オメガバースの良さをたっぷり味わえるお話でした。
黙っていてもちょっと他と違う最高のアルファなんだとわかってしまう攻め、黒瀬と発情したことのないオメガ五色。
奈良先生の表紙にひかれました。この絵だからこそ中原先生のお話の世界に深くはいっていけました。
軍服って良いですね。
萌2評価なのは自分が溺愛執着攻めにハマっており黒瀬が寡黙すぎて五色を好きなんだっていう気持ちの動きをあまり感じられなかったからです。
頭じゃなくて体で感じる衝動的な二人の始まりはドラマチックで夢がありました。だからこそ心の変化の部分がもう少し読みたかったです。
でも黒瀬が育てている子供たちは皆んな可愛かったし、悪役はマジで気持ち悪かったのでまた読み返します。
君さえいれば他はいらないっていう執着溺愛攻めっていいですよね!
顔面偏差値も高く国の英雄である騎士セオドアが義理の兄を何十年も想ってる。このキャラ設定だけで既にワクワクして読みたくなりました。
しかもセオドアの好きがかなり重くてサミュエルだけが無事で自分のそばにいてくれれば、王様や国のことなんてどうでもいい。
全部捨ててふたりだけで生きていく覚悟もあるんです!すごいよー。
そんな義弟に愛されるオメガのサミュエル。
元のサミュエルはかなり性格悪く嫌われ者でしたが、10歳の時に日本人の敬人の魂が入り人格がかわります。
前世で会得した農業技術で領民の生活を助け、いろいろ活躍します。
溺愛執着と異世界転生。ちょっぴり戦争の悲しさも交えて軽いタッチで読みやすいお話でした。
すごく面白かった!読み終わった後の満足度高く、ニヤついてしまいます。
ラブコメ感が強いのでドムサブ設定得意じゃない方も気にならずに読めるのではないかな?
年上真面目サブ攻め×年下ビッチっぽいドム受け。
魅力ありすぎなキャラクター達が明るくコメディ調な時とせつない雰囲気になるシーンのバランスもよくて、読み始めたら止まれなかった!
ふたりともお金持ちで家柄が良いです。
ドムサブであることや恋愛に対する考え方がかなり違います。
でも好きだから相手を尊重したい、素直に気持ちを伝えたいと思い互いに影響し合いながら自然に変わっていくのがよかった。ページ数があるので気持ちの変化をじっくり読めて嬉しい!
萌える見せ場がたくさんあるので胸がドキドキしっぱなしです。
漫画って楽しい!って思える素晴らしい作品でした。
ずっと甘くて安心して読めましたよ!
ワイズバーン伯爵家四男フィディと従者フレッド。年上大型わんこアルファなフレッドの溺愛、献身ぶりと奥手であるということに全く気づいていない箱入りオメガのフィディ。
17歳で第二性検査でオメガと判明し、通っていた学園の卒業を待たずにすぐさま従者のフレッドと2人だけで荒地にある別邸に住まいを移すことになります。
表題作はとにかく2人だけのお話でベッドでのレッスンシーンが多いです。
会話が多く明るく楽しくフィディが性的なことをお勉強して経験を積んでいきます。フレッドがとても魅力的に描かれています。
続、人生はままならない
では元のお屋敷に戻ってきた2人以外にフィディの父や兄達も登場してきます。フィディの知らないフレッドの過去の話が詳しく語られたり、事件が起こります。
このお話はフィディがただ可愛いだけのオメガではなく、頭がキレて思慮深い性格であることがよく分かります。
第二性検査を受けるまで自分はアルファだと思っていたフィディがオメガだと分かって落ち込むことがタイトルにつながっていると思いました。
でもそれだけではなく読み終わると、フレッドをはじめ誰もが上手くいかない人生と折り合いをつけながら前向きに生きているんだなぁーと気づきました。
甘い甘いエッチなだけではなく自分と同じように悩みながら人生を生きている彼らに親近感を持ちました。
紙本で約332ページありしっかり楽しめました!
約250ページに表題作とその後のお話「王は癒しの寵妃を溺愛する」が収録されていて同じくらいのボリュームです。
魔眼をもつ王とちょぴり魔法が使える魔女の弟子のお話。
年上のスパダリが健気でピュアな受けをめちゃくちゃ愛でるという名倉先生らしい、あまーいストーリーでした。
身分差のある者の恋に必ず出てくる反対意見、どこの馬の骨+男なので子が産めない問題にからみ
侍女がエーリスに嫌がらせをします。
もちろん賢い王はすぐ気づき無言でひとりで耐えている姿にさらなる愛しさが募る。という溺愛エンドレスで気分上がります!
ファンタジーを読みたい!
でもお話が二転三転してずっとすれ違ってしまうのじゃなくて、肩の力ぬいてにっこりしながら読みたいんだー。って時に読み返している作品です。
悪いことした人達も心底イジワルで許せんって感じじゃなかったのも安心して読める要因だったのかもしれません。
ファンタジー好きなのでなかなか面白買ったのですが今ひとつはまれませんでした。
異世界に転生してきた普通のサラリーマン潤也は神子として転生してきたもう1人のおまけ扱いで最初は冷遇されています。
元の世界には戻れないことが分かると前向きに新しい状況に適応していこうという「したたかさ」があり、自ら道を拓いていく様子が良かったです。
登場キャラが多くひとりひとりについて表面上の性格しか分からずもっと経歴など背景を知りたいと思いました。好きになっていく心情の変化が好きなので作品の世界観とは自分があわなかったのだと思います。
すでに7巻まで発売されている続きを追いかけてまで読むかどうか悩みところです。
学生やリーマンじゃなくてがっちり体形でタバコ吸って酒を飲み、墨入ってるコワモテ。見た目はゴツいけど義理堅く周りから尊敬される漢、椿はシルエットが完璧野獣でした。見た目も性格も好き!大人だった。
遥来は美人で椿をずっと好きな一途でウブな組長の大切な息子くん。ヒステリックに自分の要求するんじゃなくて自分の立ち位置、相手の立場などをよく分かっている良い子。
止まったまま一歩踏み出せない関係がせつなかったです。
恋とお仕事、どちらの部分もしっかり描かれているので読み終わると満腹になりまた読み返してます。
でもまだ彼らのその後が気になるので、続きをお願いしたいです。