ねこのしんさんのマイページ

萌×2作品

女性ねこのしんさん

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ギヴン 8 コミック

キヅナツキ 

まふゆはちからをためている

真冬がようやく「将来・未来」という等身大の悩みにぶち当たっていてどこかホッとしている自分がいます。命をかけて疾走するような危うさが和らいだからでしょうか。
真冬という名前の通り、次に芽吹くため彼はうんと力を溜めてから爆発させる人で、それにはこの悩みや周りの変化に翻弄されるのもとても大事なエネルギー源なんですよね。青春してていいな。立夏との関係も一見、不穏そうに見えるけどこれは通過儀礼だってどっちも無意識で分かっているように感じられてあまり不安は感じられません。もうちょっとイチャイチャが見たいけど、我慢の巻ですね。
次巻でこの状態に決着がつくのでしょうが、エモさも次になるだろうから萌2にしました。

ラストの羽化は素晴らしかったです。

攻めがかわいい

yoko先生の表紙に惹かれて購入(Amazon限定版にはペーパーがついてました)
容姿のせいで他の一族に嫁がなければならい受けと大国の皇弟の攻めが婚姻直前で出会い……という感じで始まります。

私は攻めがとにかく可愛らしいなと思いました。スパダリ属性だし、受けに一目惚れしてるのがこちら側は手に取るようにわかります。気持ちをうまく表現できない不器用さがたまらなくてニヤニヤしました。受けもただ守られるだけじゃない性格なので好感が持てます。お約束展開で受けのピンチもありますが、疲労するハラハラ感は少ないと思います。

流れでふたりが濡れ場を演じないといけないシーンがあったのですが、普通に致してるシーンよりもエッチに感じました。

終章の2ページがすごくいいです。いい終わり方だなって思いました。

この巻好きです!

東谷くんと高人さんがとうとう真のライバルであり唯一無二になった瞬間を目の当たりにしたように思いました。
今までの恋愛模様も好きでしたが、ここからさらにバチバチの展開も期待できるのかと思うと楽しみです。

王道であり新鮮

ミステリアスさとエロスが詰まってます。Ciel先生の挿絵も雰囲気に寄り添っていて世界観が一層膨らみます。
先生の書くファンタジーは初見だったのですが、受けの登場シーンからすでにエロい(植物がお尻に挿入されている!)。装身具も思わせぶりな場所ばかり。特に臍ピアスのくだりはエッチすぎる。沙野先生節が炸裂してます。
ストーリーは、お互い好きになっちゃいけないと思いながらも惹かれてしまうという王道展開は外さずにいくつかの謎が散りばめられていています。最初から最後まで夢中になれる一冊でした。

王道+スーパー攻め様

ど直球の王道展開とスーパー攻め様を久しぶりに見たので、特別天然記念物を間近で見たような感動を覚えました。BLの様式美を堪能したい方にはぜひオススメしたいです。

蛟ファン必見

番外編集なので既読ももちろんあったんですが、掲載雑誌を買ってなかったので人魚王を飼いならせと辻さんの話が読めて大興奮。

特に人魚王を飼いならせは、個人的に幸せになって欲しいキャラ筆頭の蛟がメインで、彼が幸せのスタートラインに立てて涙しました。本当に良かった……
同じように蛟ファンで未読の方は是非読んで欲しいです。

辻さんは飄々としている感じだけど色々と考えてたのが読み取れて、一層キャラへの理解と愛着が持てました。これを読んだ前後では辻さんの解像度が大幅に変わって本編を読み直したくなりました。側近組可愛いですよね。

他の短編も、本編最終巻がほろ苦い感じで終わったので初期独特のわちゃわちゃっとした感じを体感できて心地よかったです。読んで良かった。

純愛です

本のタイトルで「淫」の字があるので身構えてしまうかもですが、この話は純愛です。確かにエロくはあるんですが、下品じゃないです。

良いなと思ったところ
・鬼の青柳がスパダリなところ。受けの嘉槻が大事で大事でたまらないのが常に伝わってきます。大切に扱われているからこそ親の仇かもしれない相手に恋心を抱く嘉槻の葛藤がこちらとしては大変美味しゅうございます。
・表紙にはありませんが、モフモフしたキャラ2匹が可愛い。魔法少女についている妖精みたいな感じで和みます。
・ラストの切なくもある愛の呪いが甘美。

個人的な不満点
・和服の描写に慣れていないと「?」になる(都度調べないといけない)
・(私が見落としているかもですが)青柳が鬼になった理由がいまいちはっきりしなくてモヤっとしました。

設定がすごく好きだっただけに、一冊で終わってしまうのが勿体無いなと思いました。その点でも萌2にさせていただきました。

完結は次巻

※この巻で完結すると思っていたのですが続きます。
彷徨編と2冊続けて読みました。
ファンタジー+不憫受け読みたいってなると、私の中では六青先生の作品が必ず浮かぶので未読だったこちらを拝読しました。やはり例に漏れず受けが不憫。

再逢編は別人格まで形成してしまった受けにどうやったら許してもらえるのかという攻めの努力と、その攻めをどうしたら許せるのか葛藤する巻になっています。

必死に誠実であろうとする攻めのクラウスに一定の共感と理解を感じはするのですが、この巻でもまだ若干ポンコツ感が否めない。周りも寄ってたかって「王様を許してやって」というのが透けて見えて本当にルルの心の傷を理解しているのかちょっと疑問に感じてしまいました。
リエル(ルルの別人格)は「自分は良くてもルルだった頃の自分が良いというかわからない」というようなことを言っていて、その通りだなーと。許すって膨大なエネルギーが必要ですからね。

その葛藤の最中、クラウスの窮地を知ってルルが勇気を振り絞るところで本は終わっています。
続きが激しく気になるので、完結まで待てないタイプの方はしばらく待ってから一気読みすることをおすすめします。