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中立作品

女性MOET子さん

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入口のあらすじと試し読みでの期待とは違った出口(読後)でした

狐につままれた狼さながら、出会いから距離を縮めて行くまでが早い…!
ナゼ狐?ナゼ狼?という点はキャラのお名前から

攻めが狼谷(かみたに)さんで受けが狐坂(こさか)さん
他にも雀野(すずの)だったり鶯原(うぐはら)だったりと動物のお名前を使ったキャラが出て来ます(ファンタジーではありません)
尚、全員動物かと思いきや違ったりもするから何かこの辺は拘りなのかどうなのかは良く分かりませんでした

お話しとしては表情が怖いと言われる事が多くて人付き合いの苦手な狼谷さんが偶然入った喫茶店で出会った同い年で同じ星好きな狐坂さんと意気投合し、彼と過ごす時間に居心地の良さを知って行く

その過程で喫茶店の店員さんだと思っていた狐坂さんの違う一面を知り、その妖艶さに惑わされていく狼谷さん
狐坂さんは一体???

と言ったような一匹狼だった狼谷さんの成長譚みたいな感じで始まりますが実は狐坂さんにも人と上手くコミュニケーションが取れない過去があったりするのが分かっていき、、、という攻め主役かと思った始まりが受け主役へと変わって行きます

何となく始まりと終わりが読み始めの期待と違ったな、、、というのが正直な感想です
狼谷さんの表情が怖いという設定始まりもあんまり活かされてなかったですし、そもそも表情の描き分けが分かり難かったです
狼谷さんと狐坂さん、髪型と背が違うので違いを認識出来ましたがが結構顔の作りも表情も似てませんか?
この時点で狼谷さんの表情が怖い、という設定の説得力が結構弱く感じました

そして狐坂さんのお話しなんだな、、、と読み方を変えて読んでみるとまた疑問が、、、
なんで狼谷さん?鶯原さんとの関係性の方がよっぽど近いし、なぜ2人の間にはそういう過去が無かったんだろう?という単純な疑問が掠めます

目の前で描かれているものだけを読んでいてすんなり理解出来るような感じではなかったかな、、、と思いました
読みながらこういう事かな?と何となくキャラの心理や作家様が描きたいと思っているであろう事を想像しながら汲んで行かないと理解仕切れない感じがチラホラします
自分の理解力の問題や初めて読む作家様への不慣れがあったのかな、とは思いますが、、、
でも、鶯原さんと雀野さんの鳥部門でのフラグ立てとかは分かり易くて何だか商売っ気を感じてしまいあんまり好みではなかったです。。。

辛口ですみません、、、

全体的に自分の好みではなかったな、、、という感じなのですがあとがきを拝見して初めての連載という事を知りました
なので初コミックス、という事で作家様が描きたいものを詰めた想いは分かった気がします
これは相性もありますし、初めてのコミックスだからこそ知って欲しいという作家様側の意図もあったと察します
この辺を考慮して評価は1つあげて今後に期待をしたいと思います