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女性rainsさん

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めちゃくちゃ好きです

あぶなーいかんじが本当に好きです。性癖にドストライクでした。セクシャルな描写はほとんどなく、ジリジリと迫ってくる危ない感と、苦痛。最高です。たくさんBL読んできましたが、5本指に入る作品です。

独自の世界観がクセになる

1度読んで、あれ?ナニコレ?てなり、2度目で、あ、なんかウケる笑、てなり、3度目で、天才だったと思い知る。
宇宙人がツボでした。なんなんだあれは笑
この作者さんはどこへ行ってしまったのでしょう。作品と同様にとても独特ですね

ストーリーと、心理描写の巧みさが見事

もう何を書いていいやら。読み終わったあとむちゃくちゃ胸が痛かったです。
最後の、病院の屋上で百目鬼が何をどう決断したのかが知りたいです。
(彼が矢代さんの選択を受け入れたのはかなりショックでした。いや、矢代さんの頭の中はわかってるんです。自虐・自傷行為を快楽だと思い込むことで自己を守り、そのために大切なものを手放すという自虐的行動に出るのもわかってるんです。辛いこと痛いことが彼にとっての快楽のはずですから。ただ、それでも百目鬼が可愛くて手放したくなくて、手放さなきゃ気持ち悪くて苛立って、百目鬼の気持ちを知ってそんな自分の壊れた胸中に混乱して、百目鬼の腕の中で幸せを感じるべきときに一番辛い場面を思い出して、それが自分なのだと思い知って、百目鬼だけのものになることが不可能だと思い知って、涙して。そんなのわかってるんです。矢代さんが子供の頃の虐待を快楽に転換したことで自分を守ってきたことを、百目鬼も気付いたんでしょう。それを百目鬼がどう受け止めたのかまだ分かりませんが・・・それでも、ショックでした。そりゃ2発も打たれてあそこまで言われたら離れるだろうけど、それでもショックでした。百目鬼の気持ちが知りたい。)

矢代さんの徹底した冷徹さは非情ではあるけれど、ものすごくカッコ良かった。
それを受けながらも矢代を守ろうとする百目鬼の漢っぷりもまた惚れ惚れします。
ストーリーが進むにつれて、キャラクターの性格が少しずつ変化していく展開の巧みさは圧巻の一言。いつか矢代さんが本当の意味で本音を言える時がくることを心から願っております。

最終巻。寂しい・・・

いや〜もう、大ファンです。
あいかわらずの木島さん。いいですね、さすがです。
今回は久住くんのキレっぷりも爽快でした。そうだ、たまには言ってやれ。むしろもっと言ってやったほうがいいww
ストーリーの中で、ちょこちょこ「あ、これあるな〜」という、共感部分があるのでそれが面白いです。
こどもが悪気なしに人形で再現しちゃうとか。
これで木島さんのお話は終わりかと想うとめちゃ寂しいです。
けど、また純文学書けるようでよかった。
おかげで私もがんばれます!

大ファンになりました

うまいなあというのが、読後の感想です。
文学的な深みのある趣で、初めてカシオ先生の作品を読んだのですが大ファンになりました。
現実にバイオロイドがいたら、やっぱり少し気味が悪いと思いますよね。
人間そっくりの造りモノなんてねえ・・・。それでも、我が子だけは特別という、母の気持ちもわかります。
和彦君の抱える葛藤はよく考えたらかなり重い。本物の人間として生きるクローン体がバイオロイドの人権のために人間社会で奮闘するという内容でもいい物語が展開しそうですので、続編があると嬉しいです。
とにかく、忍君が幸せに生きていけそうで何よりです。

目にやられる

好きすぎて、感想を思い浮かべようとするだけで涙が出るか鳥肌が立ちます。
戌井のビジュアルがめちゃめちゃ好きなんですが、わかります? あの辰巳を見下ろす血走った危ない目つきがハンパなくかっこいいです。
普段は静かにぼそぼそと何ごとかを呟きながら淡々と辰巳に襲いかかるくせに、ある時はキレて感情を吐露する。興奮すると何をしでかすかわからない。そんなところがむちゃくちゃかっこよくてシビれます。
辰巳をいじめるSっぷりも最高。エンゾウさんの描くS男が大好きです。
「止めんな!手ぇ!」のところで、これはヤバイすぎだと感激しました。
いろいろ怖いことされてるのに、その危なさにハマってく辰巳の気持ち、よくわかります。いや、半分わかります。戌井にハマってく気持ちはよくわかります。

辰巳が、戌井に嫌われたと感じた瞬間のページは、胸がぎゅううっってなって、本気で涙が出ました。
辰巳が自分の気持ちを素直に言葉にした後の、イチャイチャシーンは幸せな気持ちになりました。
ストーリーも、キャラ設定も、コマ割りも、表現力も、台詞回しも・・・何もかもが完璧で、気持ちを揺さぶられます。
最後の方で戌井がよぼよぼと歩いているところがめちゃ可愛い。
よりが戻って、友人の前でペットリくっついてるのがめちゃ可愛い。このシーン大好きです。

他の人もレビューで「枕元に置いている」と言っていますが、実は私もです。
いい夢がみれますように。
ではおやすみなさい。

ジャンルを超える秀作

だいっ好きです!!!
りょういちろうさんが戻ってきて髪の毛をカルタカに突きつけるシーンはかっこよすぎて鳥肌がたちました。
エンゾウさんの作品でちょこちょこ見かける、「かっこいいセリフをキレ気味に言う」のが好きなんです。本当にシビレる。ストーリーや人物像がしっかりしてるからここぞという場でバシッとキマるんですよね。
マザーズスピリットの何が好きって、カルタカの魂の美しさに気付いて、そこに惚れ込むりょういちろうさん自身の心の清らかさが好きです。(相手のどこを好きになったのかがちゃんと読み手に伝わるBL漫画って意外と多くない気がします。)
ルターの心の捧げ方や、ルターの教えもとてもよかった。
ほんわかさせてくれるギャグの部分ももちろん最高に好きです。
いつか、彼らのお面の謎が知りたい。
あと、個人的にアロニアのビジュアルがどストライクでしたので、最後に成長したアロニアがちょっとだけみれたのが嬉しかったです。
画力、表現力、物語などあらゆる面で一線を画す素晴らしい作家さんだと思います。

キメるところはキメる!

エンゾウさんの漫画は、本当に全体的な流れがスピーディーでぎゅぎゅっと詰まってて、無駄のなく、かつ魅せるところは魅せる。うまさに毎回脱帽です。こちらの話は細かなところで目一杯笑いました。楽しく読めて、かつかっこよくキメてくれる主人公の姿にうるうる・・・。地蔵扱いがひどいのがお気に入りです。続きが読みたいなあ〜。