかりしており、感動もちゃんとある。
本当に素晴らしくて、私的には神作以外ありえない作品でした。
特に2巻では激おこ攻めが!いけおじの激おこ!かっこえぇ…。

本作にはスピンオフ、「年下の隣人に世話されてます」の実質1~2話が収録されており、そちらのシリーズ全2巻は点数があまり伸びてなかったので食指が動かなかったんですが、本作に出てくるその受けのキャラがすごくイイ!
しかも攻めよりほんの少~し背が低いぐらい受け攻めの体格差がないうえに、顔も言動もちゃんと男っぽいので、これを機に読んでみようかなと思いました。

ただ一点だけモヤった:同性しか好きになれないのは「性癖」じゃなくて、正しくは「性指向」です…
あ~それにしてもこれ読んでたらオムライスが無性に食べたくなる!w
てゆーかところどころ修正甘いな!wこれ大丈夫?!(意訳:ありがとう)

猿喰山疑獄事件 コミック

ARUKU  

想像の斜め上をはるかに超えてた

ARUKUさんのファンなのに、本作は絵柄を理由にずっと避けてて。
でもやっぱり数字だけで言ったら著作の中では人気第3位なんですよね。
「虹色村のチロリ」も同じ絵柄なのに あんん~まりにも良かったのもあって、しかも談話室でARUKUさんトピが上がってて、本作をNo.1にあげられる方もいらっしゃったし、さらに仲良くさせていただいてるレビュワーさんも絶賛されていたため、私もみなさんに背中を押された感じになってポチリました。

マイナス事項が書いてあるレビューに一通り目を通してから読み始めましたが、たしかにこれは文字数が相当多い(しかも小さい!)。
読み進めるのに少し疲れました。
しかも表情がほぼいつも同じ無表情で、やっと見つけた笑顔のコマですら目が笑ってない。
でも受けはナヨっとした言動もたまにあるけど、他のARUKUさん著作と違って、見た目も中身も男っぽいのがすごく良いですね~。
てかアレ?あんなとこ骨折してたっけ?とか
……
…………
ってゆーかね、そんなこと、全っ部、どぉーーーーーーでも良くなったんですよ、最後の5ページでね。

天才だよ…泣いたよ…すごいよARUKUさん…もうなんなの?(←軽くキレ気味)
神なの?名作だよ…文句なしの神作だよ…(目頭を押さえて天を仰ぐ)
BLを愛する全ての人に読んでほしい。

(ちなみに、「雛鳥に人の匂いがつくと親鳥が育雛放棄する」っていうのは迷信なんだそうです。ホッ)

攻めのあの時の表情が素晴らしかった!

文句なしの神作でした。サイコーです。最大の賛辞を贈りたい。
私がBLを読むときに、これがあっただけで評価を爆上げしてしまうテッパン描写があります。
それは:

①攻めが眉根を寄せ、
②目を閉じて
③『んっ…』と しっかり感じている描写

です。
これがさらに、

④頬をわずかに赤らめていたり、
⑤汗をかいていたり、なおかつ
⑥絶頂時

ならば評価はもっと爆上がりします。
本作にも該当シーンは2回に分かれてましたが…それでは皆様お聞きください:
なんと コ ン プ リ ー ト 。

ソファに横たわる明の裸体が美しい。
そして小鳥がギャンかわ。
てゆーかあのリンゴくれたおばーちゃんは露店のーーー!?w

コスプレで攻め:カッコいいバニー、受け:リスさんは珍しいですね。
攻めのハイヒール履きが苦手な方だけ注意です。
(めちゃくちゃ雄々しいハイヒール姿ですよ!)
お話はさらに続き、4巻は牡丹家へのご挨拶編です。

※注意:1000円ちょいする【電子特装版小冊子付き】には「描き下ろし漫画16P」が含まれますので、お買い上げの際はぜひともそちらを。
「キーワード:スゴい動画」です!

「SxM」はよく見かけるけど、「MxS」は珍しい

何年も前に1巻だけ読んでたので、今回海王社セールで著作が大量に40%引きだったのを機に、本作も含めて「ひとり志々藤からりさん祭り」みたいになってます私。

「ワンナイト エバーアゲイン」と「奪われグランシス」もそうなんですけど、からりさんやっぱり「ヘタレ攻めxツンデレ受け」大好きですよね?
非常に分かりやすい…おかげでとても読みやすくて助かってます。
絵柄も音海ちささんの系統かなって気づいたらすごくすんなりと入り込めました。
(「ちげーよ!」と思われた双方のファンの方々、すみません忘れてください)

そういえば本作、「M気質ヘタレ×S気質ツンデレ」でもあるんですよ。
「SxM」はよく見かけるけど、「MxS」ってかなり珍しくないですか?
(こういうのお好きな方は 本庄りえさんの「愛の言葉も知らないで」をどうぞ)

この攻めみたいな細目・釣り目の黒髪キャラ好きな方いらっしゃいますよね?私もです。
1巻を読む前は受け攻め逆だと思ってたんですが、読んでみると意外とこの前後がしっくりハマりました。
背は攻めがほんーーーの少し高いぐらいで、体型そのものはほぼ同じなので、美形で かつ男っぽい受けが好きな方にはうってつけです。

2巻で当て馬として登場した攻めの双子の弟ですが、彼が執着していたのは実は…という展開もすごく良かった。
ただやっぱり、「ワンナイト~」でも思ったんですが :

①暴力(ツッコみと呼ぶには激しすぎる昭和っぽいシバキ)が多いのと、
②「○す」「タヒんで」などタヒを思わせる発言・モノローグが多すぎるのが不満点です。

同時収録は「30歳手前、映像ディレクターx19歳、ネットアイドル」
これツイッターの口論はガチで、頬と腰の傷跡(殴られた跡)は攻めを騙すための化粧?なんですかね?
もしそうじゃなくガチなら、たとえ喧嘩両成敗だとしても、あっちが受けを襲撃しに来たのなら明らかに警察案件だと思ったのですが、そこがうやむやになってたのがモヤりました。
それ以外はどちらの作品も満足です。

なんと美しい作画か。しかもスパダリ!

初読みの方なんですが、まず絵柄がかなり好きです!
さすが「異世界の沙汰は社畜次第」で人気の作家さんですね。
なおかつ、攻めである社長の髪型(ゆるふわウェーブ黒髪)が大大大好きなので手に取りました。

結果、大当たり…!(わなわな)
試し読み直後の、メニューを眺める姿のなんとまぁ~色っぽいこと!
ここだけで半分元取れたようなもんです(踊る)
ほんっとーーーーーに絵が美しいです。作画が全くブレないのがかなり嬉しい。

攻めの顔がぁあああ良いですぅううう(心の雄たけび)…スゥウウウ…(エコー)
どんだけ元取らせてくれるんだこの作品はぁあああ!(若干キレ気味)
からの~、受けがよろけたところをガシッと受け止める紳士的ムーブキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!(うるさい)
か~ら~の~(クドイ)
キスシーンが!サイコーですうぅううう!(うるさい)
キス中に左腕で、受けの右肩から手をまわして左肩をつかんでるコマが好き…(伝われ)

キッカさん、こんなに絵が美しいのになぜ点数がハネないんだろう?ってずっと思ってて、それが今まで読むのをためらった理由でもありました。
いろんな著作のレビューを読むと、心理描写がもうちょっと…みたいな内容がちらほら見受けられますが、本作に至っては全くそんなことはありませんでした。
それどころか、同僚にバレるバレないの話をしている時の「やましいことでも 恥ずかしいことでもない」とサラっと言ってのけたり、とにかく私がBLに求める萌えがギュ~ッと詰まってました。
大大満足です!

こちらのレビューを読むまでは「いいから黙って目を閉じて」のスピンオフだとは知りませんでしたので(レビュワーさんありがとうございます!)、そちらも読んでみたいと思います。

あ~良い新規開拓作家さんに出会えて幸せです!
110ページが表題作、残り70ページが同時収録の「ごめんねイイコじゃいられない」という女装子受け作品で、そちらは全然期待してなかったんですが、攻めがまさかの似た髪型ー!w あざっす!
彼の色気は表題作の攻めほどではなかったけど、女装BL苦手な私にとって、理想の「女装してるから好きってわけじゃない」オチですごく良かったです。

そして担々麵が無性に食べたくなる短編でしたw

黒髪ツンデレ眼鏡受けが好きな方にはうってつけの作品

同時収録の「先生、その恋 死んでます。(続編)」が目当てで読破しましたが、表題作は黒髪ツンデレ眼鏡受けが好きな方にはうってつけの作品ですね。
やっぱり絵が好きにはなれないんですが(ゴメンナサイ)、ついつい読んでしまう作家さん。
それぐらいお話が面白いだろうという安心感があるので、本作も安心しきって読みました。
結論から言うと、黒髪ツンデレ眼鏡受けが大好きなので、読んで良かったです。
ただ、不満点:

①暴力、というか…お笑いのツッコミぐらいの感覚なのか、ガチで叩く行為をちょいちょい(3度も)挟んでくるのが違和感ありすぎて、感覚が昭和で止まってるなぁ…という印象を受けました。
去年の作品なのに赤ワインのビンを頭めがけて投げつけるなんてありえない。
打ちどころが悪ければ取り返しのつかないことになるし、頭直撃した後 床に落ちて割れたらワインの海になるだろうに。

②「○す」という言葉を簡単に何度も使いすぎです…物騒すぎる。

③お仕事BLとしていろいろと現実ではありえない展開(全焼したからといって転勤が当日取りやめになる、ホテル代が1晩しか会社持ちにならない、海外・地方転勤が全てなくなりテレワークに、etc.)が多く、萎えました。

でもセッ中に攻めが「かわいい」と何度も思うぐらい受けがかわいかったのが良かったし、「先生~」続編がすごく良かったのでプラマイで萌評価としました。
てゆーか修正甘いな?!wこれ大丈夫?!w(意訳:ありがとう)
てゆーかサメのゾンビ映画ww いやあるけど実際にwww

こんなバディものBLはいかが?受けが表紙ほど女っぽくなかったのが良かった

仲良くさせていただいてるレビュワーさんに薦められ、表紙の攻めがめちゃくちゃタイプということもあり、なんとなく読みたくなって読んでみたんですが…ビックリ。
たまたま私が直前に読んでた新井祥さん&うさきこうさんと同じ、デザイン専門学校の講師というワードが!
シンクロニシティですね。
(そして本郷地下さんの「世田谷シンクロニシティ」が読みたくなる)

作品全体に漂う雰囲気がすごく良くて、萌えも大いにありました。
特にシャワー室でのキスシーンと、攻めがだんだんと嫉妬心や独占欲を表情で見せてくれたのが素晴らしかった。

受けは表紙だと子供っぽいですが、中の絵は全ページ顔も体つきもちゃんと成人男性で安心しました。
攻めの年齢がもうちょっと上だったら好みドンピシャだったなぁ。

ただ、不満点:
①ゲイバーのみで展開する話ならともかく、複数依頼人も含めて登場人物のほとんどが同性愛者なのはあまりにも現実味がなさすぎて萎えた。
②受けがデザイン学校非常勤講師ということは、結局 助手業一本で食べてくつもりではなく、兼業?そのへんをハッキリ描写してほしかった。
③元同期の警官(神保)が初対面の受けの頭をワシワシしたシーンで、我が脳内でチッ○キチーのこ○まさんが大勢で「そんなやつおらんやろ」を大合唱してきたんですが、うーん、他が良かったので①②③すべてプラマイおっけーです。

依頼人が実は…という心霊現象は、実際に元警察官(複数人)の実話を聞いたことがあるので、そっちの方が逆にすごく現実味がありました。
ペット専門の探偵さんってググったら実在するんですね、へぇ~。
流血沙汰が少しあるので苦手な人は注意です。

ギスギスしない三角関係で、非常に良い読後感

試し読みの時点でその完成度と画力の高さに衝撃を受けると同時に「これ絶対泣くやつじゃん…」とも思ってしまったので、ずっと今まで手を出せずにいました。
がっ!昨今の怪談ブームの煽りを受けて読破。

表紙をご覧のとおり、三角関係なんですが、ギスギスした感じじゃなくて、作中でも表現されてましたが、例えるならば
「ハル+幽体の亮輔=司の保護者」
みたいに仲良く3人で楽しく暮らす日々がしばらく続きます。

ハルと司、どちらの想いが亮輔へ伝わって両想いになってしまっても、残った片方はキツい。
どっちに転んでもつらくせつない三角関係の場合、片方が幽霊ならラストはやっぱりそうなるだろうな、という結末でした。
悲壮感はそこまでなく、読後感も非常に良いです。
ハグは唐突すぎたけど、ラストに至る過程がすごく良かったと感じたので非常に満足です。

"(保護者的な)2人にばかり助けられてちゃだめなんだ、ここから変わるんだ"
という感じのあのシーンで目頭が熱くなりました。

表紙の手つなぎ、赤色の使い方でわかってしまう関係性。
極めつけは「め○ん一刻」のあの有名なセリフですよね。
やっぱりジーンとくる…
その後、司の前髪が上がったのもすごく良かった。

☆5にしなかったのは、BL的な萌えとは違ったので。
(でも話自体が面白かった!えrなしも逆に良かった)
「キミドリ」が個人的にサッパリ合わなかったので今回はどうかな…と不安だったんですが、本当に読んで良かったです。

司の母と、司をいじめる奴がすっごいヤな奴らなので、そういうの苦手な方は注意です。
試し読みが常に37ページもあるのでぜひ。