まず表紙がとてもきれいで書店ですぐ手にとりました(笑)
この作品でゆき林檎さんを知るきっかけになりました。
大正という時代設定も雰囲気も何もかもドストライクでした!
この時代では恋も自由にできなかったのだと改めて思いました。
「今でも好きだ」という想いが実を結び、またただのハッピーエンドではなく、立花・麻倉と結ばれることがなかった女性たちの想いも考えさせられる作品でした。
誰かが幸せになるためには誰かの犠牲が伴うことを知りました。
恋って愛ってとても奥が深いのですね。
立花の麻倉に宛てた幻の原稿が読んでみたいです^^
何度でも読み返したくなる素敵な作品でした♪
表題作である「ラクダ使いと王子の夜」はジーンとくるシーンが沢山あり、涙がポロポロとこぼれてくるほどでした。
読んでいて私は、カマルとアルファルドが出会うことはもはや運命だったのではないかと感じさせられました。
そしてカマルの親友であるラクダのサディークはこの物語に欠かせない存在だったと思います。
砂嵐が巻き起こっている中、最後の力を振り絞ってカマルをアルファルドの元まで送り届けた彼のカマルを大切に想う気持ちと強さに胸をうたれました。
この2人にはいつまでも幸せに過ごしてほしいと心から思います。
欲を言うともっと表題作を読みたかったです!
そして「PINGOLD」に掲載されていた2作が収録されていましたが、表題作との差が激しすぎて…。
私は「いびつな欠片」が怖かったです(><)
すさまじい兄弟ですね~
好き嫌いがはっきり分かれるお話だなと思いました。
キリヱさんのレビューにもありましたが表題作だけなら私も神評価でした。
初レビューです♪
やたももは友達から借りて読みました。
モモについて最初は「本当、ろくでもないな~」という印象が強かったのですが読み進めていくうちに「あれ?なんか可愛い!」と思うようになりました。
モモが身体を売って生活するに至ってしまうまでには様々なことがあったんだろうなと思いました。
八田ちゃんはおかんなのに絶倫っていうのがすごいですね!
モモのことを心から大事にしているのが伝わって嬉しくなりました。
須田さんについてはカバー下を読んで幸せになってほしいなと思いました。須田さんも自分なりにモモのことを愛していたんだな~って感じました。素敵な恋ができるといいですね^^
モモと八田ちゃんもずっと幸せでいてほしいです。
やたももはその名の通りエロコメディだけど心にぐっとくる切なさもある作品でした。