これは・・・メリバ、ですかね??
優しい雰囲気の大人の恋物語かな?と思って軽い気持ちで読みはじめたので衝撃が強いです。過去も現在も未来もずっと薄暗い・・・光属性にとっては読んでいて息が詰まりそうになる一冊。
アメリカの上流階級?に生まれた白人と、中華系の父と不本意に孕まされた白人の間にできた混血児。もうこの時点でだいぶダークなのに、マフィア、殺人と・・・。
二人の関係性は、甘い瞬間もあるのですが、手放しに萌えるのは難しかったです。これを切ない、萌える、と感じられる方にはたまらない一冊だと思います。
全体的な描写などは素晴らしいと思うので、萌ではなくその技量に加点したく、中立です。
徳を積みすぎて天国送りになった悪魔くん・ガムルと、彼に一目惚れした天使・ラファエルの話。
堕天は聞くけど逆バージョンもあるのか・・・!ということより、ガムルくんのエッチな衣装が気になります(エロに貪欲
と思って読み進めていたら、同意なしでガムルくんとセックスしてしまったラファエルが堕天・・・この辺りから雲行き怪しいな、と。最終的には二人のラブを巡る話というよりは、いろんなキャラが出てくるドタバタラブコメな様相。最終6話は他CPの話でした。
18禁版ということもあり、もっとねっとりめのエロを期待していたので、ちょっとイメージとは違ったな、という感想です。