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女性晃子さん

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すっとばし展開と絵柄、特に鼻の黒い影が惜しい!(ぇ、そこ?w

1年半前に読破。
同著者の「スモーキーネクター」シリーズがすんーーーごい良かったし、「ドメスティックビースト」もなかなか手ごたえがあったので、本作も設定と試し読みチェックだけで即座に読むことを決めました。
以下2CPのお話が収録されています。

①「銭湯の番台(兼 書道家)xパン屋の店長」
ちょっと攻めさん荒っぽすぎない?w
てかいろいろとすっとばしすぎ!w
もっと段階を踏んでほしかったなー…
受けの下の名前が佳永(よしなが)というのも、まるで苗字みたいでしっくりこない。
でも書道家攻めがクッソイケメン、なおかつスパダリ溺愛なので言動もめちゃくちゃカッコ良かったです…大満足!

②「攻めの甥xその幼馴染」
安定のみずみずしい幼馴染モノで良かった。

この頃(2011年)の絵柄は上述の2作とちょっと違ってクセがあるというか…
特に鼻の形が特徴的で、鼻の向こう側に出現する黒い影がどーも気になります。
でも全体的に絵がキレイで読みやすく、スルスルと読めました。
特にお風呂えいちお好きな人にオススメです。

<注意点>
①攻めに片思いする女性がいます

ダンスや音楽をやった&やってる身として気になる点 ◆7/8まで1~2巻無料です!◆

何人ものレビュワーさん方&ユーザーさんに薦められてたんですが、ずっと絵柄を理由に読んでなかったところ、今回1~2巻が無料だったので読破。
当方サルサのレッスン受けたり、バチャータ・メレンゲも含むダンスパーティーに頻繁に参加してたのもあっていろんな点が気になり、残念ながら自分には合わないと思いました。

<理由>
・絵柄について:パースが… 特に角度によって顔が全部違うのがネックで。
表情バリエの少なさやキャラの描き分けも気になりました。
浦島君(メガネ)がいきなり髪型も髪色も変えてて「誰?」ってなったり。
向井君がいきなりメガネかけてて髪型も顔も体型も全然違って、髭まであって「誰?」ってなったり。

・合同練習が深夜のすごい時間にあり、杉木はさらに朝まで徹夜で練習するという点
表現者、特にダンサーは体が資本なのにな…
受け持つレッスンが全て午後からなのかな?とも思いましたが、リアリティに欠けました。

・ダンサーの配偶者が、踊るパートナーに嫉妬するのが「あるある」だという描写に疑問あり
ラテン国出身なのに感覚が日本人すぎるというか、一番えぇ…と思ったのが
「競技ダンスをやってる限り彼女なんてできやしないでしょ」
んなわけあるかいな

・ワルツからサンバに切り替わってしまうという描写
例えるならば「演歌を歌ってる最中に、曲のリズムは変わらないのにいきなり自分だけヒップホップ調で歌ってしまう」感覚。
自分は音楽に携わる人間なので「んなわけあるかいな」と疑問に思いました。

「バラ見えてきました」の見開きシーンが一番良かったですし、なにより最後に自分の大好きな「Samba de Orly」(しかも歌詞付き!) で踊るシーンがもう、ムネアツMAXでした。
Eliane E○ias大大大好きなので!
(ぜひ曲を聴きながら該当シーンを読んでみてください)
体にマジックで線を引くシーンは「ほんとそれ!」と同意しかなかったです。
それになかなかくっつきそうでくっつかないモダモダを楽しめる長編BLってなかなかないと思うので、そういった意味では素晴らしい作品だとは思います。

同時収録の「まさか、ロッカーの中で」が良かった

以前の絵柄で描かれた過去作品のうち、本作だけ比較的評価が高かったのでポチリ。

①表題作(全体の70%弱):
DK同士「陰キャ後輩x先輩」

まず「お兄ちゃん気質」でふふっとなる
→「舐めさせて」で引く
(ここで試し読みが終わるので、続きが気になってポチリ)
→無理やりセッ でさらに引く、しかも受けが痛がってる(ポチったの若干後悔)
→イケメンであることが判明(でもまだ読者としてはムリ)
→謝った直後、舌の根も乾かぬうちに再度無理やり(うげぇ)

いやいやいや、ほだされるのも「お兄ちゃん気質」で面倒見が良いのにも程があるw
あまりこの言葉を使いたくはないけど、この攻め「変態」ですw
それに高校生同士だからですかね?受けも相当えいちなことが好きなので、もうお似合いとしか言いようがないですw
とかゆーてる間にムー○ンの歌詞(「こっち向いて~」のとこ)きたw

攻め本人が言ってたように、彼は壁や天井になりたいんじゃなくて
「モブ(おじさん)にな(って受けを○)りたい」なんだなって。
ずーーーっと攻めの独りよがりで、受けの気持ちなんて全くこれっぽっちも考えてないので、私には合わなかったというか…笑えなかったですね…
受けがだんだん可哀想になってきたので、受けに蹴られてる攻めがすっごいブサ顔で「ぶヒッ」って声出してるのは「よし」って思ってしまったw
その後は(攻めは少女漫画でちゃんと勉強したので)心も外見も入れ替えて、やっと少しまともな恋愛してます。
でも残念ながら、評価は覆りませんでした…
☆1にしようかとも思ったのですが、同時収録の⑤が良かったのでこの評価としました。

<良かった点>
受けが中面も外見もちゃんと男らしくて、腕っぷしも めっぽー強いとこ

<注意点>
受けへの気遣いや「待て」ができる男前な攻めが見たい方には完全に不向きです

②DK同士「受けの友人x腐男子」
③「元客のリーマンx裸族のバーテン」:パンツフェチさん向け。
④友人同士「酔っぱらって受け宅に泊めてもらう攻めxオナ禁を解禁したい受け」
⑤ファミレスロッカーから出られなくなった2人「店長x店長に片思い中の店員」
攻めの絶妙なイケオジ具合が芸術度高めです。スネ毛もありがとう!
受けのホクロと黒髪美人具合も最高でした。

もう少しいろいろと深掘りしていただきたかった

オメガバではない、出産可能な希少男性が発見され、しかも発情システムもあるというオリジナル設定です。

横顔などの作画がいろいろ気になるけど、2017年発売で以前の作画なので仕方ないとして…
「少子化 "推進" 対策」というトンデモ設定は、人口が増えすぎた某国のかつての一人っ子政策みたいなものかなと理解しましたが、さすがに
「多くの国民は同性同士で肉体関係を持つようになった」
これはありえないです…性指向というものがありますので…
割合が少ないからこそ「性的少数派」と言われるわけですし…

でも、出産で体が変化して攻めが幻滅するかも…という不安まで描かれてて、さすが「子育てたんたん」などの育児漫画を描かれた ばななさんならではだなぁと思いました。
受けが親から勘当も同然という関係性なので、できれば彼らと和解するまで描いてほしかったなぁ。

<モヤった点>
輪○しようとした冒頭の3人はおとがめなしです(なんらかの天罰が下ってほしかった)

<注意点>
試し読みでビックリされるかもですが、輪○は未遂です。
ただし、助けに入った攻めに受けが発情して結局攻めとヤる、という展開は賛否あるかも。

ばななさんならではの ザ・アホエロを楽しむ短編集

現時点で著作の上位7作(惚れ薬、とろとろ秘湯、アダムとイブ、けものシリーズ)と非BL「福耳☆美ブラザーズ」はすべて高評価にさせていただいた作家さん。
他の作品も読みたいな…と思っていて、ページ数&値段も手ごろで(102ページ、385円)ずっと気になってた本作をポチリ。
2020年発売ですが、2005~2017年の作品が収録されているので少し前の絵柄で、①②⑤はおもちゃプレイです。
②と③の間にあるエッセイ漫画(4ページ)でもおっしゃっている通り、スキマ産業がお好きなんですね。

①表題作:大学生同士「受けの友人xアレをこっそり持ち歩く受け」
絶倫攻めお好きな方はこちらをどうぞ。
オンラインゲームで友人が わけわからん衣装+ふんどししとるw

②「留学帰りの社長子息x使用人」
おもちゃの電車や小さい人形をおSiriに入れるので上記表では「エロ度:変態」になってます。
オウムが可愛い、しかもキューピッド。

③「清掃員xつい妄想しちゃうリーマン菊池さん」
妄想だけなので、受けはそのままで④に続きます。

④「屋台のトウモロコシ屋さんx攻めに片思いする浴衣リーマン菊池さん」
本命とガッツリ青○です。

⑤「大人のおもちゃ訪問販売員x可愛い系の客」
タイトルの「桃色せぇるすまん~アナ〇の隙間をお埋めします~」
↑これだけでもう、元ネタを知ってるリアタイ世代としては笑うしかないw

⑥「花の妖精x花を拾ったフリーター」
フェ描写がお好きな方はこちらをどうぞ。

なんと、あとがきで②以外のほぼ全キャラを今の絵柄で描いてくださってるんです!
美麗ーーー!!!特に販売員と花の妖精!
これだけでも読んだ甲斐がありました!
今の絵柄がお好きな方にもこれは読んでいただきたいです。

<注意点>
・深いストーリー性を求める方には不向きです
・エッセイは2008年のものなので、差別用語が多用されます

魚と水の森 1 非BL コミック

本郷地下 

お互いが惹かれ合い、徐々に愛に変わっていく様子をじっくり見守る、飯テロ作品

いくつか著作を高評価にさせていただいた作家さん。
非BLカテの女性マンガジャンルですが、BL要素はあります。

受け攻め未定で「事情アリの人間x人魚」。
アンデルセン童話の人魚姫をベースに、北欧っぽい設定で独自の世界観を織り交ぜてらっしゃるのは素晴らしいんですが、始祖の巨人がフツーに2度出てきたところで「進○?」と思ってしまったのは私だけではないはず。
(だって「始祖の巨人」でググってもその作品の情報しか出てこない… 元になった神話が知りたかったのに… ちなみにそちらの作品も北欧神話をモチーフにされてるそうです)
イヤイヤ、北欧神話に巨人サンは いーーーっぱい出てきますので(wikiでもなんと63項目、つまり少なくとも63人いる)きっとその中の一人なんでしょう。
もしくは進○をご存じなくて、本郷さんの完全オリジナル設定なのかも。

個人的に面白いな~と思ったのが、まず惹かれ合って、その数個先の展開としていきなり二人が「伴侶になる」こと。
好きだのなんだのそういうのはすっとばしです。
もちろんあらすじにある通り、このスピード展開は物語上「必要性がある」ので きちんと理由付けもされているのですが、普段(非BLを含む)BLを読んでて こういう展開が本作ほどすんなり納得できたのは、個人的にかなり珍しいかもしれません。
この説得力というか技量を見せてくださるのは、さすが本郷さんですね。
BLとして、なんの違和感もなかったです。
今後この関係性が愛に変わっていく様子を、読者として共に楽しみませんか。

パンにチーズをのせてとろけさせるやつ、そういや今夜たまたま我が家の献立にドイツパン+チーズが含まれてたー!
えぇ、普段はやらないんですが とろけさせましたよ… ウマかった…
ファンタジー&北欧の要素を多く含むため、特に「夜明けの唄」がお好きな方はハマると思います。

<注意点>
・ふわっとした描写ですが、モブからの無理やり含みます
・BL的な進み具合は遅め
・人魚が男「とも違う」らしいので、ひょっとしたらQやISの可能性アリ?
(Q:魔力でなんかされた? or IS:生まれつき?(胸は真っ平です、ご安心を))
雌雄同体の魚もいますからひょっとして…?あくまで憶測です。
・素晴らしき飯テロ作品です

体格差に萌える方にはオススメ

好きな作家さんなのですが、本作はショタ?と思って 買う予定はありませんでした。
でも割引でアッサリ陥落(意思よわッ
てかこのビジュで高校生なんですか…しかもモロ女性名…(萎える
攻めも目に覇気がまるでなくて、好きになれませんでした。
でもさすがは鯛野さんですね、唯一無二の設定で、BL関係なく漫画としては楽しめました。満足です。

<モヤった点>
・受けの頭に対して手や腕が小さすぎて、やっぱ見た目が子供すぎる
(リアルでそういう男性もいるのはわかりますが、BL的な萌えにはつながらず)
・まものさん達が性的なイタズラをするのがな~… 仕組み(オチ)が分かっても…
表紙の感じからもっとハートフルなヒューマンドラマを勝手に想像してたので、ちょっとガッカリしました

<良かった点>
・おばあちゃんの話はすごく心温まる感じでイイ
・受けが色々ガツンと言ってくれたのカッコいい
・ファンタジー好きなので楽しめた

<注意点>
・集合体恐怖症の方はキツイかも
・認知症を扱っているのでキツいと感じる方はいるかも
・描き下ろしに受けの女装アリ

よくある共依存とは違ったのが良かった

絵柄はもともと好きではないのですが(好みの問題ですスミマセン)ついつい読んでしまうほどストーリーに不思議な魅力のある作家さん。
本作は表紙の構成や色使いなどが美しいのでずっと気になってて、たまたま割引きだったのでポチリ。

<モヤった点>
・自分の指を舐めてから相手の顔に付いた血を拭うシーン
見ず知らずの人にこんなことされたらと想像すると…ヒィッ
もちろんその後 受けが攻めの手を舐めるシーンもしかり。
・状況説明するためだけの独り言がわざとらしすぎる
(例:傘を持ってた明美、「なんであいつTシャツ持ってんだ」)
・噂の写真が天井から撮ったようなアングル
(窓から撮って ああはならないです…)
・やっぱり時々パースが…
・さすがに何度もコケすぎ

攻めは受けを縛り付けようとしてるように一見見えたけど、実は不憫な受けのために居場所を作ってあげていた。
☆2と迷いましたが、そこがすごく良かったのでこの評価です。
お墓のシーンは感動しましたし、皆さんの評価が高いのも大いに納得です。
いろいろと個人的に不満はありましたが、デビュー作なら仕方ないかなって思いました。

<注意点>
・攻めにグイグイきて受けに嫌がらせまでする、かなりイヤな女生徒がいます
・受けがウジウジしてると感じる人はいるかも

感動のフィナーレ!なんとあの二人の○○や●●シーンまで!

今回は生徒会長が大きく関わってきます。
いったい鬼塚・会長・銀河の間で何があったのか。
彼は当て馬なのか、もしそうならどっち側なのかが判明し、彼の脅威から鬼塚を守るべく 主人公は立ち上がります。
前世での失敗を繰り返さないためにも。
徐々にメイン二人の心の距離も近づいていき、感動のハピエンへと繋がります。

ただ…やはり一点モヤりました:
・主人公の親が2年間海外赴任だったのに、主人公はその間一人暮らしだったことが判明
つまり高校2年生なので1年の時からずっと、です。
今の時代これはどうなんでしょう?ネグレクトというか…
(ちなみに銀河も一時的とはいえ、一人暮らしって…)

小鳥遊+主人公や、小鳥遊+鬼塚の友情も垣間見えるのすごくイイ!
銀河の内面の美しさが堪能でき、小鳥遊の愛がよくわかるエピソードもエモい!
桜さんのペンネーム、雄父山ロドリゲス氏の哲学者顔、およびその口調www
御尊パイてww

時々横顔で頭部が小さくなったり気になるところはありますが、全体的に美麗な作画も十二分に堪能できました。
各話の合間に挿入されるカラー絵も本当に美しい。
音楽的な表現描写も全く違和感なかったです。素晴らしい。
本当に読んで良かった。大満足です。

描き下ろしはなんとカラーで、3CP(そう、2CPじゃなくw)のイチャラブシーンだらけ!
プラス3腐女子の日常がキレイに重なり合い、さらに乙川パパ+銀河パパCPが爆誕するので、単話で追ってただけの方も必読です!(フンス

やっと主人公が…! BLとして大きく動き出した巻!

今回のメインイベはやはり疑似結婚式ですかね。
メインキャラの濃ゆ~い親も出てきます。
やっと主人公が恋心を自覚し、鬼塚・銀河・小鳥遊の関係性も明らかになります。
小鳥遊は最初から銀河に「恋人にして!」って言ってたんですね…彼らもちゃんとBLしてるやん…(涙を拭う

でもこの巻では第一話がまさかのハムもっちん回w
ハムタマアタックってなんぞwww
ハムコプターとかw いっつも女ごろしの一升瓶持っとるしw
「ピー遊記」のオマージュまでw
「神公」てw
ここに来てあの名作の貧乏スーツまで!
腸腰筋群のスジの凹みで暮らす小人www
たまに横顔の唇が「3」になるの草w

ただ一点、BLあるあるの嫁呼びx2人で
・「お兄ちゃん(鬼塚)のお嫁さん」=乙川が女
・「推し(鬼塚)の雄嫁入り」=鬼塚が女
トランスジェンダー設定でもないのに どっちも女性呼びなのはなぜ?と思いました。
ギャグBLに何ゆーとんや、とか言われても、やっぱり男同士の物語なのでモヤります。

でもちょ、まってまってまってまって?!
子供時代直後のコマが、鬼塚ボディの途中経過ー!!
カッコ良すぎませんかーーーー!?!?!?!?美しいぃいいいい(気絶

今回は特に、私の知らなかった古のオタク文化に関する知識が増えた巻でしたw
桜ママに対して主人公が「恥じることなんてない!!」と言ってて、現オタとして救われました。
描き下ろしは鬼塚の恋心が手に取るようにわかる、鬼塚視点のエピと、小鳥遊+銀河エピ。