妖怪などが出てくる作品が好きなので購入しました!
受けは攻めのことが好きなので、攻めの役に立ちたいと思っていいて、健気です。攻めだけでなく、他の妖怪たちにも大切にされてきたことが伝わってくるくらい(その妖怪たちの言動からもわかりますが)純真無垢な感じです。泥だらけで泣いている場面があったのですが、健気でかわいくて萌えでした。
攻めはとても過保護です。危険がある可能性があれば受けにそれをさせたくないという感じです。
嫉妬しているなという場面はあったのですが、それ以外にも独占欲全開なシーンが少しありました。個人的な好みなのですが、そういうシーンをもっと見たかったなと思いました。
でも、受けのためを思って自分の感情を抑える姿から受けへの愛情の大きさが伝わってきました。
こちら、一巻完結ではなく、続きがある作品です。
作者様があとがきで書かれている通り、ゆっくりお話が進んだので、評価が難しく、萌という評価にしました。
受けがかわいい、攻めが取り繕ってる姿もそうでない姿もかっこいい、攻めが受けを好きになった理由が気になる、攻めの愛が大きい感じが好き、愛喰みという衝動が今後の物語にどう絡んでくるのかも気になる、などの理由から次の巻も買うことは決めました!
今回がゆっくりだったからこそ深く描かれて、次の巻がかなり面白くなる予感がしました(攻めの手の傷なども伏線だと思うので気になってます)。
上記の通り、萌える要素はたくさんあったので、次の巻が楽しみです!
両親を亡くして身寄りがなくなった受けのもとに、子供の頃に下働きで働いていて、資産家に引き取られてそこの息子になった攻めが迎えに来るというところから物語がはじまります。
攻めが受けに生活費を賄うため学園内の奉仕クラブで活動をするように言いますが、なかなかない展開ですよね。受けが攻めに恨まれてるんだって思っちゃうのも頷けます。
しかも、求められることに敏感になってご奉仕クラブで頑張ろうと活動を受け入れている受けが可哀想、友達に襲われる受けが可哀想などなど結構受けが可哀想です。
評価は正直にいうと、個人的にうん?と思うところもあり迷ったのですが、あまり見ない展開と受けが可哀想かつ可愛かったので、萌えにしました。
受けはクズです。読み終わっても、1つもいいところが見つけられませんでした。そんな受けですが、攻めに復讐されます。なので、この作品の中身のほとんどが受けが痛い目にあってる場面です。
受けが攻めに以前したことはとても酷いことで、絶対許せるものではないです。そして、攻めが行なった受けへの復讐は受けが悪いとはいえ結構エグいです。でも、最後は一緒にいることを選択してます。そのことについて理解はできませんが、理解できないことが逆に納得できるというか、もう誰にも理解できない受け攻め2人の世界なんだなという感じがしました。
クズで性格最悪な受けが何もかも諦めた表情を見せる場面もあるので、受けがざまぁな目にあうお話が好きな人におすすめです。
■あばれんぼハニー(表題作)
受けは喧嘩が強いヤンキーですが、めちゃくちゃかわいいです。かわいいクマが好きなところもかわいいですし、ツラを見せるなと言われて泣く、デートで空回りして泣くなどなど、結構泣きまくっててかわいいです。
攻めは、何気に受けが何を喜ぶとか把握してデート仕切り直してるし、攻めには他にも相手を作ることができると不安になっている受けを抱きしめて言葉で不安を払拭させてるし、男前な攻めと泣き虫な受けはお似合いのカップルだなと思いました!
■かくれんぼハニー
メガネ地雷なのであまり集中して読めないというのが本音なのですが、内容は面白かったと思います。受けは、ヤクザという立場で若い衆に示しがつかない等の理由から周囲にオメガだと隠しています。そんな受けのことを思って、攻めは首筋を噛みそうになった時自分の腕を噛みます。オメガバースで、こういうシーンたまにありますが攻めの受けへの愛が感じられて好きなので、このシーン見れてよかったです!