シリーズ初のスピンオフ。
自分も前作メインの有生×慶次のカップルが好きで今回は有生の兄と新キャラ柚のカップルメインでした。
元々、スピンオフが苦手で買うか迷いましたが番外編に二人が出るときいて…(嬉泣)
本編も少し読んでみましたが、自分はあまり受けが好みではなく、あまりすらっと入ってこなかったです。好みが分かれるのでしょうね…
ですが
番外編は大変美味しく頂きました。
慶次が本当にアホで可愛く、有生もツンツンしつつも慶次にメロメロなのダダ漏れというか…前作よりもかなりラブラブでした。
慶次の方から有生にキスしたり抱きついたりで有生が「くっ」っていう声を出すんでんですけど自分的にはココがすごく腰にきました。(彼の方が腰に来たであろう)
多分続編来るんですよね?(来ると思いたい)
このシリーズは止まらないで欲しいな…
発売当時購入し、今度続編が発売されるそうでまた改めて読み返しました。
物語は討魔師(とうまし)と呼ばれる神の使いである動物を眷属として様々な怪異や魔物を倒すという現代ファンタジー(?)のようなお話です。
受け:本作の主人公、熱血漢で真面目、だけれど少し子供っぽさが残る18歳。眷属は子狸。
攻め:主人公にちょっかいをかける眷属本家次男、22歳討魔師。傲慢俺様でひねくれ屋。眷属は狐。
読み直してもやはり攻めの性格があまり掴めなく好みではなかったですね…
本当にコロコロと気分屋で、受けが好きなそぶりを出します。しかし口では「まずそうな子狸」「君みたいな子苦手なタイプ」と言いつつ、助ける所は助けるし、自分を頼らなければ拗ねるので「いや!お前絶対好きだろ!」と思わず突っ込みたくなるめんどくさい男です(笑)
自分としては攻めの兄、長男耀司がすごく好きだなと思いました(恐らく他の方もいらっしゃるのでは…)
なので続編では是非ともスピンオフを期待してしまいます(笑)
話を戻しますが物語の内容はあまり難しくなく、ファンタジー苦手だぁ…という方でもスラスラ読めるかと思います。後は動物好きな方は子狸で癒されるかと思います!
可愛いです!本当に!喋るんです!
濡場のシーンもケモミミといったファンタジーならではの笠井先生挿絵も入り、こちらも目が滾るほど良きです。
物語は良いなと思うんですけどね〜
皆さんも仰ってる通りで攻めの性格で少し勿体無いな…と正直思ってます。
きっと好きな人は好きなんだろうな…
もう少しオブラートにお包みしてあげてというくらいど直球ストレートを投げる男なので主人公がもし健気儚げ美人だったら一発デッドボールで即退場なレベルで口調は辛辣だと思いますね〜(優しい所は優しい)よかった主人公が強気でまだやんちゃわんぱくな子で受け止め切れてますけど(笑)
私、何度も(辛辣すぎて)心にデッドボール決められてましたけどね…
ただ素直に慣れない不器用な攻めだと思うんですけど続編ではもう少し糖度の高いやりとりが見れればいいなと思って楽しみにしてます。
丸木文華先生の新作、そして大好きな笠井あゆみ先生の挿絵ということで読ませて貰いました!
簡単に言えば、「蜜華の檻〜落ちた麗人〜」のタイトル通りだったなと思いました。
※ネタバレあり(話の流れ)
華族でプライドが高い主人公(受け)の千秋の一族が困窮し、困っている所にかつて対立していた同級生の眞鍋(攻め)と再会する。眞鍋は資産家となっており「自分(主人公)とお姉さんを養ってやる」と2人と屋敷を引き取ります。
屋敷の主人となった眞鍋(攻め)にほだされ、プライドが高かった受けが段々と眞鍋にいいようにされる流れです。
最初は嫌々でしたが最後の方だとラブラブです。
しかし…初めにいた頃のプライドの高い主人公の面影はなくなりました。
(華人であるべき主人公が死んだ様に)
眞鍋(攻め)の策略にまんまと嵌り、憎しみを抱きながら体を繋いでいたはずが、快楽で人が変わったかのように眞鍋(攻め)に寄り添うようになる…
お互いに心も結ばれたので、そこ辺りだとハッピーエンドかな?っと思いました。
けど最後の文面を読むと…
恐らく…バッドエンドと捉えていいかな…
2人から見るとハッピーエンド
華族(家族)から見るとバッドエンド
そんな感じがしました。
私的に最後の文面は一番キモだと思ってます。読まれると方は注目してみるといいかもしれません。
それと攻めの「※ションション飲んでやる」な変態発言も見所です(笑)
最初はかなり無理やり満載の陵辱プレイから始まりますが、だんだん受けの元耶が攻めの善司に心を開いて行くまでの恋愛模様のようなお話です。
最初は表紙から漂う病みのようなものを感じ取りつつ、あらすじの面白さに丸め込まれて拝読させて貰ったところ…
かなり萌える…はぁ…しんどい…
と言ったところでした。
俺様傲慢ですぐ機嫌を損ねると仕置だ躾だという攻めヤクザ、そんなヤクザに訳あって引き取られたほだされ健気美人
…これは萌えないわけがない。
ただ本当に最初は受けが可哀想で瓶の先を突っ込まれたり、ベランダに裸で1人放置されたり、受けは性欲処理とばかりの扱いを受けておりました。
まぁ、結果…この攻めただのヘタレで好きな子にはうんといじめたくなる素直になれないタイプの奴なんですよね…。まさしくジャイアン…(いやジャイアンをホモにするな)
それでも最後の方になると2人の気持ちが段々と寄り添って2人は結ばれるわけです。
よかったな…受けが天使で…。
それから
あとは攻めの友人である秀晃との3pも少々入ります。
秀晃との内緒の営みもあります(しかし最後には攻めにバレる)
表紙の割にそんなに怖くもなく、
ヤクザさんとの愛ある物語なのでBL初心者の人でも
割りかし読みやすいのではないかと思います。
特に陵辱、束縛、執着好きの方は特に。
話の流れはよかったと思います。
ただ…攻めが受け(ネコ)で犯されるシーンが強烈でした。
「えっえっえっそっちもいけるの!?」という感じで…。
正直なところ自分は多少萌えましたがその設定が好みではなかったですね。
リバ苦手な方は難しいと思います。
ただ笠井あゆみ先生の挿絵も見る限り、結構エロいです…(攻めが犯されているシーンもございます)
攻めが結構アブノーマルというか…意地が悪いというか…(褒め言葉)
受けが健気なのを漬け込んで色々とされちゃうんですけど。
攻め受けの営みは回を増すことに萌えててよかったかなと思いました。最後はやや不完全燃焼という形で「あれ?」となりますが恐らくハッピーエンドではないでしょうか。
これから読もうかと考えられてる方は、
攻めがバリタチ!ではないのでそちらだけは要注意です。
丸木文華先生の作品はお初読みです。
率直な感想はというと「2週目からが本当の意味で理解できる作品」とだけ言っておきます。
1週目と違った見方で受け様、攻め様を見てもらえると面白いかもしれないです。
かなり好きなお話だなと思って読み進めてました途中までは。
しかし途中からだんだんとこの作品の良し悪しがよく見えてきます。
作品の流れとしては面白くていいかなとは思います。お互いが共依存している中受けがなんと○○○でしたーと衝撃のラスト、そこから2週目を読むこの流れがうまいこと言ってるなと思いました。
私はあまり好みではなかったですが
かなり狂気じみてる作品になるのでそういうのが好きな方は必見かもしれないですね。