先日、久々にだかいちの新刊を購入いたしました。
正直シリアス風味だった少し前のお話よりも
ギャグ多めで初期のだかいちを思い出させてくれる
ような感じがとても良かったです。(シリアスも苦手ではないのですが)
ネトラレトライアングルなどの他の作品が
収録されていないのは残念でしたが
今回に限ってはチュン太とトータカさんの
お話に絞って良かったと思います。
チュン太がなぜトータカさんに惹かれたのか
という理由がとても丁寧に描写されていました。
幼少期のチュン太はあんな感じなのですねー。
現地の人々も個性豊かで優しい方々でした。
(個人的にアントニオはかなり好きです)
最後の引き的に芸能界で2人が
安心して過ごしていくのを難しくさせそうな
男の娘?と思われる新キャラもいましたが、
チュン太もトータカさんも大丈夫でしょう()
強い人ですから。
(むしろそこで揺らいだら困ります)
個人的にはうさありも好みで、小出しに出てくる
過去の話がとても気になるので
スピンオフでしっかりと掘り下げてほしいです。
(本編と並行すると話に集中できないので)
あと年下彼氏の恋愛管理癖の続きは
いつ出ますかね…打ち切り…ではないですよね?
ともかく桜日先生を応援してます、長文失礼致しました。
「誤算のハート」
真面目で男前だが独占欲の強い攻め×チャラ男くんのCPです。
ひょんなことから
受けの提案で恋人の振りをする関係になった二人。
案の定、受けの方から攻めくんにぞっこんになっていく…と
見えて攻めの愛の重さが垣間見えたのにゾクゾクしました。
当て馬?として攻めの兄が登場します。
受けは任意でお兄さんについていき、
何事もありませんでしたがモブに囲まれ拘束されている描写があります。
そんな受けを見て攻めがブチ切れてお兄さんをぶん殴り、
連れて帰って話は終わりますが
最後の受けの表情がとっても魔性の受け…って感じで
正直普通のセックスシーンよりも
大変えっちであると個人的には感じました。
やや共依存と捉えられなくもないです。
「ラストサマーブルース」
野球少年たちの話。Hシーンはありません。
BLというよりブロマンスに近いかな?と感じました。
ラストシーンはうるっとしました。
「無防備な午後」
リーマン達の話。
エッチはないですが好きな距離感のお話だなぁと感じました。
余談ですが誤算のハートに出てきた攻めのお兄さんは
終わらない不幸についての話というスピンオフにも出ています。
この本を読んだのならぜひ読んで欲しいです。
「 I HATE」
高校生時代の関係が忘れられずに再会するまでずっと引きずっていた受けと
再会するまでずっと受けの事を想っていた攻め。ステキです。
タイトルがHATE(嫌い、嫌悪などの意味があります。)
なのでもっとギスギスしてるかと思いましたがそ
んなことはなかったです。
挿入無しでこれからの発展を想像させる感じがよかったです♪
「No where,Now here」
小さい頃からの幼馴染カプ,
昔から攻めに好意を寄せていた攻め×不器用で周囲から誤解を受けやすい受けです。
序盤の何気ない台詞や描写がとても良く,後半では
受けの心に居続けている攻めを掻き乱している描写が大好きです。
描きおろしは二組のCPのちょっとした小話です。
全体的にとても好みでした。