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こちらはゲイ×ノンケ。
あんまり起伏もなく、たんたんと進んでいって、それがこの作家さんの絵柄に合っています。
それにしても、起伏がない。
どんなエピソードも、まあ、よくあるかんじ。なんですが、それがいい!

自然に読めて、自然に楽しめる。
これってなかなかないですよ。肩肘はらずに、気軽な気持ちで楽しめる。
でも、ゲイ、という文化に慣れていない受けの戸惑いなんかも、けっこうちゃんと描かれていて、その、絶妙なバランスでのおさえかたが、読み手に自然によまさせるのかな、とおもいました。

とりあえず、ふとしたときに、読み返してしまいますね。

結構読みなおしますが・・・

久我先生の本、好きなんです。
でも、この本はちょっと感情移入しづらかったかな。
なのになぜか何度か読みなおしてしまうのは、どうしてなんでしょう?

ノンケ×ゲイ、で大学生もの。
このシチュエーション結構好きです。
主人公の子がわりとうじうじ悩むのですが、これがかわいく見えてくるので、つい読み返してしまうのかもしれません。

若いころっていろいろ、自分の中での思い込みで突っ走ってしまいそうですが、これはそういうところが自然に書かれていて、おもしろかったかな。

普通におもしろかった。

最初は、あまり期待していなかったのですが、やっぱり長年作家として書かれてきた方は違うんだなーと思いました。

内容はとっても王道なのに、さくさくっと軽く読めて、でも、主人公の気持ちにすうっと入っていけました。

新人さんとかだと、時々読んでて「ん?」と思ったりするけど、この作品は、そんなふうに思うところもなく、素直に楽しむことができました。

エッチが乳首責めなシーンがなかなか濃くて、そこもよかったです!(笑)
主人公の性格が素直で、かわいいですね。
続きはライバル役の話?
そちらも読みたいですね。

思ったよりずっとよかった。

はじめ、あらすじと表紙を見たときは、たぶん好みじゃないなあと思いました。
あんまりかわいすぎる受けってどうかな・・・と。でも、読んでみたらものすごくおもしろかったです。

この主人公、見た目はかわいいけど、中身はとっても男前なんです。それに、素直。
素直で男前。しかもまっすぐだから、自分の気持ちをおさえてまでも、忠誠を誓う攻めのために我慢する・・・これが、泣けます!

途中でエッチしちゃって付き合うところもよかった。
こういう展開になるとは思っていなかったので、さらに楽しく読めました。

コメディテイストでライトなのりなのに、主人公が泣くシーンでは、素直に泣けました。

続きも読みたいなあと思わせる作品でした。

出だしでひきこまれました。

はじめにみたときの感想は、なんだこれ!
でも、この先生の本はまだ二冊目ですが、出だしでひきこまれました。それはこの一文。
「俺だって、もっと生きてみたい。生きてみたい。生きることを感じたい。」

あらすじだけを読むとどんなギャグ小説?と思っていましたが、冒頭のこの文章からもわかるとおり、内容はいたってせつなかったです。

読み終えると、登場人物たちに幸せになってほしいなあという気持ちでいっぱいになります。

最初はタランチュラやシジミチョウなど、なんだこれ?と思っていましたが、すっかり、虫に興味が出ました。
とはいえ、実際の虫が嫌いな人でも大丈夫なように書かれています。

とにかく、主人公の翼くんががんばりやで健気。でも、中身はなかなか男前で強い子なので、そこもよかったです。
擬人化かどうかは微妙だし、人によっては地雷になりそうな要素もたくさんありますが、それでも一度読んでみて損はないかなと思います。

設定は異色ですが、内容は王道。でも、王道大好きですから問題ありません。

続きも読んでみたいな。