業務上過失ポルノ以来、お久しぶり!の長与先生で早速読みました!!
やっぱり絵がキレイで丁寧〜。るねさんはイケメンだし(バ〇〇フィ〇〇のアッシュに似てる。昔過ぎるか笑)、さくらはくりくりお目々がかわいい〜〜。そして相変わらず心の襞(←Hなやつではない)が繊細に言語化されてるな…と。前作も思ったけど先生の作品の特長は、キレイな絵+高い画力による迫力あるリアルなエロ+コミックスにしては多い文字情報、だと思うんですが今作もそう。
さくらが若くて成育歴的に(両親が離婚)ちょっとだけネガ思考になっちゃうことがままあるんですが、それで拗れたりしないんですよねー。さくらがモヤモヤや不安をいちいち吐き出すし、るねさんが大人の経験&余裕でそれを丁寧にすくい上げるのがすごく良くて。るねさん、分かりやすく溺愛攻めって感じじゃないんだけど、すごーく愛情を感じ取れました。そして自分も癒された…(なんで?)
あと、単純にVtuber界隈のトピックが面白かったです。全っ然知らない世界なんだけど、るねさんとさくらは別ジャンルでそれぞれリアルに描かれていて想像しやすかったです。わ〜〜楽しそう!自分も参加してみたい〜みたいな。Vtuber関係ないけど高級サウナ検索してしまいましたよ。友だちとか家族で行ってみたいです。
お気をつけいただきたいのは、業務上ほどエロさが振り切っていない点です。というより、ちるちる基準の標準にも行ってないかも…?個人的な感想ですが。なので前作みたいエロさを期待される向きにはご期待に添えない気がします。
それ以外の地雷要素としては、それぞれ元カノがいた(具体的な描写はないけど体の関係にはばっちり言及)…どころか、るねさんの方には婚約直前の彼女がいたことでしょうか。私はこういうのダメな時は本っ当にダメっていうか、実はとても苦手な設定なんですが、こちらはなぜか大丈夫でした。なんで?リアル感かな?この二人はお互いに人として好き合ってる感じが伝わってくるから性別飛び越えてもびっくりしないとか?単に推し作家さまだからかもしれませんが。
ああっ、そうだ!重大なお知らせがあります。電子の修正事情です。私は大変この点を重視しており(重って言い過ぎ)、新書館は必ずRent○さんで購入しているのですが今作は関係なかった…!!修正の必要のない、体位や腕や足で見えない仕様になっております……!!!!!長与先生の画力による神tkが見られません泣。限定特典があったのでシーモ○さんで買いたかったけど、悩んだ末に修正を重視してRent○さんで買ったのに。少数かも知れませんが同じ悩みをお持ちの同志、こちらはシーモ○さんでも大丈夫ですよ!
配信者CP、友だち感覚のわちゃわちゃ、大きなすれ違いのない日常、意外に包容力のある大人攻め×素直な受け、あたりにひっかかる方に大変おすすめです。是非、るねさんがさくらを大切にしているのをみてヒーリングされてくださいませ。
WEBの方で一時期むさぼるように(笑)読ませていただいていた作者さまです。
地の文なのに口語過ぎたり(俺って〜とか、文末が〜じゃん?とか…)キャラの区別なく全てのセリフが軽いなどということもなく、全体的に読みやすい文章で、ストーリーも切ない状態が長く続いてからのハピエンという形が多いので、じれじれした後にめっちゃカタルシス&萌え爆発!!となる感じにかなりハマっていました。そして、大好きなディアプラス文庫で商業デビューされるということですごく楽しみだったのですが、、、再読に二の足を踏むなぁと気づいてしまい。
最初はじれじれ展開を楽しめたんだけど、受けも攻めも言葉が足らなさ過ぎてモヤモヤが止まらない…。ひとりよがり過ぎんか?と。そういうところは読み飛ばしてもう一度読もうとすると最後の最後しか残っておらず、結局じゃあ止めとくか、となってしまいました。すみません…。
私は日々の楽しみのためにBLを嗜んでいるので、モヤモヤするのが分かっているとどうしても手が伸びないんですよね〜…。でも、これは自分に余裕がないからだけなのかもしれません。
お話の幅も広くファンタジーも現代物も古今東西なんでもござれという作者さまなので、今後も楽しみなのは間違いありません。次作も楽しみにしています。
相変わらず絵がお美しい!!大好きな作者さまです。
貧しい小国の王子(世継ぎではない)の受けが、たぶん近衛のトップである攻めと長らく想い合いながらもお国の事情で隣国に婿入りするという前世。で、現世では同い年の高校生として転生。攻め視点です。
最初に読んだ時は先が気になり過ぎて、細かい状況はさておいてダーーーっと読んでしまったので、読み終えて萌2でじんわりきたなぁ…くらいの感じだったのですが、、、再読してみたらとんでもない。もう切なくて切なくて〜〜
想いを残した前世に対しての現世。お互いが断片的なことしか覚えていない上に別の事柄なものだから、それぞれが相手の真意は誤解したまま、それでも想うのをやめられないという…つ、辛いよ…
でもクライマックスに向かうにつれて核心に触れる記憶を思い出していく流れが素晴らしいです。七星の顔に傷が残っている意味とか、七星に呼ばれて振り向く時の何かを期待してる雷央の表情とか、色々散りばめられてました。モノローグとかセリフもよかった。きっと読んでギュッとなる言葉がありますよ!
最後は本当にもうよかったねの一言につきます。ずっとイチャイチャしてて欲しい…(アフターストーリー最後の雷央のセリフ吹きました。笑)
あ。紙と電子同時発売なのもありがたかったです。
出版社さんありがとう〜
やばいです。
きゅんきゅんし過ぎてでんぐり返ししてしまう…
普段はどエロいお話もどんと来いなんですが。っていうか、どちらかというとエロがないと物足りない感に苛まれる方なのに、なんでこんなに萌えるんだろ…?
まず、DKふたりがピュア過ぎてまぶしいです。どっちもすっごくいい子。最初の方で友達になるくだり。攻めはゲイであることを周囲に隠していた中学時代の心境を震えながら語り「友達になってほしい」と伝え(クールなイケメンな見た目とのギャップ!)、受けは攻めを誤解していたことによる自分の態度を「ごめん、不誠実でした」「勇気を出して言ってくれてありがとう」って…やばい、泣いてしまいそう…。そんな好きになるしかないふたりが繰り広げるモダモダの恋模様にページをめくる手が止まりません。
もう徹頭徹尾そんな感じの一冊(どんな感じ)です。観覧車のところなんて尊くて叫びながらでんぐり返し3回くらいしちゃう感じだったし、慈狼の部屋での宿題のところニヨニヨしちゃうし満の一言には吹きました。全体的に王道で数多の別バージョンを読んできたと思うのですが「あー。それね」っていう心境に全然ならず。…作者さまのセンスなのかな?
とにかく買って大正解で大満足。もっと慈狼とみつるの先が読みたいような、ピュアなままのエンドがいいのか悩みますが、続編が出たら絶対買います!
え?!やばい!
すっご〜〜〜く良かったんですけど!!!!!
…というのが読後の第一声(心の中)です。
初読みの作者さま。
ほのぼのリーマンものでも読むかぁ(失礼)みたいなノリで、表紙とサンプルの雰囲気から安易に(とても失礼)購入。読む前後の私の内面の変化がすごい。私比で。
恋愛の最初と+くっつくまでのモダモダと+つきあってからの葛藤と+果ては元カレ登場まで各ステージでの萌えが1冊でばっちり供給されました。ハァ、お得だった。
何といっても、攻めの青木の一途さがもう、、、
瀬野と一緒に、こいつかわいいなぁ〜と悶えてしまいましたよ/////
冒頭のテキトーに軽く生きてますみたいな感じでは全然なくて。愛情表現がいちいちストレートで、仕事も頑張るしデキるし、もろもろ変に悩まず溜め込まないのが清々しいし、いい塩梅の年下攻め感が素晴らしい!
あと、個人的にお仕事描写がちゃんとしてるので変にイライラしないで済みました。(社会人だといいかげんな描写されると引っかかりません?)
ということで、作者さまの次の作品が楽しみになりました!
ちなみにのほほんとした素朴な雰囲気は終始ただよっております。しいたけの原木とか出てくる。笑
むむむ…。
辛辣なレビューになってしまいました。作者さまのファンの方やマイナス面も含めて知りたいという方以外は回れ右願います。
*
傲慢で冷たい攻めが定番(ですよね?)の作者さまが溺愛攻めを書かれたとのこと。いままで数冊読んだ義月さんの書かれる攻めがあまり好みではなく購入は迷ったのですが、小山田さんの美麗なイラストと面白そうなあらすじ(好きになった人が双子の自分ではない方と婚約とか滾るシチュエーション!)+溺愛とのことで、やっぱ好きそう!と思ったので購入しました。…結果、様々な点でやはり萌えきれなかった。溺愛って、え?そう?っていう感想です。言い方が悪いですが、とってつけたような印象を受けてしまいました。
そもそも、受けも攻めも周り(同僚のラリーさん、もっと受けに干渉してきて嫉妬の種ください)もキャラとしての魅力をそれほど感じなかったです。っていうか双子弟がBL的萌えと関係しない部分ででばり過ぎ。みんなに大切にされて我儘し放題で、なんでそんなに愛されてるの?って不思議になる性格。双子兄である受けは、なぜか常に彼より劣るという書かれ方をしていて(読者の印象は逆だと思いますが)作者さまが読者をモヤらせて味方になって欲しかったんだったら逆効果でした。単純にイライラしてしまいましたから。
攻めも受けが運命の番と分かった後は甘くはなるのですが、運命じゃなくても好きになって欲しいところ。みんなに愛される弟には目もくれず、地味に見える受けの本当の魅力に気づいて愛してほしいっていうのが腐心なのに…。紳士だからか知りませんが終盤でも弟に甘い態度でイライラ。っていうか出会いで弟を運命と間違っていたわけで全然ダメじゃん!っていう…
あと、文章と相性が合わないのかいちいち引っかかってしまうところ多数。基本受け視点でしたが、数行ごとに人称が変わるところが度々あったり、たぶんヨーロッパが舞台で王族や貴族のお話なのに口調がフランク過ぎたり(イケメンとか、うざいとか)。現代物だから、よりリアルにということなのかな?違和感がありました。
そして何より。終盤に突然出現した(ように感じた)幸運を与える黒髪の双子の物語パートに違和感。それなりのボリュームがある歴史上の悲運(悲恋ではない)の物語なんですが、過去にロックハート家ひいては国を救った黒髪の双子のことが表面上のみ淡々と綴られていて、感情移入すればいいのか、とりあえず流れを把握しておけばいいのか感情が迷子に。さらに、攻めの親族である大叔母にも実は大きな秘密があってと続き(黒髪の双子は全く関係ない。ぶっこまれた感)突然降って沸いたビジネス上の問題が起こり、いま世界で起こっているような世情も匂わせつつスピード解決…。つ、ついて行けん。私はBがLしてるところを見たいのです。お仕事BLも社会派BLも大好きですが、経緯だけ語られてもなぁ。
ということで、全体的に上滑りな印象でした。もう少しできゅんの洪水がきそうな材料はあるのですが、料理のしかたが好みではなかったです。
そもそも犬猫(特に犬)が大好きです。
なので、まずちるちるでレビューが上がっているのを読んで(上げてくださった方、ありがとうございました!)要チェック作品ということで購入リスト入り。その後、電子で出るのを今かいまかと待ちかねていました。
で、発売してすぐに購入。もう4〜5回読み返してますが、すっっっ…ごく良いです!!!!! 皆さん、おっしゃってますが最高にかわいい!本当にかわいいです!!
初読みの作者さまですがまず絵がキレイですね。犬と猫の造形もリアル且つかわいい。猫の目の透明感のあるビー玉みたいな感じとかよく表現されてて、うわーキレイ!みたいな。
お話もほのぼのしてて本当に癒されます。攻めの松本(犬)の真面目で誠実な感じとか、受けの佐々木の猫っぽいかわいさとかがキャラのしぐさや個性として活かされてて、ふたりのやり取りにきゅんきゅんしてしまいました。犬猫バージョンの耳がピコピコって動いたり後ろ側に倒れてたりするのを見て、動物を愛でる気持ちとBがLしてるのを見て萌えるのと、両方があいまってきゅーーーーんと。笑
あと、えっちの時に興奮して犬や猫にもどってしまって困惑してるのとかクスッと笑っちゃうし、かと思えば本懐を遂げてめでたく結ばれた時、普段やさしい松本が「ぐるるる」って雄顔になったり、佐々木のしっぽが松本に巻きついてるのもすごくいいです/////
書き下ろしは恋人になった後のいちゃいちゃ。ここだけだったら10回は読んでます。んもーーー。か わ い いーーーーー。
とにかく、かわいいが尽きない。犬や猫がお好きな方におすすめです!
作者さま買い。私がもふもふに初めて萌えたのは作者さまの鵺のお話でした。(先生、マニアックですね…)でもちょいちょい好みから外れることもあるので用心して(スミマセン)レビュー待ちしてました。皆さま、ありがとうございます!お陰様ですっごく良かったです!
もう萌えました〜〜〜!不器用アルファ攻め×自己肯定感の薄い不憫受け、といったところでしょうか。とにかくキャラがいいです。アルファの割に不器用かもだけど、更にムカムカもするけど心根はいい奴な攻めだし、すっごく不憫だけど健気でしっかり者でうじうじしてない受けだし、周囲の人達も本当に素敵で(胸糞な人は若干名)ノンストレスで読めました。お話のテンポもよく、央我の言動にモヤモヤしながら健気な漣に涙し、いつになったらくっつくのかというエンタメ感もあったし、勧善懲悪もあってスッキリ、ちょうどこういうのが読みたいという気分にピタッときました。
最後に大好物の攻め視点が入っているのもよかった!モヤモヤが(ちょっとは)解消されました。漣にべったりな甥っ子に嫉妬する央我の話、もっとください。っていうか、結婚式とか子どもが生まれるところも読みたいです。口絵では足りない。短編でもいいのでおかわり下さい!!
…神をつけてしまう自分が。アレックスがあまりにも酷いと単話で追っていた界隈の一部で評判だった3巻。発売日に買ってあったのですが私はコール応援団につきイライラしそうで積んでました(電子本だけど)。ようやく読んでみて、やっぱり面白いし萌えてしまった…。私にとってBLは癒し。最近、忙しく余裕がなくてストレスのたまらない溺愛系ばかり読んでいたのですが、やっぱり面白いもんは面白いってことですね。お互いがお互いでなければならない。分かりやすい溺愛系ではないけれど、俯瞰で見ればそこには深い愛があるんだな、と。クソ男ですが(コール泣かせないでよ!…でも気持ちも解る。超ストレートだったもんね…)アレックスがイケメン過ぎてぐっときます。